行列のできる法律相談所とは (ギョウレツノデキルホウリツソウダンジョとは) [単語記事]

行列のできる法律相談所とは、日テレのテレビ番組である。2021年 10月以降は『行列のできる相談所』となっている。

2025年 3月30日で番組は終了となった。

概要

2002年 4月7日より日テレにて放送されているバラエティ番組で、放送時間は日曜 21:00。初代メイン MCは島田紳助と松本志のぶアナウンサー（放送開始時は日テレアナウンサー、現在はフリー）で、弁護士軍団は北村晴男、住田裕子、久保田紀昭、丸山和也の4人でスタートした。極稀に松本アナの代打で後輩の女性アナウンサーが登板する事があった。なお、2011年 10月より新人の徳島えりかアナウンサーにバトンタッチする（但し、1ヶ月ほどは研修も兼ねて松本・徳島体制となる）。
番組略称は「行列」。

法律問題を扱う番組であり幾つかの問題に対してトークをするスタイルであるが、2007年から企画やテーマに沿った出演者のトークが中心となる。最近では法律に関係のないトークパートの割合が大きくなっており最後に申し訳ない程度に法律問題が扱われたり、全く扱われない事が稀によくある。…どころか、年が進むにつれ普通のトーク番組になり、「法律問題が全く扱われないのが平常運転」になってしまった。ついに2021年にはタイトルが「行列のできる相談所」となり、「法律」が消えてしまった。
また、恐妻家やトライアスロン挑戦なども不定期で扱われる。

基本的に収録放送だが、24時間テレビ関係などで生放送が行われる事がある。また、番組スタッフは月曜 21時の深イイ話などと多くが重複する為、番組同士でコラボする事がある。なお、収録は日曜に行われているが競馬の関係で収録に巻きが入る事がある。

本番組をきっかけにブレイクしたり転身したりする人がいるのも特徴で、弁護士軍団から参議院議員になった人や大阪府知事になった人もいる。

番組開始時から弁護士軍団のメンバーだった久保田紀昭が2003年 3月を以って降板、同年の4月から後任として橋下徹がレギュラー出演することになった。弁護士軍団はここから2007年 6月17日放送分までの約4年の間、北村晴男、住田裕子、橋下徹、丸山和也の4人となる。

丸山の参議院選出馬の関係で2007年 6月24日放送分～12月9日放送分まで弁護士軍団のピンチヒッター枠が設けられていた。(後に丸山は参議院選に当選、議員活動の関係で2007年 9月23日放送分と2008年に一度出演したのを最後に出演していない。)

橋下の大阪知事選出馬の関係で2008年 1月13日放送分から本村健太郎が代わりに出演するようになった。丸山の枠は、2008年 1月13日放送分～2011年 11月20日放送分までは菊地幸夫、石渡真維が交代制で出演していたが、2011年 7月3日放送分で石渡がシンガポールに移住する関係で番組を卒業、翌週の2011年 7月10日放送分からは菊地のみで出演することになった。)

2011年 11月20日放送分で、松本アナは産休のため、住田は特定非営利活動法人の活動に専念するため卒業。翌週の2011年 11月27日放送分からは、徳島アナが正式な2代目秘書になり、住田の後任として、大渕愛子がレギュラー出演することになった。この放送以降、弁護士軍団のメンバー構成は、北村晴男、大渕愛子、菊地幸夫、本村健太郎の4人となる。

島田紳助の引退により2011年 8月28日分は休止。以後の放送は9月4日より再開し、4日放送分は東野幸治、11日放送分は宮迫博之が司会を務める。以後も当面は交代で司会代行が置かれる予定。2013年時点では東野幸治、宮迫博之、後藤輝基の3人で交代で行っている。稀にこの3人以外が司会を務めることもあった。(過去に、綾部祐二、明石家さんま、ベッキー、桝太一アナが務めた。)

その後、司会者は東野幸治、宮迫博之、後藤輝基、明石家さんまの4人が交代で務めるようになり、2019年に宮迫が降板後、2022年 4月には井上芳雄が新しく加入した。タイトルから「法律」が外れても、（全員が同席することは珍しいものの）弁護士たちは出演しており、2024年時点のメンバーは北村晴男、菊地幸夫、橋下徹(復帰)、森詩絵里(新加入)となっている。また、住田裕子などの以前のメンバーも出演する場合がある。