ほにゃらら(ホニャララ)とは、日本語で「代理の発音」「仮の発音」として用いられるフレーズである。
「伏せるべきフレーズ」や「正しい読み方がないフレーズ」を声に出す際、声に出しようがないために代わりにこの「ほにゃらら」を読みとして用いることがある。
TBSのテレビ番組『ぴったしカン・カン』(1975年~1986年)にて広まった言葉であるとされる。司会だったアナウンサー久米宏が「正解の言葉」を当てさせるクイズを出題する際に、その「正解の言葉」が含まれた文章を「正解の言葉」の部分のみ「ほにゃらら」と発音して読み上げており、これが広まったもの。そして久米宏の造語であるという。
こういった「語源」については不正確な説が広まりやすいが、「久米宏がこの説を否定していない」「当時を知る世代の人々が上記の経緯を記憶しており思い出として語っている一方、そこに反対意見が寄せられない」「この番組以前の「ほにゃらら」や「ホニャララ」の使用例の発見報告が無い」などの理由から、おそらく事実ではないかと思われる。
「読みを定められない記載の、代替的なよみがな」として用いられることもある。例えば、このサイト「ニコニコ大百科」は記事を作成する際に記事名に「ヨミガナ」を設定する必要があるのだが、「涼宮ハルヒの○○の一覧」の記事では「スズミヤハルヒノホニャララノイチラン」というヨミガナが設定されている(2022年9月12日現在。今後、編集により変化する場合もある)。
類似した使用法のフレーズに「チョメチョメ」がある。こちらも「テレビ番組『アイ・アイゲーム』にて出演者のタレント山城新伍がクイズ出題文中の伏字を「チョメチョメ」と読んでいたことから広まったらしく、広まった経緯も類似している。「チョメチョメ」という言葉自体は漫画『まことちゃん』で先んじて使用されていたらしいが、「伏字の読み」として使用されていたわけではなかったらしい。
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最終更新:2024/05/10(金) 09:00
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