『PAX VESANIA』とは、Lantisよりリリースされた、妖精帝國メジャー5枚目のアルバム。
概要
5人編成になって初めてのアルバムであり、オリジナルアルバムとしては『metanoia』以来となる(フルアルバム単位では『stigma』以来)作品。タイトルを直訳すると『狂気による平和』。妖精帝國の歴史書をお読みになられていたゆい様が、妖精帝國が一度、独裁者の恐怖政治による栄華の時代があったことを見つけた。この頃の時代に興味を抱いたゆい様はこの頃をモチーフにしようと思い、製作されたのが本作である。
また、本作では可能な限り、全て生バンド演奏で収録している。また、『Astral Dogma』のPV音源に関しては当初、打ち込みを交えた音源を使用する予定だったが、急遽、アルバムと同じ生バンドで収録したという。これはゆい様自身がよりヘヴィメタルへと舵を切るための判断であることから、生音での収録を決意したという。
収録楽曲・解説
序 | ナレーションは内田尋子が担当 ラヂオ・プロパガンダで実施された人気投票ではまさかの8位を獲得。 |
Astral Dogma 作曲:橘尭葉 |
アルバムリード曲 PVは『Chronik I』に収録されている。 |
Solitude 作曲:紫煉 |
タイトルは「孤独であることを誇りに思う」という意味合いでつけている。 当初は後半に収録する予定だったが、検証の結果、この位置に。 |
狂気沈殿 作曲:橘尭葉 |
OVA『未来日記リダイヤル』OPテーマ フルサイズ収録はこのアルバムが初となる。 |
ココロサンクチュアリ 作曲:Nanami |
この曲もだが、本作のミディアムナンバーはゆい様も気に入っている。 |
月鏡反魂シネラリウム 作曲:Nanami |
ゆい様お気に入りの1曲。妖精帝國の中では新境地とも呼べる曲。 新しい歌い方も取り入れているので、注視して聴いてほしいとの事。 |
Siege oder sterben 作曲:橘尭葉 |
ラヂオ・プロパガンダで実施された人気投票では10位を獲得。 この結果を受け、ゆい様は橘少尉の降格を匂わせた。 |
missing 作曲:紫煉 |
紫煉が初提供した曲の1つ。デモの段階では現在よりBPMが早かったが、 諸事情により、現在のBPMに落ち着いたという。決して式典で歌えn(ry |
The Creator 作曲:橘尭葉 |
アニメ『未来日記』パイロット版のOPテーマ曲。 『空想メソロギヰ』のカップリングでもある。 |
Herrcher 作曲:橘尭葉 |
『未来日記インスパイアードアルバム Vol.2 ~因果律デシベル~』収録。 ジョン・バックスのテーマ曲として提供された楽曲。 |
空想メソロギヰ 作曲:橘尭葉 |
アニメ『未来日記』OPテーマ。シングルメインタイトル曲では唯一収録された。 現在は『pop'n music sunny park』でもプレイ可能。 |
葬詩 作曲:Nanami |
ゆい様はこの曲の歌詞に(自分で作っておきながら)3回も泣いた。 レコーディング前に(入れ込んだ故に)泣いたところに、ブースに入ってきた 橘少尉に目撃され、「ゆい様、いじめられたのですか?」と驚かれた。 |
機械 作詞:大槻ケンヂ 作曲:本田聡楽 King-Show |
メインアレンジャーは橘尭葉。ハードロック色の強い本家をベースに、 ストリングスなどのゴシックメタル要素を加えたアレンジとなっている。 なお、本家と違い中間で芸術家の名をつぶやくことはない。 |
特に表記がない限り、作詞はゆい様(YUI名義)が担当。また、編曲は基本的にメイン作曲者+妖精帝國名義
関連動画
関連項目
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