銭湯とは、入浴を目的にしている人々を入浴させるための施設である。公衆浴場ともいう。
概要
温泉は天然成分が由来となっているお湯(場所によっては、冷泉を温めているところもある)を浴槽に入れて入浴させるのに対し、銭湯は水道水をボイラーや燃やした薪等で温めたものを浴槽に入れて入浴させるの違いがある(とは施設名が◯◯温泉の銭湯もある)。
銭湯と聞いて連想するものとしては
- 高い煙突
- 下駄箱
- 番台
- 胸の高さほどの脱衣ロッカー(頭より上まである脱衣ロッカーもある。)
- 入り口側に洗い場(関西圏だと浴槽と平行してある場合もある。)
- 奥へ行けば2,3つほどの浴槽
- 極端に熱いお湯
- ペンキ絵
- 昭和の面影
であろうか。
一般家庭に風呂がなかった頃は銭湯で身を清めていたが、家庭に風呂が普及していたこともあって、銭湯は減少傾向にある。
また、昔ながらのスタイルから電気風呂や露天風呂、サウナを設けたり、温泉を用いたりと施設をリニューアルする銭湯が出てきたり、これらに加えて飲食施設や理髪店が併設されている施設(いわゆるスーパー銭湯)が出てきたりしている。(近くにコインランドリーのある銭湯もある模様)
銭湯に通う人の中には背中、場合によっては全身に入れ墨が入っていたり毛を金髪や銀髪に染めたヤンキーやDQN風の人もチラホラ居るのでその人に絡まれないようにしよう(特に大阪市は顕著)。もし、絡まれたらすぐにその場を離れて番頭さんに連絡するといい。
近年は老朽化やお客さんの減少、番頭さん達の事情もあり各地の銭湯が閉業する例も多数見られている。いつまでこの昭和の風景が残るかは分からないので早めに行ってみるといい。
なお、銭湯は温泉みたいにシャンプーや石鹸が備わっていないので注意。スーパー銭湯は、店舗によっては備え付けられているところもある。いずれにせよ、入浴のための道具を持っていた方が無難である。
関西の場合、基本的に都市部ほど多く存在しており、郊外に離れる程少なくなる傾向にある。そして公共浴場と呼ばれる自治体が運営してる銭湯が増えてくるイメージである(こちらは都道府県ごとの値段より大きく割安になっている所もある。市内か市外かで料金が異なることもあり、地域住民専用のものも。全体的にこちらは浴槽のみの場合もある)。
銭湯という施設の特性上支払いは現金のみで、キャッシュカードやPayPay、交通系IC等は対応していない場合が多いので注意(編集者が回った銭湯のうち、9割方は現金のみであった)。
記事をお読みになられた皆さんも、たまには銭湯へ行って体を伸ばしてゆっくりお湯に浸かってみてはいかがでしょうか。
風呂上がりの牛乳、コーヒー牛乳やフルーツ牛乳も定番。もちろん瓶のやつで。
銭湯の場所を知りたい場合はこちらの「ゆる~と日帰り温泉地図」を使ってみるといいだろう。いつも通り過ぎてる近くにあることも。
10月10日は銭湯の日
千(せん)と十(とお)の言葉から1010を「せんとう」と読めることにより、東京都浴場組合では10月10日(1010=セントウ)を「銭湯の日」として制定。のちに日本記念日協会に申請し認定された[1]。
これにちなんで、東京都内の各銭湯では毎年10月10日にイベント風呂が開催されている。
ニコニコ大百科内に記事のある銭湯・公衆浴場・日帰り入浴施設・健康ランド類
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関連項目
脚注
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