耐単語

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耐とは、耐えるという漢字である。

何かにこらえる動画というのはニコニコ動画に多い。耐久シリーズ、吹いたら負けなどを参照。

漢字として

意味

耐える、こらえる、法度、ヒゲを落とす刑。能・而と通用する。

〔説文解字〕の本字は耏で、耐はその異体字として載っている。耏は「罪、髡に至らざるなり」と、髠刑（髪を切り落とす刑）よりも軽い刑のこととある。これは、ヒゲ剃りの刑のことである。耐は〔説文〕に異体字として載っていて「或ひは寸に從ふ。諸法度の字は寸に從ふ」とある。

字形

耐は而＋寸の会意。耏は而＋彡の会意。而は髪を切られた人の象形で、彡は少し残った髪のことを表す。

音訓

音読みは、タイ、訓読みは、たえる。名のりに、つよし、などがある。

規格・区分

常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

語彙

耐火・耐久・耐罪・耐震・耐水・耐性・耐熱・耐乏・耐用

異体字

• 耏は、〔説文〕にある本字。JIS X 0212補助漢字。
• 𦓎は、〔集韻〕にある耏の異体字。
• 𦓘は、〔篇海〕にある耏の異体字。
• 𡬪は、〔竜龕手鑑〕にある耐の異体字。