カチャ・・・ カチャ・・・ ピッ
!!
お・・・おいコブラチーム!?
今いったい何をしたんじゃッ?
ポルナレフを 「本屋」 に配置させおって!?
香港で戦うはずのポルナレフを 「本屋」 に配置させたぞ!
カチャ・・・ カチャ・・・
お・・・おいコブラチーム・・・ なにをしているんだ?
・・・・・・・・
おまえ・・・ まさか・・・ その・・・
ひょっとして・・・
ジョセフを・・・ いや・・・ 第3部自体読んだことがあるのか?
答えろッ コブラチームーーッ!
「なあーに 少年ジャンプなら知っている・・・
スタンドとやらはゲームを作りながら覚えるぜ! 」
な・・・なんだと? ・・・おい・・・
今・・・ おまえなんと言った!?こ・・・今度はDIOの館を日本に配置しおったッ!
ど素人だッ!
コブラチーム きさまらーッ!
ジョジョの奇妙な冒険を読んだことがないなッ!
「やれやれ こういう時は励ますもんだぜ・・・
『まだ始まったばかりだ 頑張れコブラチーム』 ってな 」
出典:「LOGIC&MATRIX」
概要
1993年から1994年にかけて活動していたとされるゲーム会社。
「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」や「サンダーバード」などの作品をゲームソフト化して販売していたが、コブラチームを知っている人の間では専ら「ジョジョの奇妙な冒険」のゲームが有名であるため、本稿では主にこちらについて記述させて頂く。
「ジョジョの奇妙な冒険」で最も人気が高いとされる第3部・スターダストクルセイダースをRPG形式のゲームとして製作、ジョジョが史上初めてゲーム化したのだが、そのゲーム内容が原作とあまりにもかけ離れたゲーム内容になっており、原作を知っていても楽しめないばかりか原作を知らなければゲームクリアすらままならないという有様である。
(ゲーム内容の詳細は、下記のリンク先が詳しいと思われるのでそちらに譲らせて頂く)
要するにジョジョの奇妙な冒険を知らない人からしても充分にクソゲーと認識できる内容であるが、ファンの間ではデスクリムゾンに並ぶと言っても過言ではない程の伝説のクソゲーとして語り草となっている。
尚、ゲーム内容はクソだがBGMについてはかなりの高評価をされていて、実際アレンジサントラがCDリリースされているほどである
そして後年になると、コブラチームに敬意を払うジョジョファンも増えてくるようになる。下記に詳細を示す。
後のジョジョファン達に与えた影響
- 毎年冬に北海道・札幌市にて開催されているさっぽろ雪まつりに、ジョジョファンの有志が「コブラチーム」として毎年参加しており、ジョジョの奇妙な冒険にちなんだ雪像を製作している。
(コブラチームが過去に製作した雪像→こちらなど) - ジョジョの奇妙な冒険・20周年記念を祝して有志の手で製作されたフリーゲーム「ディアボロの大冒険」では、SFC版ゲームで承太郎がDIOとの最終決戦にてザ・ワールドの力に立ち向かうためのキーアイテム「ときのがくぼう」が登場する。「ザ・ワールド」「スタープラチナ・ザ・ワールド」発動と同様に5ターンの間時を停止させる事ができる消費アイテムで、承太郎を倒してのみ入手できる専用ドロップアイテムである。
- 同じくジョジョのフリーゲーム「7人目のスタンド使い」は、このコブラチームの原作無視ぶりを見て逆に「本当に原作を完全再現したらどうなるのか」という答えの為に製作したと作者がザ・インタビューズで明らかにしている。
- キャラゲーに強い思い入れを持つ、サイバーコネクトツー社長の松山洋は「髪の毛が白くなるかと思いましたよ(笑)。 『ジョジョ』ファンとして、そんな思いをしたユーザーがいることを忘れないでほしい。 なかったことにしてはダメです!」と述べ、本作をキャラゲーの反面教師として未来に伝えるべきゲームとしている。
- かつて存在したクソゲー竜王位(昔のクソゲーの選評を書いて投票するという企画)の第4代王者が本作をプレイし、「プッチより先に天国を垣間見た気がした」「二度とゲームを作れないように叩き壊してやるよ! …貴様らの顔面の方をな!」「おいフーゴ、コブラチームのとこ行ってパープルヘイズばらまいてこい」と、コブラチームに対して怒りをあらわにしていた。
関連動画
コブラチームの奇妙な雪まつり
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
関連リンク
- LOGIC&MATRIX(ジョジョの奇妙な冒険レビュー) :ゲームを知らない人(ジョジョファン)はぜひ一読あれ。
- コブラチームの奇妙な雪祭り
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