ファントム・バイブレーション・シンドローム 単語

ファントムバイブレーションシンドローム

1.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ファントム・バイブレーション・シンドローム(phantom vibration syndrome)とは、携帯電話スマートフォン)が振動したように感じる現である。

概要

ジャーキング青木まり子現象などと並ぶ、「あの現って名前あったんだ」と言いたくなる現の筆頭補の1つ。
カナダで最初にこの現が言及されたとされ、日本語では『幻想振動症候群』と書く。
持っているスマホ携帯電話(ほか、振動機能を備えた電子機器)が、実際に振動したわけではないのに振動したと錯覚してしまうこと。携帯電話ズボンのポケットなど体に直接触れる場所に身に着けていたりすることで、着信が来る事に敏感になってしまったために振動していないにも関わらず振動したと誤解してしまうのである。だが実際に確認してみると着信はく、ただの気のせいだった。そんな経験が、当記事をご覧のあなたも一度は味わった事があるのではないだろうか。
スマホに限らず現代の電子機器の振動に慣れた人であれば、心当たりがい人の中にもこの症状が潜在的に感じ始めている人もいるとされる。

近年、携帯電話スマホが普及してきたことで公共の場や仕事場で着信音に注意してマナーモードにしたまま携帯電話を持ち歩く事で、が電子機器の振動を記憶して敏感になった結果、発生してもいない振動に反応してしまうというメカニズムによるとされる。
病気というわけではないので治療法のようなものも決まった手段は存在しないが、いつも同じ場所(ポケット)にしまっているならば場所を変えてみたり、カバンの中にしまうなどして気にならなくなった、というケースもあるらしい。

東日本大震災が発生した頃は「地震が発生し揺れた気がした」という現があちこちで見られたほか携帯電話依存症の人が「携帯電話を持っていないのに、電話が鳴った気がした」と感じることがあるなど、「気のせい」が元の現というのは世の中に結構溢れている。
もっとも、ただの勘違いに過ぎない現であるにも関わらずファンタジー系のアニメゲーム魔法か何かの名前で登場してそうなかっこいい名称が付けられている現はそうそいかもしれないが。

関連商品

関連項目

一般項目

「え?この現象って名前あったの?」な現象

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/01(水) 21:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/01(水) 21:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP