アスベル・ラントとは (アスベルラントとは) [単語記事]

アスベル・ラントとは、テイルズオブグレイセスの主人公である。

概要

ウィンドル王国と隣国フェンデルとの国境沿いの町ラント領の領主アストンの息子として生まれる。
幼い頃より領主の跡継ぎとして育てられてきたが、一方で騎士なりたいという憧れを持っており、
ある事件をきっかけとして家を飛び出し、単身騎士学校に入学する。
入学してからは、騎士となるため厳しい鍛錬を積んでいた。担当教官はマリク・シザース。

幼少期は明るく活発な性格。気は強いが、面倒見の良い少年だった。
ただ、ネーミングセンスは独特でソフィにタイガーフェスティバルと名づけようとした。（結果的にリチャードにも）
青年期では訓練の賜物か、人の話をよく聞く、素直で真面目な好青年となる。
整った顔立ちと誠実な性格でかなりモテるが、恋愛ごとについては、超がつくほど鈍感。ｼｪﾘｱｶﾜｲｿｽ
常識人であるためパーティーの中では基本的にツッコミだが、時々天然ボケのようなことも。
隠しダンジョンではほぼ唯一のツッコミ役となっている。（ならざるをえない）
なお、好物はカレー（甘口）。しかしシリーズお馴染みのマーボーカレーへの評価は芳しくない。

（※ネタバレ注意）物語では道中、ソフィが消えてマモレナカッタと落ち込んだり、再会したシェリアが冷たかったり弟のヒューバートに負けて家を追い出されたり、挙句の果てに大親友だったリチャードに利用（裏切り）されたりと振り回されっぱなしの不幸な主人公。（これも歴代テイルズ主人公の定めか・・）

アスベルの行動理念は「大切なモノを守る」であり、最初から最後までそれを貫き通している。
ある意味「正義を貫き通すRPG」

wii版のエンディング時点でシェリアと結ばれることが決定しているがそこに至る経緯はPS3で明かされる
シェリアへの想いを自覚した後は弟の皮肉に「お前に言われたくない」と返すほどの成長っぷりを見せた。

戦闘時は帯刀技（アーツ技）と抜刀術（バースト技）を使って戦う剣士。
テイルズオブシリーズでも珍しい、居合いを使いこなすキャラクターでもある。

ステータスは、術防御力が若干低めなくらいで、ほとんどの能力が高水準。
帯刀技は範囲が狭いものが多く若干使いづらいが、抜刀術は威力・範囲ともに使いやすいものが揃っている。
さらに自力で鋼体を付与する技を持つため、『テイルズオブシリーズ』の中でもトップクラスの性能の持ち主と思われる。

ただ最前線で行動することが多いため、よく敵の秘奥義等を受け「ﾏﾓﾚﾅｶｯﾀ･･･」と呟く姿も目撃されている。

PS3版『テイルズオブグレイセスエフ』のアクセルモードの能力は「アクセルフォース」。
一定時間パワーアップし、炎が周囲を回り、ダウン中の敵も拾える。
ちなみに、追加技で『魔神拳』も習得し、“剣”と“拳”二つのマジンケンを使える初めてのキャラクターとなった。
なお、本編の最終決戦時で起こった"あること"が原因で、本編の後日談及び未来編においては右目が青色・左目が紫色のオッドアイになっている。