概要
おおよそ2010年代中頃にアンダーグラウンドではやっていたベースミュージックのサブジャンル。現在は流行は収まっているが、日本のサブカルシーンに引用されるためアイドル関係でよく聴くようにもなっている。
おおよその傾向としては
- BPM130〜160でTrapのビートを基本としつつもリズムはハーフ(2stepの傾向も強い)
- シンセサイザーがやたらと特徴的な音を使いがち
- 全体的に展開は派手
- 音作りはジャンル名の通りきらびやか
- アルペジオの多用
- ヴォイスサンプルは高めになっている
といったものである(この手のジャンルによくある、厳密な定義がふわふわしているのでいくつか聴いてあーあれあれと察していってほしい)。
流行時期的にSoundCloudといったプラットフォームでトラックメーカーたちが相互に刺激しあっていったため、割と歴史を追うのは難しいのでそこは検索してくれ。
Kawaii Future Bassとは
Future Bassに刺激を受けた日本のトラックメーカーが中心となって萌えの要素を取り入れて派生したサブジャンル。
YouTubeで検索するとNightcoreのように二次元のイラストがサムネイルになっているのは大体これのせいである。
現在ではほかのさまざまなジャンルの要素を取り入れ、日本や韓国を中心に独自の展開をしている。
由来
「Kawaii Future Bass」については「Ujico*」(Snail's House)氏が提唱者であるという説がある。
彼が2014年8月31日に楽曲「Nyan Nyan Angel!」をSoundCloudにて公開した際、「Future Bass」のタグに並んで「Kawaii Future Bass」のタグを付けており、
そして同楽曲や、同様に彼が「Kawaii Future Bass」タグを付けて投稿していった複数の楽曲は人気を集めていき、それらの影響もあって「Kawaii Future Bass」がジャンルとして確立していったのだという。
同曲の公開以前に「kawaii future bass」という文字列が使用された前例も皆無ではないが、「ジャンル」として明確に認識されてはいなかったと思われる。
主なアーティスト
- Boombox Cartel
- Cashmere Cat
- Flume
- Illenium
- Louis the Child
- Marshmello
- Mura Masa
- Rustie
- San Holo
- The Chainsmokers
関連動画
関連項目
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