握力

握力とは、手で物を握るときの力である。

概要

学校の体力測定で実施する項目の1つである。物を握ると言う基本的な動作で必要とされる力であり、筋力を測る簡単な方法であることから採用されているようである。

ハンドグリップが握力を鍛える器具として有名であり、器具の小ささや手頃さゆえに持っている人はそれなりにいたりする。

年齢別握力

文部科学省が発表した令和2年度の年齢別握力[kg]は以下の通りである。

年齢 男 女 6 9.73 9.15 7 11.12 10.47 8 13.06 12.37 9 14.89 14.50 10 17.48 17.35 11 20.42 19.86 12 25.19 22.17 13 30.58 24.17 14 35.35 25.94

年齢 男 女 15 36.93 25.69 16 39.60 26.09 17 40.74 26.68 18 40.40 26.60 19 42.22 25.47 20～24 45.56 27.37 25～29 45.13 27.43 30～34 46.35 28.76 35～39 45.27 28.49

年齢 男 女 40～44 45.32 28.20 45～49 45.29 28.30 50～54 45.01 27.86 55～59 45.43 26.90 60～64 42.38 26.56 65～69 39.70 25.09 70～74 38.39 23.91 75～79 35.20 22.58

動物の握力

握力が強い=りんごを握りつぶせるというイメージがある。そのりんごを確実に握りつぶせるのは70kgと言われている。では、人間以外の動物の握力はどうなっているのかということで集めてみた。動物に握力系を握らせるわけにはいかないので推定となる。

ゴリラ・・・400～500kg オランウータン・・・350kg チンパンジー・・・250～300kg ニホンザル・・・30kg イヌワシ・・・100kg 熊・・・150kg

コアラ・・・20～30kg ナマケモノ・・・0kg（握れないため） オウギワシ・・・140kg ハイイロネズミキツネザル・・・500g 人間(ギネス記録)・・・193kg

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関連項目

• 人間
• 筋肉