【R-18G】 このゲームには大人向けな表現があります。 子供がよく分からないままプレイすると大変なことになる可能性があります。 |
The Forestとは、カナダのEndnight Gamesが開発・販売するPCゲームである。
Steamにて発売中。対応プラットフォームはPC(Windows)、PS4。
単語をつなげた「TheForest」のタグで登録している動画もある。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクション アドベンチャー シミュレーション |
開発元 | Endnight Games Ltd |
販売元 | Endnight Games Ltd |
機種 | Win PS4 |
発売日 配信日 |
2014年5月30日 (アーリー) 2018年5月1日 (正式) |
価格 | ¥2,050 |
飛行機事故から間一髪で助かった主人公(プレイヤー)が謎の森で孤軍奮闘のサバイバルを行い、さらわれた息子を探すという、オープンワールド系のサバイバルホラーゲーム。FPS形式のプレイスタイルをとる。公式の説明でもサバイバル・ホラー・シミュレーター (survival horror simulator)と記述されている。
アーリーアクセス版として公開され、2016年時点では50,000件以上のレビューのうち90%以上の好評を得ている(STEAMのページを参照)。
バージョンが進むごとに様々な要素の追加やバグ修正、マップの開放などが行われている(v0.60の頃よりいつのまにか公式で日本語にも対応)。アーリーアクセス版の段階ではクリア条件が全く存在せず、ひたすらミュータントと戦いながら自身の生存活動を行うサバイバルモードとなっていた。
ニコニコの実況プレイヤーがあげる実況動画では、ミュータントたちをひたすら殺して食うミュータント狩りになったり、勢力範囲の拡張やエフィジー設置競争をして戦国時代さながらの勢力争いに発展したりと、何がホラーなのか分からない状態になりつつある。
2018年5月1日をもって、正式版(Ver1.0)となる。明確なクリア条件が設けられ、最終盤プレイヤーの行動次第で異なるエンディングにたどり着くことになる。それにともない価格が$14.99(\1,480)から$19.99(\2,050)に変更された。5月22日にはVR版もリリースされた。
動作環境
最低環境 | 推奨環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 7 | Windows 7 |
プロセッサー | Intel 2コア 2.4 GHz | 4コア |
メモリー | 4GB RAM | 4GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce 8800GT | NVIDIA GeForce GTX560 |
ストレージ | 5GB 利用可能 | 5GB 利用可能 |
DirectX | Version 9.0 | Version 9.0 |
サウンド | DirectX 対応 | DirectX 対応 |
その他 | 32bitのWindowsユーザーは、システム上で最低4GBのメモリが使用可能である必要がある。 (32bit windows users need to ensure they have at least 4gb of ram usable on their system.) |
世界観
The Forestでは天候や昼夜が変化していく。景観は美しいが、プレイヤーはその世界で生き抜く必要がある。ヘルス、スタミナ、空腹度、体温などが設定され、サバイバルを行うにはいずれのパラメータにも配慮しなければならない。斧で木を切り倒しシェルターを作り、水辺で魚を獲ったり焚き火で体温を保つなど自由度の高さが特徴。
クラフトシステムも存在し、火炎瓶や石斧を複数のオブジェクトアイテムから作成可能。シェルターや防壁を作るのには、素材が必要なので素材集めに森を探索する必要があるのだが、ヘルスなどのパラメータは無論、ミュータントの襲撃にも警戒しなければゲームオーバーになりかねない。時には敵をやり過ごす必要もある。
プレイヤー以外のキャラクターが殆ど存在しないほか、ナレーションなどの演出も存在せず純粋にサバイバルを味わえるゲーム。プレイヤーの息子・ティミーが事故直後にミュータントにさらわれるシーンがあるので、この息子の行方を追うのが目的となる。
ミュータント (原住民)
プレイヤーを襲うのは自然の脅威だけではない。森には人喰いミュータント(原住民)が生息しプレイヤーに襲いかかろうとしている。彼らは木に飛び登ったり、集団で狩りを行ったりプレイヤーを窮地に追い込む。プレイヤーは知恵を武器にトラップを設置し防壁を築きミュータントの襲撃を迎え撃つ。中には武器を扱うミュータントや強大な力を持った特殊ミュータントなども存在するので一筋縄ではいかない。
ミュータントは無作為に周囲を歩きまわっているのではなく、巡回ルートなど何らかの行動パターンに基いて動いている様子。ミュータント達はグロテスクな彫像(Effigies)を建てて、それにより異なった行動を取る。詳細は不明だが、ミュータントの彫像で相手の動きをうかがい知れるかもしれない。
- 巡回用の彫像
- 儀式用の彫像
- 偵察用の彫像 など
プレイヤーもミュータントの死骸などから彫像を作ることが可能でミュータントを恐れさせる事が出来るが、この効果の程は不明で小集団を威嚇させるが後に仲間を呼ばれてしまい、かえって大集団に襲われ危機に陥る可能性もあるとのこと。
正式版ではミュータントの襲撃は日を追うごとに激しくなって来るため、仮に要塞のように強固な拠点を築き上げても盤石とは言えない。つまり、現時点でプレイヤーにとって絶対的な安全というのは存在せず、このゲームの緊張感を高める一因となっている。
システム
初期版はゲームセーブが不可能であったが、現在はゲームセーブ及びロードが可能になっている。以前にあったゲームロードの不具合も解消された模様。また、複数のセーブデータの保持にも対応している。
当初はシングルプレイヤーのみだったが、後にマルチプレイヤー用のモード(Co-op)が設置され、オンラインを通して複数のプレイヤーによるサバイバルができるようになった。
ゲームセーブはフィールド上に存在するテントやプレイヤーが設置した拠点でのみ行える。シングルプレイではセーブ可能な場所で睡眠とセーブを個別に行うことができるが睡眠中にミュータントに囲まれ起きてしまう可能性もある。マルチプレイで睡眠を行うためには全員が一緒に行う必要がある。
シングルプレイではオプション画面操作時やインベントリ操作時にはポーズ機能が働くが、マルチプレイではポーズ機能が無く、オプション画面操作時もゲーム中ならばリアルタイムでゲームは進行を続ける。グラフィックを弄っていたらプレイヤーがミュータントの猛攻を受けていたということも起こりえる。武器のクラフトなどはインベントリを開いて行う必要があるので前もって準備しておかないと、インベントリ操作中に敵の攻撃で死亡することも...
アーリーアクセス版
The Forestは2014年5月31日より発売されているが、これは現在開発中の製品を早期に発売しプレイヤーからのフィードバックを得つつ完成に近づけるアーリーアクセス(後に正式版とアップグレードして貰えるβ版のようなもの)というスタンスの製品で、当然ながらかなりバグが多い。ニコ動ではそのバグった動作の面白さからプレイ動画の人気が高い。
大規模アップデートまでの時間はタイトル画面に表示されており、その告知に伴ってアップデートがなされる。また、小規模のホットフィックスを行う場合もある。
v0.03アップデートで『敵が居ないモード(ピースフルモード)』が実装。タイトル画面で veganmode と入力すればよい。サバイバル要素だけを楽しみたい方、操作方法やゲームの世界観に少し触れたい方におすすめ。後に『敵が夜のみ出現するモード』や『建築物が破壊できない(されない)モード』も追加されている。他の細かいアップデートなどはSteamにて確認可能。
関連動画
関連静画
関連項目
関連リンク
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