100円ショップとは、ダイソーをはじめとする100円均一ストアの総称である。
概要
100円均一ストア、または100均(百均)とも称される。
100円ショップと称してはいるものの、消費税が導入されてからは103円になったり105円になったりしている。そのため、正確には100円ショップとは言えない。しかしながら、言葉の響きや語呂がいいことから、この呼び名が定着している。正しく言うならば、『税抜き100円ショップ』である。
販売商品は多岐に渡り、生活雑貨はもちろんアイデア商品なども扱っており、非常に便利である。
独立した店舗は勿論、スーパーやデパート内の一角にテナント入居(出店)している場合もある。テナント入居の場合、稀にだがメーン商品の一つであると思われるカップラーメンなどの食品類を扱っていないことがあるが、これは100円ショップ側に客を取られないための対策として、入居条件に「食品類は扱わないこと」が盛り込まれているためであると考えられる。
一部では100円以上する品も扱っている場合がある。ダイソーの場合は、100円以上であることが分かり易く明記されているが、ローソンストア100では食品の棚に平然と100円以上の商品が並べられていることもあるので注意されたい。また、組み合わせで2個100円、3個100円、4個100円で販売されている商品もある。
クレジットカードが使えないワケ
殆どの百均は基本的にクレジットカードは使えない。
そもそもクレジットカード払いの場合、店に対し後からカード会社から売上が振り込まれる形となるのでキャッシュフロー的には不利である(現金払いなら即座に店の手元に現金が手に入る)し、
クレジットカードで支払われると売上の一部が手数料として数パーセント天引きされてしまう。
(なお、店が手数料を客に負担させるのはクレジットカード加盟店規約違反であり、もし手数料を商品代に上乗せし、客からカード会社にその件をチクられた場合、最悪のケースの場合契約解除 すなわち垢BANとなることもある。特にJCB等はそのことに対しかなり厳しい態度を取ることで有名である。)
そのため、薄利多売の商売をしている百均にとってはクレジットカード払いを導入したくないのが本音である。
ただし、以下のような場合は例外となる。
- ローソンストア100全店
(ローソンストア100はローソンの格安ブランド。カード会社には「コンビニ」として登録している。カード会社への業態登録がコンビニの場合、手数料が1パーセント程度と非常に安く、クレジットカード払いでもそこそこ利益が確保出来る模様。) - ダイソーの一部店舗
ダイソーは業界最大手故かキャッシュレス決済への対応も他に比べれば積極的で、ほとんどの店舗がPayPayをストアスキャン方式で加盟。
それだけに留まらず、一部店舗ではダイソー名義でクレジットカード/電子マネー用の決済端末を導入している場合もある。 - 大型ショッピングモールのテナントとして入居する店舗
(イオンモールやアリオ、ららぽーと等の有名ドコロではテナント入居条件にクレジットカードへの加盟を義務付けている場合が殆ど。そのため店の本音としては出来ればクレジットカードは使ってほしくないが、やむを得ずクレジットカードへの加盟を行っている。)
主な100円ショップ
太字は大手4社である
- SHOP99 ※全店舗がローソンストア100に変更された。
- USマート
- イーシーアイ(得得屋)
- オカノグループ
- 音通グループ
- キャンドゥ
- セリア
- ダイコクドラッグ(一部店舗に百均ゾーンを設置)
- 大創産業グループ
- ナチュラルキッチン
- ひゃくえもん
- ローソンストア100 ※元SHOP99
- ワッツグループ
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関連商品
関連項目
- 節約
- 買い物
- コンビニ
- フライングタイガーコペンハーゲン(デンマーク発祥の低価格雑貨店)
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