PRODUCE 101 単語

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プロデュースワンオーワン

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PRODUCE 101』とは、韓国音楽専門CSチャンネルであるMnetで放送されたオーディション番組。本項ではMnetで放送されたシリーズを取り扱う。

概要

日本オーディション番組は通常、芸能事務所に所属していない元タレント素人が参加するオーディション番組なのだが、本家では様々な事務所に所属するタレントも参加しているケースがあることに加え、韓国視聴者プロデューサー)による投票結果の順位でデビューメンバーが決まるという特徴がある。第3弾にあたる「PRODUCE 48」のみ上位12名のデビューだが、その他のシーズンでは上位11名がデビューとなっている。

また、本シリーズデビューが決まったメンバー以外にも注が集まって別パターンデビューするという動きもあるように、本シリーズを通じて原石を見つかったり、別グループとしてデビューするケースも存在する。

大まかな流れとしては後述の審内容を通じて補者を絞っていき、最終投票結果の上位11名(12名)に留まったメンバーが合格者となり、グループデビューが確約となる流れとなっている。参加者は自身の得意分野をいかにK-POPというフィールドで活かすことができるか、そして、実を伸ばしつつもスター性が発揮できることをアピールできるかがポイントとなる。

審査内容

A-Fクラス分け段階
トレーナーの前で自由パフォーマンスを行い、A、B、C、D、Fの5つのクラスに振り分けられる。その後、課題曲のレッスンを実施して行われる再評価テストにてクラス再編が実施されるという内容。Aクラスになると、主題歌センターポジションで踊ることができ、さらにその中から1名センターが選出されるという参加者にとっては非常に重要な審となる。
グループ評価 / グループバトル
パフォーマンス曲毎に2グループに分かれてパフォーマンスに挑む企画。各役割ごとに観客投票で争うのだが、全体票数でグループ全体が勝てば、そのグループ全体に投票数が加算されるのでグループ全体の総合プロデューサーに訴えられるかどうかも重要な審となっている。グループの決め方は、ランダムで選ばれた1人が、チームになりたいメンバーを選出していくスタイルなので、本シリーズでは人気者ばかり集まった「アベンジャーズ」となる場合もあれば、落ちこぼればかり集まったはずが意外と健闘するというパターンもある。
ポジション評価 / ポジション評価バトル
ボーカルラップダンス、それぞれのグループに分かれパフォーマンスする審。観客投票グループ1位になったメンバー投票数が加算。さらに、ポジションごと総合1位になった3名には、さらに投票数が加算される。
コンセプト評価
番組が用意した、雰囲気の違うオリジナル曲ごとにグループ分けをしてパフォーマンスバトル。観客投票1位になったグループには投票数が加算される。オリジナル曲制作には、有名な作曲が参加するので、注度が高い評価バトルとなっている。
デビュー評価
プロデューサーが今まで以上に全員の内容を振り返りながら参加者を評価して投票する重要な審練習生には課題曲が2曲発表され、練習生は好きな曲を1つ選ぶ。本番当日は観客の前でパフォーマンスを披露。投票は1日1回のみ。

歴代合格者ユニット

I.O.I(アイオーアイ
シーズン1合格者11名によるガールグループグループ名は番組名の「101」に由来しており、「Ideal Of Idol」という意味が込められている。2017年1月までの期間限定グループではあったが、非常に人気が高い。一時期は再結成の話もあったが、後述の番組側の不祥事によるで再結成の話は事実上消滅した。
Wanna One(ワナワン
シーズン2号学者11名によるボーイグループグループ名は番組名の101が由来で、「メンバーファンが1つになる」という意味が込められている。こちらも活動期間が定められており、2019年1月に解散となった。ただし、「2021 Mnet Asian Music Awards」には1名を除いたメンバーが再集結してパフォーマンスし、2022年1月27日にも再びメンバーが再集結して『Beautiful(PART)』を各音楽配信サイトにてリリースした。
IZ*ONEアイズワン
事実上のシーズン3に該当する「PRODUCE 48」合格者12人によるガールグループシリーズ一のAKB48に関連したグループグループ名は世界ファン募を行い採用されたもので、「IZ」がメンバーの人数である「12」に見えることから、「12(IZ)種の色彩を持ったそれぞれのたちが一つ(ONE)になるよう、すべてが一つになる間」という意味が込められている。2021年4月29日までの2年6かの期間限定で活動。彼女らも活動中に後述の番組側の不祥事に苦しめられた。
X1エックスワン
シーズン4にあたる『PRODUCE X 101』合格者11名によって結成されたボーイグループグループ名は番組のキーワードであるXと1を合わせたものであり、「未知数の練習生が集まって一つになる」という意味と、ローマ数字表記のXIで「11」や「10+1」の意味も併せ持つ。本来は5年の期間限定で活動予定だったが、後述の事件により活動を一時中断せざるを得なくなり、 各メンバーの所属事務所とCJ ENM、SWINGエンターテインメントの協議の結果、2020年1月に解散することになってしまった。そのため、番組側の不祥事によるモロに被るハメとなったグループと言える。

シリーズの不祥事について

本項では日本版である『PRODUCE 101 JAPANシリーズのあり方や出身ユニットの活動にもを及ぼした重要な出来事であること、オーディション番組としては異例の逮捕者が出るなどの社会の強さからシーズン3とシーズン4で発覚した問題について記述する。詳細は各種まとめサイトWikipediaを参照にしていただきたい。

発端は「PRODUCE X 101」最終回での投票集計であった。その時の集計結果を分析した所、練習生間の得票数の差が同一であること等から、投票結果の操作を行ったのではないかという疑惑が持ち上がる。そして、プロデューサー側と思われる視聴者団体が刑事告訴を視野にいれた弁護士費用のためのクラウドファンディングを敢行し、成功。その一方で、放送審議委員会に対して番組に関する苦情が殺到。これにより疑惑に関する報道が連日取り沙汰されるようになる。

Mnet側は集計エラーこそあったが順位に変動がないことを報告。だが、社内調を行った所、事実関係の把握限界があると判断し、のある捜機関に捜依頼するとコメント。その後、2019年7月31日午後にソウル地方警察庁サイバー隊がCJ ENMの「PRODUCE X 101」制作事務所SMS投票を集計した業者への捜を行った(同年8月12日にも宅捜索を敢行)。

9月6日に「PRODUCE 48」を含むPRODUCE 101シリーズ、同じくMnetで放送された「アイドル学校」についても投票操作疑惑があること、そのことを理由に捜となっていることが明らかとなった。その後、様々な事実明らかとなるがMBCの調報道番組「PD手帳」による当疑惑に関する報道はかなり重い内容である。

2019年11月5日午後、ソウル中央地裁のミョン・ジェグォン状担当部長判事はアン・ジュニョンプロデューサー等2人の制作に対して逮捕状を発行。これによりMnetも正式に謝罪を述べたうえで捜への協と生じた責任を取る旨を表明。併せて今回の事件で被害を受けたアーティストに対する推測報道は控えてほしいと呼びかけた。

2019年11月6日放送のSBS 8 ニュースにて警察の取り調べで「PRODUCE X 101」と「PRODUCE 48」の順位操作容疑を認めたと報道された。併せてシーズン2まではそのような事実はないと否認している旨も報じられた。

不祥事の影響

IZ*ONEに関してはアルバムBLOOM*IZ」の発売延期、カムバックショーケースCOMEBACK IZ*ONE BLOOM*IZ』の放送とメディア向けショーケースの開催中止などの休止を挟まざるを得ない事態となった。グループはその後のアフターケアなどを受けて2019年12月30日に活動を再開し、2021年4月29日まで活動ができた。

だが、X1に関しては発端となる当該番組出身グループということもあり長きにわたり活動を休止する事態に追い込まれてしまった。結局は活動再開とはなったが、各メンバーの所属事務所とCJ ENM、SWINGエンターテインメントの協議の結果、2021年1月6日に解散となってしまった。

シーズン2にも参加していたキム・ドンビンもInstagramで今回の不祥事について批判ならともかく、悪質な誹謗中傷はいかがなものかといった旨のコメント投稿した。他にも過去シーズン参加者である丹羽央里やイ・デフィもSNS記者会見で今回の不祥事に関する言やコメントを残している。

日本版である『PRODUCE 101 JAPANシリーズでは「日本版」独自の運営体制によって制作されていること、投票集計作業について制作に携わる複数社のスタッフによる投票集計チームに、制作業務から全に切り離された外部弁護士も加えた投票集計管理体制を敷いていることを説明。これは日本側の制作会社である吉本興業としてもコレ以上、社内イメージブラックいしたくないという意図があるのかもしれない。

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