高畑京一郎(たかはた きょういちろう)とは、日本のライトノベル作家である。たぶん、きっと。
概要
1993年、『クリス・クロス 混沌の魔王』で第1回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉を受賞しデビュー。デビュー作、第2作『タイム・リープ あしたはきのう』、第3作『ダブル・キャスト』まではハードカバーで出版され、のちに電撃文庫に収録された。現在は『Hyper Hybrid Organization』シリーズを執筆中。……のはず。
とにかく筆が遅い。現在は専業作家らしいが、とても専業作家とは思えないほど遅い。具体的に言うと10年以上新刊を出していない。2006年には「新刊を3冊出します」などという宣言をしたが、2006年138月現在1冊も出ていない。そんな作家だが、新刊が出さえすれば品質は保証されていることもあって、辛抱強く待ち続けるファンは多い。
2010年には8/25にメディアワークス文庫での新刊の発売が告知されたが、12/25に延期され、その後当然のように予定から消滅した。高畑ファンの2006年はまだまだ終わる気配どころか始まってすらいない。
デビュー作『クリス・クロス 混沌の魔王』は設定や展開の類似性から、岡嶋二人『クラインの壺』とよく比較される。第2作『タイム・リープ あしたはきのう』は、その緻密な構成から高く評価され、実写映画化も果たした(映画はわりと賛否両論)。現在進行中(のはず)の『HHO』は、「仮面ライダーに恋人を殺された男が復讐のためにショッカーに入る」物語。果たして作者が死ぬまでに完結するのか(そもそも続きが出るのか)も定かではない。
2002年から電撃小説大賞の選考委員も務めている。お願いだから小説も書いてください。
余談
2002年、電撃hpで連載していた『HHO』の原稿を高畑が落としたため、代原として掲載されたのが、第3回電撃hp短編小説賞二次選考落選作だった『撲殺天使ドクロちゃん』である。高畑が遅筆でなければ『ドクロちゃん』は世に出ていなかったのだ。そのため間接的にドクロちゃんの生みの親扱いされることがある。
一部では「おかゆまさきは高畑の別名義」説も囁かれていた(もちろんネタとして)。
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関連項目
- 小説家の一覧
- ライトノベル
- 電撃文庫
- 仮面ライダー
- 冨樫仕事しろ
- タイムリープ(「タイム・リープ あしたはきのう」で一般的になった言葉「タイムリープ」の記事。「タイム・リープ あしたはきのう」自体の記事は未だニコニコ大百科には作成されていない。)
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