概要
1976年11月にリリースされたピンク・レディー2枚目のシングル。ピンク・レディーにとって初めてのオリコン1位獲得作品で、2位の『青春時代』(森田公一とトップギャラン)とはわずか50枚差だった。
B面は『ピンクの林檎』。この曲も人気が高く、再結成ツアーでもB面のリクエストNo.1だった。
アニメ『アリスSOS』のオープニングに使用されていたのを覚えている人もいるのではないだろうか。
オリジナルのレコードでは曲の冒頭部分でモールス信号の「SOS」が効果音で含まれており、テレビ・ラジオの放送では冒頭部分をカットする対応をしていた。SOS信号は電波法に規定された目的外通信事項の一つに定められ、遭難している事実のない遭難信号の発信は電波法違反となる。
放送局の主観的判断で曲の一部カットや放送禁止は他の曲でもよく見られたが、電波法に抵触するために一部カットという例は極めて稀。
ちなみに1999年以降、日本では業務用通信でモールス信号を使うことはなくなったが、近隣諸国では2017年現在でもモールス信号を業務用通信に使用している他、日本では非常通信に類似する「OSO」を使用するため、ほとんど冒頭をカットして放送する。ただし、2009年2月4日にテレビ朝日で放送された『クイズ雑学王』でこのことに関する問題が出題された時は、正解VTRに悪用厳禁のテロップを表示してノーカットで放送していた。
ちなみにABBAにも似たようなタイトルの曲(SOS)があるが、別の曲である。
カバーしたアーティスト
- リンリンランラン(広東語でカバー)
- 小泉今日子
- MAX
- ジェリーフィッシュ
- くまいもとこ・津久井教生・池澤春菜・豊口めぐみ(アリスSOS)
- 渡邉由紀・山本麻里安(彼氏彼女の事情)
- 井上喜久子・桑島法子・雪野五月・千葉紗子(ガン×ソード)
- 堀ちえみ&山咲トオル
- ピンク・ベイビーズ
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt