ネコ科ではあるが、イエネコ (そこら辺で見かける猫) の属するネコ属 (Feris) とは違うオオヤマネコ属 (Lynx) に分類される。これは例えばクロアシネコがイエネコと同じネコ属にあてられるのとは対照的である。その容姿からもイエネコと異なる分類に振られることが理解できよう。体長67~110cm、尾長5~17cm、体重7~17kgと、イエネコの2倍程度の大きさである。
主にアメリカ大陸北部に分布する。獲物の60~97%がカンジキウサギなどの小動物で占められており、カンジキウサギの数が増減することにより、オオヤマネコの数も変化する現象が確認されている。しかしニューファンドランドではカンジキウサギが減少した時にトナカイの仔が多く餌食になったことがある。カナダオオヤマネコは優れたハンターでもあるため、成獣のトナカイ、ミュールジカ、ドールシープなどの大型の哺乳類が狩猟・捕食されることもある。
パースがおかしいと言われネットで話題となったほどの、長く大きくて密集した毛で覆われた脚が特徴。非常に大きく長い脚は雪の上での活動に適しており、深い雪の中でもすばやく動き回ることを可能としている。基本的に地上性だが、木登りや泳ぎも得意であることが知られる。
ボブキャットなどの他のネコ科の動物と比べて、両頬の長い房毛、短い尾、耳の先の長い房毛などが特徴的。特に冬毛の銀色に輝くその外見はとても美しく、ある種の神々しさをかもし出して見る者を圧倒する。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/02(月) 18:00
最終更新:2024/12/02(月) 18:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。