実況「ちょっと心配ですがブルペンには杉内がいます」
シュッ バシーン
ポロッ・・・
ちょっと心配ですがこの節には概要があります
2013年3月8日に行われた第3回WBC2次ラウンドの日本対台湾戦中に起きた出来事である。
3対3の同点で迎えた9回裏1アウトランナー1塁の場面、牧田和久投手が直前のダイビングキャッチで負傷した可能性のある左手首の検査のため、一旦マウンドを降りる事態になってしまう。
試合は一進一退の攻防で、少しのアクシデントやミスが敗北につながる場面でのこの事態に緊張が走る。
テレビにはブルペンで杉内俊哉投手が投球練習をする様子を映し、実況者であるテレビ朝日アナウンサーの清水俊輔が「(牧田和久投手の怪我は)ちょっと心配ですがブルペンには杉内がいます」と杉内に期待を寄せるコメントを発言した。
ミットから発せられる音が響き渡り、杉内は大仕事をやってのけようと気迫の籠ったピッチングを魅せる。 が、次の投球をするためにキャッチャーから返球されたボールを落としてしまう杉内。 虚しく転がる白球。
その直後、打ち合わせでもしていたかのような絶妙なタイミングで挿入されるCM。
それは不吉な状況にそぐわない明るいBGMを流すCMであった。
この一連の流れがお茶の間で見ている人々を「後の投球は大丈夫なのか」「これ完全にフラグだよね」と不安を煽る事態になってしまった。
顛末
検査を受け特に問題はなかった牧田はマウンドに戻り、9回裏を投げ切った。
そして10回表に日本代表が1点を勝ち越し、10回裏に杉内が登板。
走者を抱えながらも見事無失点に抑え、フラグをへし折った。 試合時間4時間37分、午前0時前終了の激闘の末の勝利。試合中に不吉な予感をさせてくれたが、今となっては笑い話と言うべきか。
また杉内は2009年のWBCでは無双とも呼べる活躍で日本代表に多大な貢献をしており、2012年のペナントでは日本野球史上初のセ・パ両リーグで奪三振王を獲得していた。彼のいざという時は頼れる男と言う印象が笑いに大きく貢献したとも言える。
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