魔法使いの印刷所とは、もちんちが原作を担当し、深山靖宙が作画を担当するWEB漫画作品である。
概要
2016年8月22日に原作者のもちんちが「も」名義でpixivに投稿した漫画作品を基として作られている。初出は2016年8月18日に自身のTwitterで投稿したミニ漫画。
大まかな設定は、コミケ帰りの主人公がなぜか異世界に転生してしまい、元の世界へと戻るためにコミケをヒントにした「マジックマーケット」を開催。そのマジケで元の世界へ戻るための魔法を見つけようと画策する…というもの。作中のキャラや地名などに現実世界での地名や書籍レーベルをもじったネタが散りばめられていたりする。
2017年8月31日に「G'zコミック」にて連載がスタートすることが発表され、同年10月1日から連載がスタートした。このときに原作では男性である主人公を女性にするなど、一部の設定が改変された状態でスタートした。その他の大まかなストーリーは原作に近い状態で進められている。
2017年10月3日から、作品の公式Twitterにてツイート機能を用いた作品配信をスタート。2017年12月1日からは「異世界コミック」というレーベル扱いでニコニコ静画(マンガ)でも連載を開始した。
2018年5月26日には待望の第1巻が各書店で発売開始。これまで配信してきたものに加え、描き下ろしも多数収録されている。また、発売を記念してニコニコ静画(マンガ)では、ネームと完成原稿を見比べられる企画を期間限定で実施した。
登場人物
- 主人公(正式名称不明)
原作版主人公。男性。コミケスタッフで性格も風貌も良くも悪くも地味。
ただ、思い切りと発想は良いらしく自ら印刷業の会社経営を発起し、戦闘が不能ながら必要とあらばダンジョン探索にも自ら付いていく行動力もある。
元の世界に帰るための魔法探しに、魔法使い版コミケ、マジックマーケットを発案し、自ら代表となる。
また、その拡大、及び円滑化を目論見、印刷会社を起業、これがタイトルとなる。
全住民が最低一つでも魔法を使える世界において、彼が使えるのは現在「複写(コピー)」一つのみ。
一度に1ページずつの魔法なのでそれなり以上に労力がかかる。 - 紙谷美香
コミックス版主人公。女性。黒縁メガネとベレー帽がトレードマークのちまくて愛らしい風貌だが会社務めの経験があることから一応成人はしているらしい。
基礎設定や能力は主人公氏とほぼ同一だが、いろいろと揉まれるうちにお金に関してはちょっと(?)煩くなってしまっている。それはそれで彼女の魅力でもある。 - クレア
コミックス版における美香の相棒兼先生。本職の魔法使いで巨乳美女。攻撃魔法(地系)を得意とし、印刷所では縫製担当。クールながら美香を溺愛しており、時々抱きしめたりしている。
関連静画
関連リンク
関連項目
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