A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!とは、2017年4月9日より文化放送にて生放送されているラジオ番組である。2019年4月からは毎週土曜日の19:00~21:00に放送。2019年3月までは毎週日曜日の11:00~13:00の放送だった。
地上波(AM1134kHz/FM91.6MHz)では関東ローカルだが、radikoプレミアム(エリアフリー)または超!A&G+にてネット経由でサイマル配信されているため、これらを使うことで全国各地から聴取可能となっている。
概要
番組名 | A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち! |
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放送局 | 文化放送、超!A&G+ |
放送時間 | 毎週土曜 19:00~21:00 |
パーソナリティ | 阿澄佳奈 |
アシスタント (隔週交代) |
青木佑磨 小日向ゆか |
リポーター (週替わり) |
宮島咲良 佐々木舞香 寺坂尚呂己 平嶋夏海 原田ちあき 和泉芳怜 |
箱番組担当 | 木野日菜 あいなぷぅ |
パーソナリティーは阿澄佳奈。
アシスタントは青木佑磨と小日向ゆか。原則隔週交代だが場合によってイレギュラーになる。2019年3月までは青木と中倉隆道、2019年4月から2021年9月までは青木と浅川梨奈が担当していた。
リポーターチーム「キミまち!なびレンジャー」として宮島咲良(隊長・レッド)、佐々木舞香(=LOVE、ホワイト)、寺坂尚呂己(グリーン)、平嶋夏海(パープル、2020年5月より)、原田ちあき(ブルー、2020年5月より)、和泉芳怜(PiXMiX、ゴールド、2021年10月より)が担当。2019年度は忍野さら(ピンク)、YURiKA(イエロー)も出演していた。
従前の「キミまちキャラバン隊」は忍野さら、岡田彩花、白石晴香、高橋花林、野上翔、堀之内仁(以上2017年度から)、佐々木舞香、根本凪(でんぱ組.inc・虹のコンキスタドール)、花倉洸幸、奥山敬人(以上2018年度から)が当番制で担当していた。2017年度は伊達忠智、宮本悠丞も出演していた。
文化放送が日曜の昼間に2時間のアニメ&ゲーム専門の生放送番組を編成するのは史上初めて。
番組では通常のリクエスト、ゲストのコーナーのほか、フルコーラス専用のリクエストコーナーもある。
また中継コーナーとして、リポーターをアニメやゲームのイベント、ライブに派遣し、現場の様子を生中継する。
番組発表会見で語られた阿澄の意気込み
今回、お声がけいただきまして。私にとって初めてのレギュラー生放送番組。とても緊張しますし、プレッシャーもありますが、新たなチャレンジをさせていただくことになりました。アニラジ枠で、日曜お昼地上波は新しい試みと聞いています。新しいことが、たくさん出てくる番組になりそうで、ワクワクしています。0から育てていくという感じで、頑張っていけたら。
下述のコーナー企画の内容が評価されてか、第4回アニラジアワードにおいて、BEST CREATIVE RADIO 企画ラジオ賞新人部門を受賞している。
2019年4月からは、週末のナイター番組『文化放送ホームランナイター』のレギュラー編成を取り止め、土曜日をA&Gゾーン主体の編成に変更するのに伴い、土曜日の19時から21時の放送枠に移動することになった(超!A&G+でのサイマル配信も継続。ナイター中継などによる特番編成がある場合は番組休止予定)。このため、番組内容をリニューアルした。
具体的には隔週アシスタントが中倉から浅川に交代、中継コーナーも「キミまちキャラバン」から「キミまち!イベントなび」へとリニューアルし、リポーター陣も刷新。フロート番組も佐々木琴子(乃木坂46)とHi!Superbそれぞれが担当する物に変わる。あわせて4月からは番組のヘビーリスナーでもある渡部チェルによるエンディングテーマを、6月からは1月にゲストに来た時点では口約束だったのがトントン拍子で作ることが決まった田中公平によるオープニングテーマを使用している。
2022年2月5日の放送のエンディングにて、番組が3月いっぱいで終了することが発表された。
主なコーナー
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アニソンリクエスト:本番組のメイン。その週のテーマに沿ったアニソン・特ソン・ゲームソング・声優の楽曲のリクエストをハガキ、FAX、メール、Twitter、LINEで受け付け、採用されたら1コーラス程度曲を流す。
- 普通のリクエストもあるのだが、中にはそのテーマからいろいろと捻ったリクエスト(大喜利枠、別名「キミまち脳」)が採用されることあれば、その回が「フリー(どんな曲でも可)」だが、特定の条件が課せられる(ハガキ限定、曲や作品に関するトリビアを書く、エイプリルフールなので「アニソンっぽいけどアニソンじゃない」曲、等)、リクエスト手段が限定される(前述のハガキ限定や電リク限定など)場合も。また場合によっては「阿澄枠」「ジャニーズ枠」「森雪之丞枠」「俺たちのこおろぎ'73」など、かかるのがほぼ定番化した歌手・作詞家・作曲家の曲の総称ができることもあったりする。
- ちなみに放送された楽曲の情報は随時Twitter番組公式アカウントがツイートするほか、番組終了後にはLINE公式アカウントページやSpotify公式アカウントのプレイリストにその日の楽曲一覧が掲載、Twitterのモーメントにもツイート内容がまとめられる。
- リクエスト曲が採用されたリスナー(多数の場合抽選で1名)には楽曲情報とパーソナリティの阿澄及び隔週アシスタントのサイン入りリクエストカードがプレゼントされる。
- キミまち!イベントなび:アニメ関連のイベント情報を紹介しつつ、リポーターチーム「キミまち!なびレンジャー」が関連するイベント現場から中継するコーナー。2020年4月からは新型コロナウイルスがらみでイベントが開かれない状況を受けて、「なびレンジャー自らが家においても重要イベントだと思うコンテンツ」をプレゼンする「イベントなびZ」として放送。
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フルじゃなきゃ、イヤ♥:その週のテーマに関係なく、フルコーラスで聞いてもらいたい楽曲専用リクエストコーナー。あすみんの可愛らしく「い・や♥」というタイトルコールとコーナー紹介時の「い゛や゛ーっ!」という駄々っ子アスミス状態のギャップを楽しむのもポイントのひとつ。そしてタイトルコールを聞いた浅川がヘブン状態になるのが恒例。しかも職務を逸脱するようになった。
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キミまちゲストルーム:その名の通りゲストコーナー。ゲストと共にリクエスト曲を聴いたり、ゲストに様々なことを聞いたりする。ゲストがいないときは休止しリクエスト曲をかけ続ける。2019年4月からは全編ゲストが出るようになったため、実質本編と統合した感じになる。
- ゲストは基本的に声優やアニソン歌手、作詞家・作曲家やアニメ監督(今のところ佐藤順一監督のみ。実はこの番組のヘビーリスナーでもある)がメインなのだが、時には意外なゲストが呼ばれることもあって、例えばラップアニソンの回という事でラッパーの般若を呼んだら、彼が大の漫画好きジョジョ好きだと判明し、その話の内容がリスナーに大受けしたものだから、のちに少年漫画原作アニメ回などで再度ゲストとして呼ばれるまでに至る(そして自分のCDやライブの宣伝をせずに青木とジョジョトークしまくる)。また、東京マラソンが開催された日には、QRではスポーツ関係でもいろいろ出演しているアニメ大好き山の神こと柏原竜二が出演、VOCALOID特集をした際には大のボカロ好きである将棋棋士の阿部光瑠六段が出演、さらに自身が出演したアニメのプロモーション関係であの松平健がゲスト出演した際には「大御所俳優のアニラジ出演」というまさかの事態で局内が大騒ぎしたりも。
- キミまちBar:リスナーのしょっぱい想い出や失敗談など「しょっぱい談」を募り、それにあった曲をアニソンソムリエのジェントル佑磨、ダンディ隆道がセレクトする。ゲストルームが長引いたりフロート番組が入ったりしてちょくちょく休業状態になるのが難点。そうしたこともあってか、2017年度限りで閉店。
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文化放送ニュース・天気予報・交通情報:略してN天交。超!A&G+でもそのまま放送される。2019年4月からは交通情報のみに。
- ニュースはバンブー竹内こと竹内靖夫アナが担当するが、竹内アナの状況によっては他の文化放送アナが出演も。竹内アナは基本土日のニュース担当なので、4月からも19時前の天気予報・交通情報の最後に今日のキミまち!の内容を紹介するという関わりが続くことに。
- 天気予報は基本その週のアシスタントが原稿を読み上げていたが、公式Twitterのフォロワーが5000人増えるごとまたはスペシャルウィークでの放送では阿澄がお天気お姉さんになった。実は二度ほど早見沙織がお天気お姉さんになったりした(代理パーソナリティで丁度フォロワー2万人に達したためこれも阿澄の代理で読み、さらに後日ゲスト出演した際にも特別に読んでもらった)。
- 交通情報も何気にアナウンサーの声の良さとかが実況の対象となり、中でも山田千佳アナ(現在は交通情報から離れフリーアナウンサーとして活動)はその独特な艶のある声から阿澄やリスナーの中ではダントツの人気を誇る。
フロート番組
- 山本彩乃のラジオシュタインズ・ゲート(2017年7月):山本彩乃が『Steins;Gate』の魅力を紹介。
- 鈴木このみのお昼どうする~?(2017年7月~2019年3月):鈴木このみがその日のお昼ご飯や普段の日常などを語る。最後には当日のキミまちのリクエストテーマからこじつけて自分の曲をかける「このみリクエスト」もある。
- サイボーグ009VSデビルマンVSラジオ(2017年8月):M・A・Oと浅沼晋太郎が『サイボーグ009VSデビルマン』の魅力を紹介。
- 田中あいみ・芹澤優のディアホラジオ(2017年8月~9月):田中あいみと芹澤優が『ディアホライゾン』の魅力を紹介。
- ロードモバイルpresents古川登志夫・桟夏音のアニラジドリーム(2018年3月):『ロードモバイル』のドリームチャレンジで優勝した桟夏音が大御所声優の古川登志夫の指導を受けながら『ロードモバイル』について語る。番組終わりには古川から阿澄へのフリがあったりも。
- 忍野さらの忍えて☆ダービー・有馬記念(2018年以降の5月・12月):2017年末、キャラバンで行った有馬記念で買った馬券がビギナーズラックが炸裂し大的中で儲けてしまった競馬初心者のGカップ女子大生→タダのGカップこと忍野。そんな彼女が日本ダービーや有馬記念について当日実況を担当する高橋将市アナや長谷川太アナから色々教わる期間限定コーナー。
- 花鈴のマウンドpresents 下地紫野の女子野球応援団!(2018年6月~8月):女子野球を扱った漫画『花鈴のマウンド』を題材に、下地が同作や女子野球全般についてその魅力を紹介する。多分金曜22時のやきう番組とは関係ない……はず。
- Hi!SuperbのHi!Cheese!(2019年4月~2021年9月):Hi!Superbのメンバーがトークを繰り広げる。女子向けコーナーかと思ったらネタのノリで男性リスナーからのウケもなかなかよい。
- 乃木坂46佐々木琴子のトップギア→佐々木琴子のトップギア(2019年4月~2020年10月):乃木坂46屈指のアニヲタ佐々木琴子念願のA&Gでのラジオ番組。佐々木が新旧問わずアニメについて語りまくる。大の石原夏織推しなのでキャリさん好き好きトークをするかと思えば、劇パトの後藤隊長について熱く語るなどなかなか渋いところも突いてくるので、乃木ヲタだけでなく年配のアニメファンも話の内容に感激。
10月19日には日本シリーズ中継で地上波での放送が休止した代わりに超!A&G+で自身初の2時間生放送特番「オーバートップギア」が配信された。2020年3月いっぱいで乃木坂を卒業したため、4月からは冠が外れました。 - 明治きのこの山presents上坂すみれの新きのこ党宣言!(2019年6月~8月):2018年に行われた「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」でたけのこ党に惜しくも敗れたきのこ党。そんなきのこ党員の奮起を促すべく、声優界きってのきのこの山派として知られる同志上坂すみれが、その「きのこの山」愛を語り尽くして党勢拡大と来たるべき2019年総選挙での勝利を目指すプロパガンダトークバラエティ番組。2回目と3回目には小松未可子も来るぞ。
- モスも、りきゃことジャあ〜んボメンチしたら(2019年10月~11月):きのこの山の次はモスバーガー。ということで逢田梨香子から期間限定商品の「モス期間限定バーガージャンボメンチ」を「あ~ん」と食べさせてもらえるシチュエーションや台詞をTwitterで募集、それをミニドラマにして放送するという物。
- あのね、うみね、おはなしするね。→あのね、うみね、ましろもね。(2019年12月~2021年9月):あわしまマリンパークのPRキャラクター、ウミウシ萌え擬人化の淡島うみねと告知した事前収録時にTwitterやメールでリスナーとリアルタイムコミュニケーションを取る番組。番組ナビゲーターは豊田萌絵が担当、というかうみねの声って…げふんげふん。
2020年10月よりリニューアルし、うみねの友達の内浦ましろと中の人ナビゲーターの小山百代が新たに加わることに。
2021年9月になり関連会社で勃発した大人の事情により突如として番組が休止となり、そのまま10月一杯で正式に番組打ちきりとなった。 - 嘘とカメレオン 渡辺壮亮の琴線イッパツ!!(2020年10月~12月):ロックバンド・嘘とカメレオンのギター&コーラス担当、渡辺壮亮。ライブMCでも番組ゲスト出演時でも思い切り喋り倒す彼は大のアニメ・漫画・ゲーム好き。そんな彼が琴線に触れた作品やアニソンに関して語りまくるというもの。
- ミヤジマンのスーパーGIタイム(2020年10月~):毎度恒例競馬コーナーは少々早まって秋のGIシーズンから開始。今回はタダのGカップさんではなく、普段は日曜にBS11の競馬中継でアシスタントを務めている宮島咲良隊長がその経験を元に、翌日開催のGIレースの見所や注目馬を紹介し、馬券予想も披露する。
- わーすた 三品瑠香の推しがいればそれでいい。(2021年1月~3月):アイドルユニット・わーすたのパステルピンク担当、三品瑠香。普段の趣味がアニメ鑑賞だという彼女が「推し」の作品・キャラクター・アニソンについて語る。
- 柏原竜二の文化放送サブカル会(2021年4月~6月):普段文化放送では駅伝関係の番組に出演するが、上述の通りアニメ好きでA&G枠にも顔を出すことがある二代目山の神こと柏原竜二。そんな彼がメディアで初めて好きなアニメについて語る番組。まさかの抜擢に本人だけで無く妻の八木菜緒アナ(元QR、現BS11所属)もびっくり。
- 草野華余子の転生してもオタクでいたい(2021年7月~9月):シンガーソングライターとして活動する傍ら、作詞家・作曲家としてもアニメソングを多数手がける草野華余子。実はかなりのオタクで大のアニメ・ラノベ好き。ゲストに出たときも同い年の宮島隊長とも意気投合してすぐ友達になるほど。そんな彼女がアニメ愛を存分に語る番組。
- 木野日菜まるまるの木(2021年10月~):若手声優として活躍の幅を広げ始めている木野日菜。そんな彼女のほんわかしたトークとともに彼女の木のように成長していく過程を見守る番組。
- BURNOUT SYNDROMES 熊谷和海 俺の妄想を越えてゆけ!(2021年10月~12月):アニソンも手がけることも多いロックバンドBURNOUT SYNDROMESのフロントマン熊谷和海。実は番組ゲスト出演時にも熱く語った姿を見せるなど、結構なサブカル好き。そんな熊谷がアニメや漫画、アニソンについて妄想全開で熱く語る。
- パーパー あいなぷぅのたたかわないヒロインが好き(2022年1月~3月):お笑いコンビ・パーパーのボケ担当、あいなぷぅもこれまた大のアニメファン。しかも元々声優志望で名古屋コミュニケーションアート専門学校のアニメ声優コースを卒業しており、友人の影響でコスプレも楽しむほど。そんな彼女が好きなアニメやアニソンだけでなく、カップリングまでも語るトークプログラム。
関連商品
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関連チャンネル
番組公式チャンネルでは、番組放送後に動画付きのアフタートーク番組「キミまち!町内会」を放送している(2019年3月までは生放送、4月からは放送後収録した物を深夜24時に配信。非会員は冒頭部のみ、フルで見る場合は有料会員登録が必要)。阿澄とその週のアシスタント、レポーター(近場から戻ってこれる場合はスタジオに、そうでない場合はテレビ電話で出演)、時折ゲストがその日の放送などを振り返ったりする。中継で手に入れたグッズもここでプレゼントされる。また、リポーターが当番制で取材の模様を振り返ったり自分のことについて話す「キミまち!キャラバン通信」も配信されている。
関連項目・外部リンク
- 文化放送
- 超!A&G+
- A&G TRIBAL RADIO エジソン
- A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン
- 阿澄佳奈 星空ひなたぼっこ
- 公式Twitter(@kimimachi_qr)
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