めざましテレビとは、フジテレビで1994年より放送されている朝の情報番組である。
「めざましテレビ」開始以前のフジテレビの朝の情報番組は何をやっても長続きしない「魔の時間帯」であった。
そのため、 他局が朝の情報番組強化へ突き進んだ1980年代以降も、フジテレビは申し訳程度の情報番組を放送しつつ、前日の「プロ野球ニュース」の再放送、アニメ再放送や「ひらけ!ポンキッキ」「ポンキッキーズ」「ウゴウゴルーガ」など子供向け番組も編成。当時はフジテレビが圧倒的な強さを誇って視聴率三冠王に君臨していた時代であったにも関わらず、悪い言い方をすれば最初から匙を投げていた状態であった。
(このため、関西テレビなど系列局の中には独自に情報番組を製作して放送していた所もある)
この状況にメスを入れ、「たとえ視聴率が低迷しても最低5年は続ける」という意気込みで立ち上げられたのが「めざましテレビ」である。
1994年4月1日に番組がスタート。スタート当時の放送時間は5:55~8:00。
開始時のメイン司会はNHKからフリーになったばかりの大塚範一と、当時フジテレビの看板アナウンサーだった八木亜希子。
放送開始からしばらくは朝番組として定着していた「ズームイン!!朝!」(日本テレビ)や、めざましテレビの1年前に始まった「NHKニュースおはよう日本」(NHK) などに押され苦戦していたが、視聴率はその後上昇。視聴率上位グループの一角として熾烈な闘いを繰り広げる。
なお、裏の「ズームイン」のメイン司会を担当した歴代男性アナウンサーが後にフリーになっているが、「めざまし」のメイン司会を担当した歴代女性アナウンサー(八木亜希子・小島奈津子・木佐彩子・高島彩)も現在フリーになっている。
1997年3月10日、開局から長年に渡ってフジテレビが局舎を構えていた東京都新宿区河田町から現在の港区台場に移転した際、放送開始後最初に放送されたのが「めざましテレビ」であった。
当日はまだ建物がまばらだった台場の上空をヘリコプターによる空撮で新局舎を中継。番組自体も全国へ新局舎と台場をアピールする内容で放送された。
2011年11月、大塚が白血病を発症。この治療に専念するために休業することとなり、伊藤利尋アナウンサーが代行司会を務めた。しかし回復に時間がかかることが発覚したため、2012年3月に本人の申し入れにより正式に降板。同年4月からフジテレビアナウンサーの三宅正治にメイン司会を交代した。
その際に、出演者の入れ替え・移動を大幅に行い。新しいスタジオ(めざまスカイ)にフルリニューアルを行った。
リニューアル直後は、概ねリニューアル前のフォーマットを引き継いだ形であったが、先行してアニメを放送していた汐留に追従し6時台にアニメコーナーを設けたり、データ放送によるじゃんけん企画などを開始して独自色を出していった。
さらに特筆すべきは2代目メインに就任した三宅アナウンサーの役割であろう。
大塚時代は「大塚さんというお父さんが家長となり、めざましファミリーを時に厳しく時に温かく支える」というのが番組のカラーであった。臨時に入った伊藤アナもおおむねそのカラーを大切にしていた。
しかし、三宅アナが就任することが決定しニコ生でも流れた新情報番組記者会見では「ダッフィのストラップを女子アナの前に出し裏声で話かけてくる」などの現代の若い子に媚びるような人柄が暴露され、番組カラーに揺らぎが見え始める。
そして現在のカラーになる決定打となったのが「三宅アナのももいろクローバーZ」との出会いである。
番組の企画で若者文化を学ぶことになった三宅アナはしぶしぶながらも「ももいろクローバーZ」のライブに行くことになる。隣にはすでにモモノフだった後輩アナがサポート役としていたが雰囲気に圧倒される三宅アナをしり目にライブを楽しんでいた様子だった。
その様子にカチンと来たのか圧倒されながらもももクロの魅力にハマったのか番組内でリベンジを宣言。例の後輩アナから過去のももクロのライブDVDをすべて借り勉強、次のライブ取材では単独で乗り込みモモノフとしての風格を漂わせる盛り上がりっぷりを見せつけた。完全にももクロファンになり、「姉妹番組のめざましどようびにゲストに来る」と聞いた時は番組内で「なんでこっちに来てくれないんだろう」と思いっきり不満を述べていた。
(※この不満の裏には同じ週に、ももクロメンバーが月-金まで毎日1人づつじゃんけんのコーナーに出てくるという企画がありはしたものの、三宅アナは直接スタジオで絡めず、おまけにどようび出演時はOPで生歌を披露し、その後8時前までニュースコーナーを除くほぼ全編に出演という扱いを受けたからということは補足はしておく)
その結果「若者文化に理解があるどころか自分でも楽しんじゃうようなお父さんを筆頭に、周りがいじりつつ支える」という現在の体制が出来上がった。
軽部アナにとってはおじさんいじり企画時には巻き込まれるのでとばっちりを受けた格好である。
2013年4月をもって20年目に突入し、2017年現在で放送期間は23年にも及ぶ。「フジテレビの朝のニュース情報番組は短命」というジンクスを打ち破り、めざましテレビは異例の長寿番組となった。[1]
2013年6月まで5:55飛び乗りスタートであった石川テレビが同年7月に5:25スタートとなり、ようやく全ネット局の放送開始時間が5:25スタートに統一された。
制作スタッフの総人数は兄弟番組を含める(アクア・どようび)と200人を超えており(※フジの全社員は1500人)、24時間体制で動いている。全員がメールによる情報共有を常にしておりネットにも負けずとも劣らないスピードで正確かつ面白い情報を集めようと動いている。それがズームインを終了に追い込み、また低迷を続けるフジテレビで視聴率1位の座を他局に奪われない秘訣といえよう。(それを女子アナだけのおかげだとかいう他のスタッフがどうかしていると思う。)
めざましテレビの開始直後からの特徴として「芸能ゴシップネタ」を極力扱わないという方針がある。
そのため、芸能ニュースの特集では「まだ殆ど世に知られていないアーティスト」や「他局ではあまり扱わないエンターテイメント系のニュース」が中心となって編成されてきた。現在でも大筋は変わっていない。(ゴシップネタは新聞記事の紹介程度。殆どを後枠のとくダネ!以降に任せている。)
2010年代に入る頃からは韓流に染まり、2012年夏に勃発した「韓流フジテレビ騒動」前後には毎週のように韓流アーティストが取り上げられていたりしたので、フジテレビの情報番組としてやり玉にあげられていた(もっと騒動以前は他局でも似たような感じだったが)。
その反動なのか、クールジャパンとかいう日本を挙げたサブカル推しの流れを汲みとってのことなのか、何故か他の朝の情報番組に比べて声優、劇場版アニメ、ボーカロイド、アニソン歌手などオタク系の特集が異常なほど多い事で知られている。
2013年度は金曜日の6時台後半に「ミドリGAマドグチ」というレギュラーコーナーが設けられており、この枠では確実にヲタク向けのサブカル要素が入ることになっている。
さらには、2013年10月からはタイトル名の由来にもなっていた松尾翠アナがフジテレビを寿退社(&妊娠)し京都へ行ってしまったため、コーナー担当が歌い手のGeroに変わった。
「○○さん(声優)が地上波で見れる!」「オタクコンテンツの知名度上昇に一役買っている」と肯定的な意見がある一方、「お茶の間が気まずい雰囲気になるからやめろ!」「オタク特集乱発しすぎ!」と否定的な意見もある。
なにはともあれ、夜型が多いオタクの早起きに一役買っているのは事実である。
また、ネットでは若干使い古されたネタを最新ネタとして7時台後半の「ココ調」コーナーで取り上げることがたびたびあり、マカンコウサッポウ写真の時はフジテレビ前にいた20人程度の一般人と写真を撮ったり、ブームのキッカケとなった写真の女子高生達をスタジオ呼び出しわざわざ再現させたり(誰得)、新作を取らせたりするなど(誰得)、時間をかけたわりにはショボイ(誰得)特集がお茶の間に流れることもある。
さらには2014年4月のリニューアルでツイッターでの話題を紹介するコーナー(ついっぷるが協力)が新設、そのおかげでKNN姉貴などが紹介される事案が発生し、「こええええええええ(小並感)」という意見が出ているという。
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2023/04/05(水) 00:40:50 ID: b7Tquew3F8
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2023/04/25(火) 07:58:48 ID: uUy1Fffgbg
いい加減イマドキに吐き気してきたわ
東京スカイツリーの台湾祭、こんだけ男性も集まってるのに徹底的に女性にしかインタビューしない
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2025/01/22(水) 04:47:34 ID: Sbs3xntvsv
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最終更新:2025/04/27(日) 14:00
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