ホンダ・CR-Vとは、本田技研工業が1995年から生産しているSUVである。
「クリエイティブムーバー」第2弾として開発された車で、オデッセイと同じく既存のプラットフォーム(CR-Vの場合はシビック)を利用して作られた現在でいうクロスオーバーSUV(発売当時は「ライトクロカン」と呼ばれていた)である。
この車が発売されるまで、ホンダはいすゞやランドローバーからのOEM供給(ジャズ、ホライゾン、クロスロード)や、クライスラージープの輸入販売などでRV市場への進出を図っていたが、思うように売れていなかったという。
1995年発売。
フレームシャシーを持つクロカン車を作っていなかったため、シビックのプラットフォームを共用することによって開発された。
本格的なクロカンではなく、都市での使用を重視した「ライトクロカン」として売り出し、価格もクロカン車としては安い部類に入る199万円(標準車、東京地区の標準価格)であったため爆発的にヒットした。
エンジンはB20B(2000cc)を搭載、トランスミッションは4速オートマシックのみで、駆動方式はリアルタイム4WDのみだった。
グレードは「標準車」とエアコン、ルーフレールなどの装備が取っ払われた「B仕様」の2種類。
標準車にはパッケージオプションとして、快適装備(キーレスエントリー、カセットデッキなど)が装着される「Lパッケージ」、アルミホイールとプライバシーガラスが装着される「Sパッケージ」、ナビゲーションシステムが装着される「Nパッケージ」が設定されていた。
1997年には一部改良を実施。
全車にABSとデュアルエアバッグが標準化された。
また、新グレードの「スマートスケープ」と「アクティブスケープ」を追加。アクティブスケープは5速マニュアルのみで、他のグレードよりも若干エンジン出力がアップしている。
この改良により、パッケージオプションのSパッケージが廃止された。
1998年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインを変更、2WDが新規設定された。
グレード編成が再び変更され、「フルマーク」、「パフォーマ」の2種となった。フルマークはカラードパーツや吊り下げ式のスペアタイヤを採用することにより都会的な印象となった。逆にパフォーマは、ブラックバンパーの採用や従来通りのスペアタイヤラックの装着により、スポーティな印象が与えられた。
1999年にはナビを標準化した「ナビオ」シリーズが、2000年にはフルマークに特別仕様車「プレミアム」が追加された。
2001年発売。
先代と同じくシビックのプラットフォームをベースに開発されており、グレード編成も「フルマーク」、「パフォーマ」の2種類をベースに展開していた。
エンジンはK20Aを搭載、トランスミッションは4速オートマチックと、パフォーマシリーズにのみ5速マニュアルが設定されていた。
駆動方式は、4WDとフルマークにのみ2WDを設定。
2004年にはマイナーチェンジを実施。
エンジンがK24A(2400cc)に変更となり、税金のクラスが1個上がった。また、5速マニュアルを廃止、オートマチックは5速化された。
2006年発売、プラットフォームがアキュラ・RDXと共用になる。
エンジンは2400ccを搭載。
駆動方式は4WDと2WDを設定、それぞれグレードが分けられていた。
2011年発売。
このモデルからは2リッターが復活した。
駆動方式は、2.4リッターモデルが4WD、2リッターモデルが2WDを設定。
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最終更新:2024/05/03(金) 09:00
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