ぞう列車がやってきたとは、1976年の絵本、及びそれを原作とした1992年のアニメ映画である。
原作となるえほんは小出隆司が1976年に自費出版したもので、これが大きな話題になって1983年に岩崎書店から一般販売されたもの。後に合唱曲としても定着している。
史実にある名古屋東山動物園における『象列車』のエピソードをもとに二人の子供たちを軸に戦争に突入していく日本と、戦争から象を守りぬいた人々、そしてラストで戦後の日本を描いた作品。
1992年5月にこれを虫プロダクションが映画化し、一部の映画館で上映されたほか、文部省選定、日本PTA全国協議会推奨優秀映画鑑賞会、日本私立小学校連合会のそれぞれ推奨を受けたことで小学校を中心に校外学習でかけられたこともあったほか、夏休みの終戦記念日近くによく設定されていた戦時下の悲劇をこどもたちに伝えるアニメ枠で放送されていたこともあった。嘆かわしいことに近年では、視聴率が悪いからなのか、この手の放送が無くなってしまった。
ドラえもん『ぞうとおじさん』と並んで象と人間の関係を描いたアニメ作品の中でも感動作という評が多い。
映画版の監督は世界名作劇場などを手がけた加藤盟。音楽は『ゴジラ(1984年)』などで活躍した小六禮次郎が担当。
VHSは発売されたものの、今のところDVD化、Blu-ray化はされていない。
5歳のポッポちゃんのお父さんは東山動物園の園長さん。小学5年生のサブちゃんと一緒に園内を回るのが日課。
その頃、日本は第二次世界大戦に突入していたが、動物園にはまだたくさんの動物たちがいた。
中でも人気があったのは4頭のぞう。
しかし、戦争は次第に激しくなり、動物園は餌不足に。
とうとう猛獣を処分せよという命令が全国の動物園に出されてしまい・・・
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最終更新:2025/03/16(日) 16:00
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