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第一次大戦後、賠償金を一部免除されたとはいえ英仏に対する恨みつらみが溜まっていたこと、カブラの冬のように戦争の苦しみは味わったが直接国土が戦火に巻き込まれたわけではないこと、背後の一突き論の流行で「銃後の邪魔がなければ戦争には勝っていた」と誤解したこと
こんなところじゃない？

イギリスはただ恐れるだけではなく1924～1939年まで段階的に国家総動員（industrial mobilization）をやっていたから
戦争準備への不安と読み替えると見方が変わるんじゃないかな。
兵器産業だけ見ても、会社が儲からないと思う物を重点生産させたり、会社の意に反した生産移転が政府主導で発生していた（並行して世界恐慌も起きている）。

ドイツは工業投資で国民が満足するなか1935年再軍備宣言。言い換えれば民主的ストレスを排除して戦争に突入した。

ドイツは結局のところ一次大戦では、国土が戦場になってないからね。
「背後からの一突き」に代表されるように、「ドイツは負けていない。裏切り者共が策謀を企てなければ必ず勝っていた。」という論説が広まり、これが対フランス復讐論と合わさってドイツ国内で燃え盛った。
歴史家のジョン・ウィーラー・ベネットは第二次世界大戦で連合国が無条件降伏に拘った理由を「ドイツ人に敗北を刻み込まなければまた繰り返される」と考えていたと推察している

ぶっちゃけこの戦争ってどの国の誰が一番悪いの?

あめて一番なら最初から侵略する気満々のちょび髭が悪いんじゃない？

直接の発端はナチスドイツ、そしてその総統ヒトラーだよ
定説通りに捉えて問題ない

発端という意味で一番悪いならドイツ、ヒトラーで鉄板。彼の戦争計画がなければWWIIは起こらない
二位以下の「悪い奴」を羅列するなら、ドイツと組んでポーランド侵攻やらかしたロシアのスターリン
ヴェルサイユ条約で非現実的な賠償をドイツに押し付けてヒトラー登場をもたらした、フランスのクレマンソー
それから戦略的に勝ち目がない対米侵略をやらかしたのに、決定責任者不明の我が国も実にけしからん

ただ、諸々の問題点を数え上げてトータルで「一番悪い」のは、
ヒトラーと組んでWWIIを実際に開始した侵略者で、対日中立条約を破って満州から北方領土まで侵略し、
それなのにしれっと戦勝国として領土や東欧勢力圏、国連常任理事国まで手に入れたスターリンが一番の「ワル」

スターリンソビエトが戦勝国になる決定的要因がドイツによる対ソ侵攻なんだし（しかもナチスの政策的にもこの東部侵略こそ大本命）トータルで見ても一番アカンのはヒトラーでは？
あとww2と並行して行われた占領地へのナチズムの適用によって劣等と定義した人たちを徹底的に間引く政策もこの戦争がより凄惨になった重要なファクターだし

ヒトラーのポーランド侵攻とスターリンのポーランド侵攻のどっちが悪いかといえば、どっちも等しく不戦条約違反で悪い
その後ヒトラーが対ソ侵攻したからスターリンも被害者になれるかというと、どう弁護してもせいぜい自業自得
しかもドイツへの恨みを日本に晴らすかのように日ソ中立条約を破棄して再度の不戦条約違反をやらかす
WWIIでスターリンのやらかしを弁護するのはさすがに無理

スターリン始めソビエトの高官らは自業自得だけど同じく劣等スラヴとして間引き対象にされた何の権限も無いソビエトの民草たちはそうじゃないでしょう

>>1150
元の問題が「どの国の誰が一番悪いの?」だから、そいつは的外れな議論だな

だから発端のナチスドイツ及びヒトラーがそのまま総合的にも一番アカンでしょ

やっぱヒトラーが一番悪いのか…
戦争ってルール無用っぽそうだけど、そんな中でもこれはアカンってゾーンはちゃんとあるんだな

というかww1みたいな帝国主義覇権争いの極地と言うべき戦争が再び起きないように模索するのが戦間期の風潮だったんだけど
ヒトラー率いるナチスドイツ（と社会主義ファシズムに走ったスターリン率いるソビエト）は猛烈にその流れに逆行してるんよ

ヒトラー、東条英機、スターリンの順だね。
ただ戦後は極東裁判がニュルンベルク裁判と違って、被告に不利な証言が強要されない規定をマッカーサーが設けたせいで
東条英機らが自己弁護に徹して主張を裁判で垂れ流したために、責任が他に押し付けられてよく分からなくなっている。

じゃあそいつらが産まれてこなければ戦争って起きずにハッピーエンドだったんかな

さぁ？ヒトラーたちがいなくても当時の社会には第二次世界大戦を引き起こした要素（世界恐慌とか）が消えるわけじゃないからな
経緯は違えど第二次世界大戦は起こるかもよ？

日本については、真珠湾攻撃時の責任者が一番悪いとすればいちおう東條英機だが、なんせ中国で戦闘を広げていた軍人たちが内地の命令を全く聞かない。東條が自重しても結局は破綻したろうな
ドイツはドイツで、背後からの一突き論、革命に邪魔されなければドイツ軍は無敵であり勝てたという神話がヒトラー抜きにしても広がっていた。これも結局は戦争に至っただろう
ソ連もスターリンが死ねば平和国家になったかといえば、ハンガリー動乱やアフガン侵攻など、結局は侵略国家だった

奴が美大に受かってても結局は戦争は起きてたってことだな

ワイマール共和国軍が海外に逃げたウィルヘルム二世を引っ張り出してクーデター寸前、後にホーネッカーらを輩出するドイツ共産党も着々と勢力を伸ばしていたので、ヒトラーが居なかったら内戦の後にどちらかのチームで参戦だろうね

ウィルヘルム二世が無能のクセにノリノリだったのが一番こわい

教団総裁「日本は賠償を」
https://nordot.app/1048477821754081879?c=39550187727945729

世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の教団トップの韓鶴子総裁が6月末、教団内部の集会で

「日本は第2次世界大戦の戦犯国家で、罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」

「日本の政治は滅ぶしかないだろう」

と発言していたことが3日、関係者への取材や音声データで分かった。

サンダカン死の行進で、合同の慰霊が行われた
各国各人の境界を取り分け、反○○国ではなく最終的に反戦そのものへの願いとなっている

善vs悪と捉えようとしても戦勝国の中には戦後即効で植民地取り返そうと軍隊送ったりソ連みたいにアレな事しまくったりしてて単純な善悪というか極悪や微悪みたいな濃淡の差くらいしかない
植民地主義や帝国主義の終着点だし個別の人物の善悪を競っても意味ないと思う

けど仕掛けたのは枢軸サイドじゃん
欧州戦線も太平洋戦線も

帝国主義の末路としての世界大戦なんで、客観的に見ると世界の流れが悪い以上のことは言えん。それ以上はもう個人の主義主張思想信条の範疇だろ。
国が存続するには限りある土地と利権と勢力圏を確保するために動かないといけない状況が続いていた以上、そんなシステムを破綻させる大戦争はいつか絶対に訪れていた。

いやいや
連合国も枢軸国も戦前に国家が破綻しそうだったかと言うとそんなこと無いよね？
世界恐慌によるダメージはあれど戦争しなければ経済的に存続できないという状況に陥ったのは例えばドイツであれば国力を大幅に超えて軍事力を増大させたことが原因だし

ww2は帝国主義の末路としての世界大戦なんかじゃないでしょ ww1はそれっぽいところもあるが
ドイツはナチの前に回復傾向　日本も昭和恐慌から立ち直っていた

>国が存続するには限りある土地と利権と勢力圏を確保するために動かないといけない状況が続いていた

ナチのレーベンスラウムか何か？

実体経済が戦争以外の解決を許さなかったとは考え難いが、
政権担当者の意識が「戦争以外では解決できない」と思い込んでいた可能性は高いと思う
「ユダヤに毒された欧州と戦うしか未来はない」「対米開戦しない限り亡国しかない」
それが枢軸国だけで起こったのは、全体主義の弱点だろうな。今のロシアと同じ
全面戦争のコストはあまりにも膨大だから、民主主義国だと回避する政治力が働く

もう一つ常時全体主義のソビエトもドイツが対ソ戦を開始して敵に回すまではどっちかと言うと枢軸寄りの存在だったし
結局大戦勃発に至るまでのプロセスを別個に見た場合枢軸とソビエトが主体的に情勢かき乱してるのよ
それを世界の流れが悪いという曖昧な表現で運命論化するのはあまりに卑怯なんだよね