曖昧さ回避
Dioとは、以下を表す。
- Dio - イタリア語で『神』の意味。ラテン語のdeusが元で、本項目ディオの名前の由来(※ジョジョニウム3巻より)。
- Dio - アメリカのヘヴィメタルバンド。1982年、元RAINBOW~BLACK SABBATHのロニー・ジェイムス・ディオを中心に結成された。本項目のDIOの元ネタ。
- Dio - 1993年のアニメ『ミラクル☆ガールズ』でEDを歌い踊った、沖本富美代&美智代の双子姉妹デュオ。作中でもエマ&マリエの双子役を演じている(本業の舞台出演のため、途中降板)。
- DIOあるいはディオ、Dio - 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの架空の登場人物。本稿で詳述する。
- Dio - ホンダの50ccスクーター(原付バイク)。
- DIO - ディジタル入出力(Digital Input / Output)の略。
- DIO - ディスク入出力(Disc Input / Output)の略。ディスクI/Oをさらに略したもの。
- DIOジャパン - コールセンターを運営していた会社。DIOの由来は「どこでもいつでもお電話ください」から。
- DIO - 対戦格闘ゲーム「ワールドヒーローズ」シリーズに登場するボスキャラクター。後にNEO-DIOと名を改める。
DIOとは、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である。
第1部「ファントムブラッド」、第3部「スターダストクルセイダース」ではラスボスを務めた。第6部「ストーンオーシャン」まで、各部のストーリーに大きな影響を及ぼしている。
『一巡後の世界』(パラレルワールド)の第7部「スティール・ボール・ラン」には彼の別の可能性と思われる人物のディエゴ・ブランドー(Dio)が登場する。
また荒木飛呂彦自身という噂もあり、現在スピードワゴン財団が解明を急いでいる。
概要
本名はディオ・ブランドー。第1部と第2部では「ディオ」、第3部から第6部までは「DIO」と表記される。
非常に容姿端麗かつ相手を心酔させるほどのオーラや話術、驚異的な能力、さらに執念を併せ持ち主人公ジョースター一族に長年の因縁を残した宿敵。第1部の「もう一人の主人公」でもある。
性格は上昇志向が強い野心家で常に上を目指している。冷酷で支配することが生きがい。読書好き。能力の研究に熱心になる性質である。また、彼は母親のために涙を流し、宿敵であるジョナサンを尊敬する面もあり、自分の利益になる行動を優先するため、本心とは裏腹に優しい振りをすることも怠らないという性質もある。
また、第7部はそれまでの物語とは独立したパラレルワールドが舞台であるがDIOに酷似したキャラクターが登場している。本名は 「ディエゴ・ブランドー」、通称は「Dio」となっている。
第1部
- 「酒!飲まずにはいられないッ!」
- 「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」
- 「貧弱!貧弱ゥ!」
- 「URYYY!!」
- 「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
- 「WRYYYYYYY!」
- 「このきたならしい阿呆がァーーッ!!」
イギリスの貧民街に生まれる。母に苦労をかけ死なせた自堕落な父・ダリオを嫌悪していた。少年期に母の形見のドレスを売るよう命じ暴力をふるうダリオに殺意が湧き父を殺すことを決意。少しずつ毒を盛り衰弱したダリオに、昔助けた恩があるというジョースター卿の養子になるよう言い渡される。
ダリオの死後、ジョースター家に養子として迎られ「一番の金持ちになってやる」「だれにも負けない男になる」という野望を胸にジョースター家の地位と財産を乗っ取る計画を立てる。ジョースター卿の食事に毒を盛るなどして計画を進行していく。しかし7年後、財産乗っ取り計画がバレて追い詰められると、石仮面を被り人間をやめ吸血鬼になった。
手下やゾンビを増やしていき、討伐のために駆けつけた波紋使いの一行と戦う事となる。主人公であるジョナサン・ジョースターとの青春の決着と死闘の末、海底に沈んだ。
エピソード
- 「何をするだァーッ」と訛りで誤植で怒られる。
- 「ズキュゥゥゥン!!!」→「さすがディオ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」と称賛される。
- 「君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ! 」と言われながら殴られる。そして泣く。
- 「こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!! 」と悪の臭いを指摘される。
- 「かかったなアホが!」と叫ぶ伝説の噛ませ犬ダイアーさんを気化冷凍法で粉砕する。
- 目からビーム:のちにストレイツォが付けた正式名称は空裂眼刺驚(スペース・リパー・スティンギー・アイズ)
第2部
直接の出番は無いが、老いたストレイツォが50年前に目にしたディオの強さ、美しさ、不老不死に憧れを抱き、吸血鬼になるため石仮面を被る。
また、ディオが生み出していたゾンビの生き残りが、主人公ジョセフの父親であるジョージ・ジョースターII世を殺害している。
第3部
第1部から約100年後。首から下はジョナサンの肉体を乗っ取り、海底から復活したDIOはエンヤ婆のもたらした「弓と矢」によってスタンド能力を身につけた。
悪のカリスマにして帝王。その圧倒的なカリスマ性に惹かれた者たちや、有能だが信用はできないスタンド使いに細胞「肉の芽」を頭部に植えてカリスマを抱かせた者たち、スタンド使いの賞金稼ぎなど、世界中に部下を増やす。
代表格な側近はヴァニラ・アイス、執事のテレンス・T・ダービー、参謀役のエンヤ婆。
部下のンドゥールはDIOを「悪の救世主」と呼んでいる。
また部下のホル・ホースはDIOの餌の人間たちが嫌々ではなく自ら望んで血を吸われ死んでいるのを見て「悪魔の人望」と言った。普段は呼び捨てで呼んでいたが後に「DIO様」と呼ぶようになる。
DIOと遭遇したアヴドゥルによるDIOの印象は「心の中心にしのびこんでくるような氷りつく眼ざし」「黄金色の頭髪」「すきとおるような白いハダ」「男とは思えないような妖しい色気」(※荒木飛呂彦画は色固定では無いのでカラー画によって色は変わる)
また、物語終盤の決戦まで顔が影で隠れた状態で登場する。格闘ゲーム「未来への遺産」でのキャラにも登場した。この状態はスタチューレジェンドのフィギュア化の際に「影DIO」と名付けられた。
第1部の頃から印象的な台詞回しが多く悪役ながら読者に好かれていたが、第3部も出てくるたびやたら名言、迷言、名シーンを生み出してくれるので原作ファンからの人気はとても高い。
- 「きさま!見ているなッ!」
- 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
- 「このDIOが生まれた時代は馬車しか走っていなかった」
- 「『世界』(ザ・ワールド) 時よ止まれッ!」
- 「WRYYYYYYYYYYYYYYーーーッ」
- 「歩道が広いではないか・・・行け」
- 「関係ない 行け」
- 「最高に「ハイ!」ってやつだアアアアア」
- 「ロードローラーだッ!」
- 「そして時は動き出す」
DIOが復活した影響でジョナサンの血統のジョースター一族がスタンド能力に目覚めだし、ジョセフ、ホリィ、承太郎にスタンド能力が発動した。
ジョセフの念写により自らの復活を知られ、自分を倒しに来た承太郎たちに刺客を差し向け、エジプトにて迎え撃つ。
ジョースターエジプトツアー御一行様との直接戦闘では時止めによる攻撃や、ロードローラーを初めて武器として使用した姿が多くの当時の読者にインパクトを与えた。戦闘の最中にジョセフの血を吸い、完全に体がなじみ最高に「ハイ!」になるも、プッツンした承太郎に敗北し、灰となった。
スタンド能力
- 世界(ザ・ワールド)
【破壊力:A / スピード:A / 射程距離:C / 持続力:A / 精密動作性:B / 成長性:B】 - スタンド名の由来は、タロット大アルカナ21番目のカード「世界」。
時を止める能力を持つ。また肉弾戦闘の能力もありパワー・スピード共に最高クラスを誇る人型のスタンド。超精密な動作も可能。射程距離は10mという、近距離が主な接近戦パワー型スタンドの中で脅威の長さがある。 - 時を止めている間にDIOが何かしても、普通の人間には「時を止められていること」自体を認識出来ないため、結果的に一瞬のうちに状況が変化しているかのように見え、そのため訳が分からず「あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 」ということになってしまう。
- DIOは承太郎たちとの決戦の半年前にザ・ワールドが時を止められる能力もある事を研究の際に発見し一瞬、時を止めている。時を止める事を認識、そして首のキズがなじむにつれて徐々に止められる長さが伸び、決戦時に止められる時間は5秒。ジョセフの血を吸い、体が完全になじんだ後は9秒。いずれより長い時間、思いのままに止められるようになるという発言もある。
- より詳細な内容は「ザ・ワールド」を参照。
- 隠者の紫(ハーミットパープル)
- スタンド名の由来は、タロット大アルカナ9番目のカード「隠者」。
- 「JOJO A-GO!GO!スタンド辞典」にてジョナサンのスタンドであると説明された。遠く離れた場所にいる対象を映し出す念写能力を持つ、薔薇の茨に似た形のスタンド。
- 同じスタンドを持つジョセフは、物語序盤は使いこなせておらず念写をする際にカメラを壊していたが、DIOはカメラを壊さずに念写しているシーンがある。また本編の1年前にポルナレフと会っていた際には、ポルナレフの心の中にある探し人のビジョンを水晶に念写していた。物語が進むにつれジョナサンの体がなじんでいるためか中盤以降で使用は無い。このスタンドは小説「OVER HEAVEN」ではハーミット・パープルと明言された。
吸血鬼としての能力
- 肉の芽
- DIOの細胞の一部である肉の芽を相手の額に植え付けることにより自身に対する強烈なカリスマ性を抱かせることが出来る。肉の芽を使用していない部下にDIOを深く心酔している者たちもおり、DIO自身のカリスマ性も非常に高いと言える。
- 吸血鬼作り
- 第1部では人間(生死問わず)などにゾンビエキスを与えゾンビを作る能力を使用していたが、スタンド戦となった第3部ではゾンビと吸血鬼の区別が重要では無いため、血を与え吸血鬼を作る能力を新たに持つ。ジョセフがDIOの血を輸血しても吸血鬼になっていなかったが、DIOの意識が無いという状況の違いがあり能力として意識し使用していないので吸血鬼化しなかったと取れる。
第1部で使用していた気化冷凍法と空裂眼刺驚を使う描写は無い。気化冷凍法は波紋を出させないための技である。スタンドには効かない・自分の体を凍らすとスタンドに粉々にされるリスクがある。 元がジョナサンの体なので思うように使えないという見解もある。
空裂眼刺驚は第1部で体液なので連射をする描写はなく、直線に進むのみなので少し動けば急所を回避できることが証明されている。スタンドには効かない、そして弾き返される可能性がある。ちなみに空裂眼刺驚は第3部ドラマCDで使用、格闘ゲーム「未来への遺産」でゲームの技として使用できるので連射が出来る。
第4部
植え付けた「肉の芽」がDIOの死によって暴走し、異形の怪物へと変貌してしまった虹村兄弟の父親が登場する。また主人公である東方仗助は、幼少時にエジプトでDIOが復活した影響でスタンド能力が覚醒、それに伴う高熱などで瀕死の状態に陥ったことがある。
第5部
DIOの息子、ジョルノ・ジョバァーナが主人公となる。ジョルノはDIOの写真を持ち歩いている。
第5部はギャングの抗争なのでジョジョの外伝のようなストーリーであり、ジョルノはジョースター血統とブランドー血統の中間の存在である。ジョルノはDIOがジョナサンの身体で作った子供なのでジョースターの星の痣と、黄金の精神や爽やかな雰囲気も受け継いでいる。髪が黒髪から金髪に、そして「無駄無駄」や「WRY」と言っていたり性格の一部がDIOにも似ている。
これは身体がなじむごとにジョナサンとディオ要素が混じってるからだと思われる。 第2部で柱の男エシディシが他人とくっつけた身体はいずれ元のサイズに戻ると発言し、第3部で身体がなじむごとに吸血鬼化するということをDIOが説明している。終盤で完全になじんだ時は、原作では身体のジョナサンの星の痣が消えていた。
ちなみにゲームASBでは原作では対面していないDIOとジョルノの特殊会話がある。ジョルノは受け継いだ力を夢のために使わせてもらうと言っており、写真以外のDIOのことも知っているようである。この日が来るのを待っていたのかもとのこと。DIOはジョルノに自分と同じものと遠いものを感じているが息子だとは知らない。しかし気に入っている。
険悪な雰囲気は無く、割と仲良くなりそうな親子である。
第6部
6部ラスボス、エンリコ・プッチ神父との過去のシーンにて登場する。DIOいわくプッチは「信頼できる友」。
出会ったきっかけは、DIOがスタンド使いを求めて旅をしていた際に、太陽の光を避けて閉館日の教会に潜んでいたDIOを追い出さなかったお礼としてプッチの障害を治し、「矢」をプレゼントしたこと。
1年後、プッチがとある事故の際に「矢」によってスタンド能力に目覚め、DIOに力について話を聞くために会いに行き、その後もよく会う親友となった。
家で凝った船のミニチュアを作って遊んでいたり、くつろいでいるDIOが見られる。のちにDIOは「天国」へ行く方法を確かめるために、プッチの助けが必要だと語る。
6部本編にてDIOを心酔している部下のスタンド使いジョンガリ・Aが、承太郎にDIOを殺された復讐をしようとする。
プッチ神父はスタンドで承太郎の記憶DISCを抜き取って、DIOが語っていた「天国」へ行く方法を記したノートを読んだ承太郎の記憶を読み、「天国」を実現させようとする。さらにプッチ神父が持っている「DIOの骨」(正確には骨から生まれた緑色の赤ん坊)は重要な役割を果たす。
また、DIOの息子のリキエル、ウンガロ、ヴェルサスが登場する。5部のジョルノを含むと合計4人の子が確認されており、読者を月へとブッ飛ばさせるに十分な衝撃を与えた。
息子たちはDIO自身が子育てをしていないが、天国へのための運命に引かれるように各所からフロリダに集まった。DIOが子供を作ったのは味方を作るためだったようである。ジョルノは登場していないが、単行本によるとフロリダのどこかにいたかもしれないらしい。
第7部(Dio)
ディエゴ・ブランドー(Dio)が登場。荒木飛呂彦先生いわく「石仮面のない世界でのDIO」。
スタンドは『スケアリー・モンスターズ』(元々はフェルディナンドのスタンドだったが後に自分のスタンドとして取り込んでいる)。自分や様々な人・物を恐竜化させたり、嗅覚が鋭くなったり、恐竜を放ったりすることができる。
イギリス下層階級出身だが、名門貴族に育てられ競馬界で認められた天才ジョッキー。父親の名前は1部同様にダリオ。姓は異なっており、ブランドー姓は母親がダリオと別れた後に名乗った姓に基づく。
ファニー・ヴァレンタイン大統領を追い詰めたが、あと一歩及ばず列車に轢かれて死亡した。
もっと詳細な内容は『ディエゴ・ブランドー』を参照。
ニコニコ動画でのDIO
チーム戦において大将を勤める事が多く、体力が減った状態でのタンデムからのパニッシュメントやザ・ワールドを使った大逆転劇などを結構な頻度で行っているため名勝負製造機の一人として数えられ、そんな動画には大抵「DIOの世界」というタグが付く。
また「十六夜咲夜」にはDIOを元にした改変キャラ「咲夜・ブランドー」が存在する。
空気が凍り付くような場面になると、あるいは画面が止まってしまうと「ザ・ワールド」「時は止まる」などのコメントが流れる。
ニコニコRPGにもボスの一人として登場。ザ・ワールドの時間停止能力により主人公らを苦しめた。戦闘では、タイムストッパーを使用可能なロックマンが攻略のカギとなるか。
天国に到達したDIO
ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン」に登場するオリジナルのラスボスであり、基本世界とは違う平行世界に存在するDIO。
顔に星型の模様があり、青白い肌、腰まである長髪、服装は白がメイン。PlayStationブログによると原作者の荒木氏からデザインや肌の色は「神様のようなイメージで」「何かを超越したような色」と提案があり、青白い肌になったとのこと。
平行世界では承太郎たちを倒しており目的の天国に到達しているが、メイド・イン・ヘブンではなく新たなスタンドを身に着けている。基本世界での自分が承太郎に敗れたのを知ったDIOは、基本世界の支配を目指す。
スタンド能力
- ザ・ワールド・オーバーヘブン
- スタンド名の由来はDIOのスピンオフ小説「OVER HEAVEN」のタイトル。
見た目はザ・ワールドの黄金色が白色に変わっている。 - 能力は「真実の上書き」。DIOかスタンドが触れたものがDIOの望む通りに現実で変えられ、DIOが「消えろ」と望み相手に触れば消滅する。
死人を蘇生したり洗脳することもでき、DIO自身を回復する時にも使える。戦闘では雷を落としてくる時もあるが、自身が雷を使えるように上書きしたのかもしれない。 - 上書き能力を使った後は次に使うまで膨大な魂のエネルギーをためる時間が必要。D4Cの世界移動の法則である「同じ世界に2つ以上の同一人物や物が出会うと消滅する」を無効化することは出来ない。ジョルノのGER、ジョニィのタスクact4をも無効化する強力なスタンドパワーを持つ。
- ジョルノが「真実に到達できなくする」能力であり、DIOは「真実に到達する」能力で真逆であるが共に真実に関係しているため、ジョルノが一番初めに能力に気が付いた。
- ストーリーモードで天国に到達したDIOとジョルノの親子は敵対し、対戦モードで使える通常のDIOと対面した際には敵対していないとも思える台詞がある。
ディアボロの大冒険
ジョジョファンの有志によって製作されたフリーゲーム「ディアボロの大冒険」にもDIOが登場する。敵キャラとして第1部の吸血鬼ディオと第3部のDIO、さらに最高にハイなDIOの3タイプが存在する。
ジョジョを代表する敵キャラクターだけに、他のキャラクター以上に力を入れて製作されており、様々な特殊能力やネタがちりばめられている。
そして、ダンジョン「レクイエムの大迷宮」をクリア後新たに出現したダンジョンへ行くと、ヴェネチアホテルの中にプッチと共にDIOが登場、「天国へ行く方法」を探している、と告げられるが…。
DIO
- 『ザ・ワールド』を発動し時を停止する。効果時間は3ターンで、その間はディアボロは勿論DIO以外の全てのキャラクターが一切動かなくなる。時間停止攻撃の対抗策については、ここでは割愛。
- DIOがいるフロアと同じフロアにはジョセフが一緒に出現するのだが、ジョセフが近くにいるとDIOはディアボロよりジョセフを優先して攻撃する。そしてジョセフを同士討ちで倒すと、後述の最高にハイなDIOへと変身し大幅なパワーアップを果たす。ちなみにこのときにだけ見られる専用の台詞やドット絵による特殊演出も用意されている。
- 遠距離から飛び道具として、ウィルソン・フィリップス上院議員を投げつけてくる事がある。
- DIOがいるフロアで地図を念写(ハーミット・パープルを発動)しようとすると、地図の代わりにDIOの写真が念写されてしまう。こうなると、フロアのどこかにいるDIOを倒すまで地図が使用不能になってしまう。
- ホルマジオのビンの中に時々入っている、猫をDIOに近づけると猫を料理してくれる。
- そしてDIOといえば階段。DIOが同じ部屋にいる時に階段を降りようとすると・・・
「あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ! おれは階段を降りたと思ったらいつの間にか(ry」
最高にハイなDIO
読んで字の如く、DIOが最高にハイな状態。原作と同様でDIOがジョセフの血を吸った(同士討ちで殴り倒した)事でパワーアップを果たした姿。
単純にハイになっただけではなく、本作では上述のDIOとは比べ物にならないほど各ステータスが強化されているため(特に攻撃力が3倍近くまで跳ね上がっている)、DIOと同じ感覚で戦いを挑むと簡単に死ねる。
時間停止の時間も3ターンから5ターンに延びているので、対抗策を用意できないまま時を止められたら最期、と思っても差し支えない。尚、こちらのDIOは念写に写り込まないし、同じ部屋にいても階段を下りられるので、これらの点に関しては一安心ではある。
ちなみに高難易度ダンジョンでは、最初からこちらのDIOが通常形態のDIOとは別に普通に登場する。
歴代担当声優・演者
- 塩沢兼人(第3部RPG版のCMでのDIOの声、CMナレーションも兼任)
- 若本規夫(第3部カセットブック版)
- 田中信夫(第3部OVA版)
- 千葉一伸(第3部対戦型格闘ゲーム版)
- 野島健児(第1部ゲーム版少年期)
- 緑川光(映画版、第1部ゲーム版)
- 子安武人(TVアニメ版、オールスターバトル)
- 宮野真守(Musical ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド)
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