ホフマン警視とは銀河英雄伝説外伝の一つ「汚名」の登場人物。ウルリッヒ・ケスラーと並び、銀河英雄伝説を代表する警察官キャラである。
CVは神山卓三。銀河帝国の文民警察官で、階級は警視。歓楽地となっている人工衛星「クロイツナハⅢ(ドライ)」の治安責任者であり、サイオキシン麻薬の取り締まりに注力している。定年退職が近い。軍隊内の麻薬密売組織の長である退役将官を逮捕するため、休暇で当地を訪れていたキルヒアイス中佐(当時)に協力を依頼する。
文民警察対帝国軍という官組織間の政治的軋轢から、また軍隊という組織の特殊性から、偶々事件に巻き込まれたキルヒアイスを協力者にして捜査を進めた。だが協力させるためとは言え、キルヒアイスの誠実さに付込んだと言えない事も無い手法を用いている。このあたりが狸なところ。
結果を見れば、彼の正義感と頭脳と戦闘能力は捜査にとって大きくプラスとなり、真犯人であるバーゼル退役中将の逮捕へと繋がった。ホフマンの人を見る目は確かであったといえるだろう。また捜査過程においては、キルヒアイスに対する警護もしっかりと行っていた。
キルヒアイスとの会話などから察するに、ホフマンが組織に関する情報を相当に得ているのは確か。キルヒアイスに声をかけた時点で、密告に基づきカイザーリング退役少将かバーゼル退役中将のいずれかが怪しいと目星をつけていた。実は密告はバーゼル退役中将の妻がしたもので、夫を改心させるために行ったのだった。ホフマンは予断をもって見込み捜査を行うことなく、状況の観察とキルヒアイスから得た情報から被疑者を絞り込んだ。以上から、捜査責任者としての能力は高いと推測できる。
定年退職後は息子夫婦と暮らし、孫の面倒を見ながら余生を全うしようと考えている。
銀河英雄伝説で度々話題になる、化学合成により製造される麻薬。中毒性と催奇性(生物を奇形にする性質)が高い。同盟、帝国双方で厳しい取締りが行われている。ユリアン・ミンツの言葉によれば、同盟と帝国が秘密裏に捜査協力したこともあるようだ。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/30(火) 17:00
最終更新:2024/04/30(火) 17:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。