『キャプテン翼』とは、高橋陽一のサッカー漫画シリーズである。
概要
略称はキャプ翼(きゃぷつば)。漫画をもとにアニメ、ゲームが作られている。
サッカー漫画といえば、この作品を思い浮かべる者が多く、その影響力は1990年代~2006年辺りに活躍した国内外のプロサッカー選手に大きな影響を与えており、日本を代表する漫画の一つとなっている。
「ボールは友達」の少年、大空翼の成長と活躍を描くサッカー漫画。1981年から1988年まで週刊少年ジャンプにて連載された。人気作であり1980年代のサッカー人気の原動力の一つとなった。1994年から『キャプテン翼 ワールドユース編』が連載。その後、掲載誌をヤングジャンプ、グランドジャンプに替え、続編が描かれている。
主人公の翼と多くの仲間、ライバル達がチーム一丸となって勝利を目指す姿勢が読者にヒットした。
第1作目(以下初代)連載当時に同人誌の世界に大きな影響を与えた漫画の一つであり、良くも悪くもやおい文化を盛り上げた罪深い作品とも言える。
連載当時に担当編集者が同人界におけるブームを喜ぶ反面、8割がやおい本であった事に対し、巻末ページの編集後記でブチ切れた事もあった。
2017年6月「キャプテン翼 ライジングサン」6巻にてシリーズ通算100巻に到達する。
原作漫画
厳密にはオランダユース戦などの外伝的作品もあるがここでは省く。
通算100巻到達時の記事も参照
キャプテン翼
1981年~1988年、『週刊少年ジャンプ』に連載された。全37巻。
キャプテン翼 ワールドユース編
1994年~1997年、『週刊少年ジャンプ』に連載された。全18巻。
ジュニアユース大会から3年後、ワールドユース選手権が舞台。葵新伍やカルロス・サンターナ、赤井止也が登場。前作で対戦のなかったブラジルとはこの作品で戦うことになる。徐々に作画が崩れ始める。
キャプテン翼 ROAD TO 2002
2001年~2004年、『週刊ヤングジャンプ』に連載された。全15巻。
バルセロナに移籍した翼がプロで活躍。海外の実在選手のほとんどは偽名。
キャプテン翼 GOLDEN-23
2005年~2008年、『週刊ヤングジャンプ』に連載された。全12巻。
「ROAD TO 2002」の一週間後からのストーリー。U-22日本代表メンバーのオリンピックアジア予選を描く。日向の師でもある吉良が日本代表監督。
キャプテン翼 海外激闘編
2009年~2012年、『週刊ヤングジャンプ』に連載された。
日向、葵を描いた「海外激闘編 IN CALCIO 日いづる国のジョカトーレ」全2巻、
翼を描いた「海外激闘編 EN LA LIGA」全6巻がある。
キャプテン翼 ライジングサン
2014年~2023年、『グランドジャンプ』に連載された。
翼がU-23日本代表としてオリンピックの頂点を目指す。
スペインとの準決勝の途中で『~ THE FINAL』に改題。
キャプテン翼 ライジングサン THE FINAL
2023年~、『グランドジャンプ』に掲載中。(2024年4月完結予定)
作者の体力の限界により、スペイン戦を最後の漫画作品とする事が決定。
決勝となるブラジル戦は描かれる事なく、『ワールドユース編』に続き二度目の打ち切りという形で漫画連載は幕を閉じる。
今後の展開はネームを掲載する形で『キャプテン翼 ライジングサン THE FINALS』の題で続けられる。
また、ゲーム『たたかえドリームチーム Next Dream』でオリンピック後のチャンピオンズリーグ編がゲームオリジナルではなく公式の設定として描かれている。
アニメ
3回テレビアニメ化され、2018年4月から4回目のテレビアニメを放送する。
テレビアニメ1作目に合わせて、劇場作品が1985~1986年に4作が放映された。
OVA(新キャプテン翼)が1989~1990年に13巻が発売された。
テレビアニメ2作目に合わせて、劇場作品が1995年に1作が放映された。
- キャプテン翼
- 放送日:1983年10月 - 1986年3月(全128話)
放送局:テレビ東京系列
- 製作:テレビ東京、土田プロダクション
主題歌:
- キャプテン翼J
- 放送日:1994年10月 - 1995年12月(全47話)
放送局:フジテレビ系列
- 製作:フジテレビ、NAS
主題歌:
- キャプテン翼
- 放送日:2001年10月 - 2002年10月(全52話)
放送局:テレビ東京系列
- 製作:グループ・タック
主題歌
- キャプテン翼
- 放送日:2018年4月 - 2019年4月(全52話)
放送局:テレビ東京系列
- 製作:david production
主題歌
- キャプテン翼 シーズン2 ジュニアユース編
- 放送日:2023年10月 -
放送局:テレビ東京系列
- 製作:スタジオKAI
主題歌
家庭用ゲーム
テクモ
最初の作品はジュニアユース編までで、Ⅱ以降のストーリーはオリジナルストーリーとなっている。キャプテン翼ファンの中でも非常に人気のある作品で、ワールドユース編以降の漫画版よりゲーム版のストーリーの方が評価が高い。「くっ!!ガッツが たりない!!」は原作には無い、このゲームが生んだ名言である。特に『キャプテン翼2』は最高傑作の呼び声が高く、今も熱心なファンが多い。
この他、ゲームボーイ版、メガCD版などを発売。
NES版(US版)のタイトルは『Tecmo Cup Soccer Game』 。
1992年に北米と欧州で発売され、ゲームシステムはそのままだが、版権上の都合上キャラクターと主人公側のBGMをすべて一新し、ストーリーもオリジナルに置き換えてある。
1993年にはメガドライブ版『Tecmo Cup Football Game』が開発されているが、販売はされなかった。現在ではプログラムが流出したのかエミュレータで遊ぶ事ができ、動画も存在している。
前作が多少アメコミ風だったのに対し、この作品では日本の漫画風にアレンジされているが、パッケージジャケットはシュナイダーっぽいキャラクターが飾っている。と言うか絵柄が思い切り陽一風である。ゲーム本編の方は別人のイラストになっている。BGMはNES版の微妙なアレンジで、グラフィックは『皇帝の挑戦』やメガCD版に近いものになっている。
バンダイ
テクモ版に比べると知名度が低い。
コナミ
さらに輪にかけて知名度が(ry
主な登場人物
ジュニアユース編、テクモ版の全日本を中心に紹介。
FW
- 日向小次郎(声:鈴置洋孝/檜山修之/松本梨香・子安武人/佐藤拓也)
- ゴールキーパーの若林と同じく、翼の最大のライバル。ユニフォームを肩まで捲り上げ、フィールドでは猛虎の如く牙をむくプレイスタイルだが、母子家庭で四人兄弟の長子である事から家族を安心させるために新聞配達などのアルバイトにも精を出し、サッカーでプロを目指す。相手を吹き飛ばすほどの直進的なドリブルを持っている。中学生編では、プレイ内容から小学生時代の恩師・吉良監督に「牙を失った虎」と指摘され、吉良監督がいる沖縄で特訓して「タイガーショット」を完成させたが、無断でチームを離れて勝手なことをやっていた責任を問われて、決勝戦までは出場できなかった。その後、ジュニアユース編では「ネオ・タイガーショット」、ワールドユース編では「雷獣シュート」と必殺シュートを編み出す。ピッチや壁を削りまくる破壊魔。ワールドユース編で再び沖縄に行った際に、女子ソフトボールの赤嶺真紀と知り合い、交際を深めていく。プロ入り直後は伸び悩むが、徐々にプロの環境に適応・成長を見せ始め、二年目以降の活躍に期待が掛けられている。
- 新田瞬(声:三ツ矢雄二・中原茂・金丸淳一/佐藤浩之/時田光/上村祐翔)
- 中学生編から登場。「隼シュート」という何気にキャプ翼界初のオリジナル固有名詞つき必殺シュートを持っている、翼たちより学年が一つ下の何かと翼と張り合おうとしていた生意気な小僧。試合で翼が見せたノートラップボレーシュートを見て、それを隼シュートに取り入れようとし、何度も失敗した末に「ノートラップランニングボレー隼シュート」という本作一長い(後に抜かれた)名前の必殺シュートを完成させた。何度も失敗と言っても、その試合の中でいきなり完成させており、成長の早さをうかがわせる。県大会以降は掌を返したように翼を慕うようになった。ジュニアユース編では日向と共にツートップを組んでいたが、活躍した場面は少なかった。漫画の読者やテクモ版ゲームプレイヤーからはヘタレ扱いされている。その後、漫画の続編ではライジングサンあたりからゴールを決める場面も描かれるようになってきた。
テクモ版では『キャプテン翼IV』から新必殺シュート「ファルコンクロウ」を開発、「強引なドリブル」の修得、ブラジルに渡りプロチームで戦うようになる、と彼の成長が描かれ、さらに『キャプテン翼Ⅴ』ではジョアン監督の指導を受けて突如芸術的な動きをするまでに成長。ついでに自信過剰な性格まで復活し、ラスボスチーム「カンピオーネ」のメンバーとして全日本と戦う。
MF
- 大空翼(声:小粥よう子/小粥よう子・佐々木望/井上喜久子・関智一/三瓶由布子)
- 本作品の主人公。幼少期にトラックにはねられるが、ボールのおかげで怪我一つなかった経験を持つ。
小学生編ではFWだったが、中学生編以降はMF(トップ下)を務めている。また、オーバーヘッドキックや、ドライブシュート、スカイウィングシュートといった必殺シュートは持っているが、翼個人が編み出した誰にも教わっていないオリジナル必殺シュートはほとんどない(この辺は『DRAGON BALL』の主人公・孫悟空と似通っている)。
倒れても何度も起き上がる不屈の精神を持っており、相手の必殺シュートをコピーしてそれを実践する天才肌。南葛時代のマネージャーだった「あねご」こと中沢早苗とはワールドユース大会後に結婚する。なお、早苗をめぐっての喧嘩では、キック一発でボクシング部の神田の肩の骨を壊した。
原作ではプロになってからはスペインリーグの名門バルセロナで活躍する。
テクモのゲーム『キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー』では伝説のストライカー・ジャイロのシュートを再現した「サイクロン」を習得する。
- 岬太郎(声:山田栄子/小林優子・結城比呂/雪野五月・鳥海浩輔/福原綾香)
- ゴールデンコンビでお馴染みの翼の親友。画家である父親と共に全国各地を転々としていたため転校が多かった中、南葛で翼たちと知り合う。中学生編では父親とパリへ渡ったため、出番は若林との再会場面のみ。ジュニアユース編で全日本メンバー入りし、翼とのコンビで西ドイツのデューター・ミューラーを打ち破る。その後、ワールドユース編では日本に帰国して南葛高校サッカー部でキャプテンを勤めた。Jリーグに入らずにワールドユースに専念しようとしたが、新監督の賀茂監督が連れてきた「リアルジャパン7」に敗れ、賀茂から「翼がいないと何もできないのか」と指摘されて全日本を離脱し、各地を回った。そしてアフリカで「ブーメランシュート」を編み出した。
それから母親と再会し、妹もできた(異父妹)が、直後に妹をかばって車にひかれ左足に重傷を負ってしまう。不幸属性が割とあるようなないような…。
のちにJリーグ・ジュビロ磐田に入団する。
オリンピックでは怪我に悩まされつつも翼との合体シュート「ハイスピードトルネードスカイアルファ」によって世界最強の破壊力を持つストライカーの一人となる。
- 沢田タケシ(声:上村典子/鶴野恭子/竹内順子・喜安浩平/潘めぐみ)
- 明和小・東邦学園時代から日向に付き従う、彼の数少ない理解者の一人。日向や翼たちより二年後輩で、日向とのコンビプレイは翼&岬にあやかり「東邦ゴールデンコンビ」と呼ばれる。基本的に坊主か短髪だが、プロ編で一度だけサッカーボールカットという異様な髪型で出場した。
- 立花政夫(声:ならはしみき/亀井芳子/雪野五月・中井将貴/竹内絢子)
立花和夫(声:鈴木れい子/折笠愛/長沢美樹/渡辺優里奈)
- 兄・政夫、弟・和夫の双子の兄弟でFWやMFを務めている。必殺技も双子にちなんだ攻撃を繰り出したり、DFの次藤と三人で空中技を披露する場面もある。だが、彼らの必殺技は多くが反則技である。
- 三杉淳(声:溝口綾/緒方恵美・太田真一郎/折笠愛・宮崎一成/斉藤壮馬)
- どのポジションもこなせる「フィールドの貴公子」。またの名を「ガラスのエース」。
美形ゆえに作中では女子ファンが多いが顔だけでなく、小・中学生編では武蔵の司令塔として的確な指示をチームメイトに送り、日向や翼を圧倒した。彼らは「心臓病さえなければ日本一になれたかもしれない男」と三杉を評価している。しかし、その心臓病ゆえにプレイできる時間が限られていた。高校生活を心臓病の治療に捧げ奇跡的に克服。ポジションをリベロに変え一次予選から決勝戦まですべてフルタイムで出場した。
- マネージャーで翼の幼なじみでもある青葉弥生には小学生時代から慕われており、中学生編では東京予選後から付き合うようになった。
オリンピックのドイツ戦で心臓にシュナイダーのシュートの直撃を受け死亡。その際はネットで大きな反響を呼んだ。後にミカエルの奇跡で生き返り、無事にプレーに復帰している。
- テクモ版でも能力は高く、全ての作品で攻撃、守備ともに最高クラスの能力(能力値の合計が翼より高い事もある)だが、心臓病のためガッツの消耗が早い。
DF
- 石崎了(声:丸山裕子/佐藤智恵・山口勝平/高乃麗/田村睦心)
- サルこと、ファンキーガッツマン。南葛小・中学・全日本と事あるごとに翼とチームメイトになっている。
決死のディフェンス「顔面ブロック」はあまりにも有名。女にモテなさそうな顔立ちで、テクモ版ゲームでは片桐宗政の妹で全日本ユースマネージャー・片桐陽子にことあるごとにアプローチするがことごとく袖にされている。
ざまぁw…と思いきや、ワールドユース編では中学時代からのサッカー部マネージャー・西本ゆかりに告白して付き合うようになった。しかしその告白場所は医務室であり、負傷していた若林もいたため、若林が二人のリア充ぶりに文句を言っていた。
- 松山光(声:鈴木みえ/柏倉つとむ/石田彰/羽多野渉)
- 小学生時代に小次郎とぶつかって殴られたことを長年根に持っていた憶えていた北国の男。
ふらの小・ふらの中のキャプテンとして翼たちと激突する。北海道の厳しい気候により鍛え上げられた強靭な肉体と精神が武器。地を這うような軌道で伸びていくシュートが必殺技であり北国シュート「イーグルショット」と呼ばれるようになる。
- 南葛中との戦いでは、マネージャー・藤沢美子が作った白いハチマキを巻いて挑んだが、あと一歩のところで敗れてしまった。試合後にハチマキに縫い付けてあった告白を見て空港まで追っていき美子の想いに応え、その後帰国した美子と一緒に同じ高校に進学した。
ジュニアユース編では、三杉と見上監督に守備の才能を見出され、それ以降の全日本ではDFとして守りの司令塔ぶりを発揮する。特訓のため一時チームを離れる日向を殴って発破を入れ、ついに積年の恨みを晴らすことに成功した。
- テクモ版ゲームでも全日本の中核選手として登場し、原作未使用ながら「オーバーヘッドキック」を覚えている。『キャプテン翼Ⅲ』では、チーム全員で速攻をかける原作さながらの作戦コマンド「なだれ攻撃」のほか、必殺タックル「イーグルタックル」を使用できる。
- 早田誠(声:大塚芳忠/石川英郎/荻原秀樹/小林裕介)
- 横回転に磨きをかけ、キーパーの手前で急激に曲がる「カミソリシュート」や「カミソリタックル」で中学生編では南葛を苦しめた。ジュニアユース大会の対フランス戦では、滅多にカードが出ないキャプ翼の世界で累積警告(1試合にイエローカード2枚)の退場処分を受けた貴重な人物。
- 次藤洋(声:平野義和・堀川りょう/梁田清之/高塚正也/平川大輔)
- 巨体を生かしたパワーディフェンスが得意タイ。立花兄弟の空中サッカーの発射台タイ。ワールドユース編ではスタミナのなさを指摘されたから九州中のマラソン大会に参加してスタミナをつけたタイ。
GK
- 若林源三(声:※橋本晃一/三木眞一郎/鈴村健一/鈴村健一)※初期は本名の三橋洋一
- 世界が誇るSGGK(スーパーグレートゴールキーパー)。
若島津のような必殺ディフェンスは無いが守りの固さは随一で、ペナルティエリアの外からのシュートは全て防ぐと豪語している。ただし、何人かはPA外からの得点に成功している。アディダスの帽子は彼のトレードマーク。
小学校卒業と同時に西ドイツ(現・ドイツ)へ渡り、そこで鍛えていた。同じハンブルガーSV所属であるカルツからはゲンさんと呼ばれている。帽子を取ると森崎と瓜二つ。
飼い犬に落書きをされたり、告白場面に居合わせたりと、何かと石崎に縁がある。
- 若島津健(声:飛田展男/中村大樹・関智一/伊藤健太郎/梅原裕一郎)
- 実家が空手道場(門下生には新田もいる)で自身も空手を生かしたプレイで鉄壁のディフェンスを見せる。攻撃にも参加できる万能選手でもあるが、若林の引き立て役のような扱いを受けている点は否めない。
ワールドユース編では、「俺は若林のかませ犬じゃない!」と藤波辰巳(現・藤波辰爾)にかみついた長州力ばりの発言をして机をたたき壊したこともあった。
原作では、のちにFWも兼任するようになった。そのために森崎がゴールを守る事になって大ピンチという珍事も……。
- 森崎有三(声:上村典子/阪口大助・うえだゆうじ/近藤隆/畠中祐)
- SGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)。みんな大好き森崎君。ヘタレ?いえいえ、常に第三のゴールキーパーで代表に名を連ねており、彼の潜在能力はものすごいですよ!熱狂的なファンが多いキャラクターの一人。帽子をかぶると若林と瓜二つ。小学校時代の監督、城山にも似ている。
- 中西太一
- 初登場時は強豪GKとして現れたものの、全日本の控えGKの座は森崎に奪われ続ける悲運のGK。「森崎よりこいつの方がマシだろ」の声は絶えない。
ゲーム『Rise of New Champions』ではそんな中西がジュニアユース編の頃どうしていたのか、なぜ彼では駄目だったのか丁寧に描かれており、原作愛と説得力のある補完が為されている。
海外のライバル達
※現状ニコニコ大百科に存在する項目を挙げていく。
- カール・ハインツ・シュナイダー(声:難波圭一・堀川りょう/-/下崎紘史/福山潤)
- 金髪の大空翼西ドイツ(ドイツ)が生んだエースストライカー。通称「ドイツの若き皇帝」。ボールが焦げたような臭いを放つ「ファイヤーショット」を使う。
ゲーム『キャプテン翼V』ではボールが燃え上がる「フレイムフラッシュ」を使い、ボレーシュートやオーバーヘッドでも 「ファイヤーショット」を使う。若林とは永遠のライバル。
- ヘルマン・カルツ(声:三宅健太)
- 西ドイツ(ドイツ)の選手。いつも咥えている爪楊枝を吐き捨てて本気を出す「ハリネズミドリブル」が武器。シュナイダー、若林の親友。
- フランツ・シェスター(声:榎木淳弥)
- 西ドイツ(ドイツ)の選手。作中随一の美形キャラ。華麗なテクニックでドイツの中盤を支える司令塔。
- マンフレート・マーガス(声:江口拓也)
- 西ドイツ(ドイツ)の選手。長身を活かした空中戦が得意。
- デューター・ミューラー(声:広中雅志/古田信幸/加瀬康之/細谷佳正)
- 西ドイツ(ドイツ)のゴールキーパー。通称「鋼鉄の巨人」。巨大な岩石をパンチ一発で破壊する。超人的な守備力で全日本の攻撃をことごとく阻止、ドライブタイガーツインシュートすらキャッチしてしまう。
- シュバイル・タイガーボラン
- 後年になって代表入りしたドイツの新戦力で、「左の矢」の異名を取るサイドバック。
守備だけでなく攻撃にも積極的に参加し、日向の必殺技雷獣シュートを彼も使う。
- ジノ・ヘルナンデス(声:菊池正美etc/興津和幸)
- 「黄金の右腕」を持つイタリアのゴールキーパー。 通称「パーフェクトキーパー」。 『ワールドユース編』では葵新伍の親友となっている。
『ファミコンジャンプ』では何故かラスボスの一人として登場し、その右腕で北斗神拳やペガサス流星拳などの必殺技を次々と跳ね返している。
- ファン・ディアス(声:大畑伸太郎etc/松岡禎丞)
- アルゼンチンのキャプテン。自他共に認める天才選手。
ゲーム『キャプテン翼IV』では翼の必殺技サイクロンを修得してくる。
- アラン・パスカル(声:山下大輝)
- アルゼンチンのフォワード。ディアスの親友で、彼とのコンビプレイは翼・岬と同じく「ゴールデンコンビ」と呼ばれる。
- ガブリエル・ガルバン
- アルゼンチンのDF。巨体を活かした守備力で幾度もディアスの窮地を救う。
後に日向の雷獣シュートを模した「ガルバン砲」を習得。
- ガルトーニ
- アルゼンチンのゴールキーパー。セービングは南米No.1。
- エル・シド・ピエール(声:堀内賢雄・塩屋翼・神谷浩史・石田彰/-/鳥海浩輔/河西健吾)
- フランスのキャプテン。岬のライバル。「スライダーシュート」「エッフェル攻撃」で全日本を苦しめる。
ゲーム『キャプテン翼II』では新必殺技「スライダーキャノン」で悪夢のような攻撃力を見せる。
- ルイ・ナポレオン(声:松本保典・塩沢兼人・岡本信彦/-/高塚正也/小野友樹)
- フランスのエースストライカー。「キャノンシュート」「エッフェル攻撃」で全日本を苦しめる。
ゲーム『キャプテン翼II』では新必殺技「スライダーキャノン」で悪夢のような攻撃力を見せる。
- アラン・ボッシ
- フランスの選手。ナポレオンとツートップを組むフォワードだが、彼のシュートが入った試しは無い。
- ドミニク・アモロ
- フランスのゴールキーパー。劇中で一度もボールに触れることができず、キャプ翼史上最低のザルキーパーと呼ばれ、愛すべきネタキャラとして親しまれている。
- ロブソン
- イングランドのキャプテン。 フランス戦でピエールのシュートを止める。
- ラモン・ビクトリーノ(声:山下誠一郎)
- ウルグアイのエースストライカー。ジュニアユース編では日本と戦うことなく敗退したためいまいち影が薄い。
- ザンギエフ
- ウズベキスタンのキャプテン。大空翼の足を痺れさせて一時プレーに支障が出るほどのキック力を持つ。
- レイモンド・チャンドラー
- カメルーンの選手。実際にプレーする姿が一度も描かれた事の無い幻の人物。
- カルロス・サンターナ
- ブラジルのエースストライカー。通称「サッカーサイボーグ」で、主に「サンターナ」と呼ばれる。
「ローリングオーバーヘッド」「スカイウイングシュート」などの必殺技で翼を苦しめる。
- サリナス
- ブラジルのゴールキーパー。雷獣シュートを止めてしまう実力を持つ。
- ロベルト本郷(声:田中秀幸/堀秀行/宮本充/小西克幸)
- ブラジルの監督。一時来日した時に小学生だった翼を指導し、後の大きな成長へと導く。
後年はブラジル代表の監督として翼と対決する立場になる。
- ジョアン・アラゴネス
- ブラジルの監督。ロベルト本郷の恩師。
テクモ版の選手たち
- カルロス・サンターナ
- ブラジルのエースストライカー。通称「ジャイロの再来」で、主に「カルロス」と呼ばれる。
「分身ドリブル」「ミラージュシュート」などの必殺技で翼を苦しめる。
- アルツール・アンチネス・コインブラ
- ブラジル代表選手。完成されたスーパーストライカー。ボールが消える「マッハシュート」を得意とする。
漫画版『ワールドユース編』では彼の代わりにナトゥレーザと言うキャラが登場する。
- ゲルティス
- ブラジル代表のキーパー。作中最大のインパクトを持つ秘技「ダークイリュージョン」を操る。
『キャプテン翼5』のサンターナの章では味方となり、鉄壁の守備でカルロスを勝利に導く。
- バビントン
- 翼と同じサンパウロFC所属であり、アルゼンチン代表選手。
序盤は頼りになる相棒、後半は油断ならぬ強敵となる。
- レナート
- サンパウロFC所属のキーパー。通称「ブラジルの森崎」。
『キャプテン翼4 プロのライバルたち』ではサンパウロのメンバーのストラットから「ゴールポストの方がまだマシ」とまで馬鹿にされる。
- ジウ
- サンパウロFC所属のFW。バビントンに比べると頼りないが、ヘディングが得意という長所を持つ。
レナートやゲルティス同様Ⅴまで登場し続ける数少ないキャラ。
- ドトール
- サンパウロFC所属のDF。通称「地を這うドトール」。ブラジル代表にも選ばれる優秀な選手。
- メオン
- グレミオ所属のキーパー。プロ入り後はスポルチに所属。ドライブシュートを完璧に止めるが、他のシュートなら普通に入る。
毎回何か必殺技を喰らって吹き飛ぶ人。
- ザガロ
- サントス所属の選手。プロ入り後はバスコ・ダ・ガマに所属。必殺シュート「ダブルイール」を操る。
ちなみに イールとは ウナギのことだ カバヤキにすると うまいぞ。
- カペロマン
- ドイツ代表選手。クラブチームでは若林と同じハンブルガーSVに所属。必殺シュート「サイドワインダー」を操る。
キャプテン翼3では原作キャラのマーガスを押しのけて大きな出番を得た。
- サトルステギ
- アルゼンチン代表選手。空前絶後の破壊力を持つヘディング「ダイナマイトヘッド」を操る。
DF数名+GK+ゴールネットをぶち抜く光景を当たり前のように見せてくれる。
- ランピオン
- イタリア代表選手。同じく脅威の破壊力を持つ必殺ヘディング「ロケットヘッド」を操る。
- イスラス
- オランダ代表選手。高い実力に加えてドリブル速度が速い強敵。
残念ながらプロ入り後は伸び悩む。
- マッハー
- ポーランド代表選手。必殺技は持たないが、ドリブル速度が二倍という恐ろしいスピードで襲い掛かってくる。
- ジャイッチ
- ポーランド代表のキーパー。インパクト絶大の必殺セービング「ローリングセーブ」を操る。
- ミハエル
- アメリカ代表選手。毎回新ネタを持って現れる稀代の変人。
石崎を「サルザキ」と呼んでライバル視する。
- ストラット
- ACミラン所属のエースストライカー。一時期サンパウロFCに在籍。イタリア代表としても出場する。
超必殺技メガロゾーンシュートと、「ポストの方がまだマシだぜ!」の暴言で知られる。
- マウリシオ
- サンパウロFCに所属。翼の後輩となる新人選手で、最初はチームから孤立するが次第に良き後輩となっていく。
- ポブルセン
- 翼ファンの宿敵。明らかに非紳士的な言動をとる悪役。
「しね!ツバサ!」「くたばれツバサ!」のコンボが有名なドイツのストライカー。
- フライハイト
- ドイツ代表選手。雨の日に最高の活躍をするという特徴を持ち、親善大会ルートのラスボスとして登場する。
- ファンベルグ
- ACミラン所属のエースストライカー。オランダ代表としても出場する。
最高の実力を持つプロのスーパープレーヤーとして翼の前に立ちはだかる。
- ピピン
- ACミラン所属のエースストライカー。フランス代表としても出場する。
多大なガッツを消耗する翼のネオサイクロンの欠点を指摘し、さらなる成長を促す。
- ゾフ
- ACミラン所属のDF。イタリア代表としても出場する。
コインブラよりも速く動く超高速ディフェンダー。
- オルミーガ
- ペルー代表選手。
翼・ストラット・カルロス・コインブラを一人で蹴散らす最強のモブ。
- バモラ
- サンパウロFC所属のキーパー。エセ外人口調片言の日本語でしゃべる褐色の若林。後に別人のように格好良くなる。
必殺技はビッグハンドキャッチ。
- ラムカーネ
- ベルギー代表のキーパー。作中最強の性能を誇るが、試合途中でスタミナ切れするのが弱点。
必殺技はシャドーシールド。
- ジュスト
- シャンゼリゼ所属のキーパー。通称「シャンゼリゼの森崎」。
フランス代表に入れない=アモロより酷い最弱ゴールキーパー。
- ブルノ
- USレッチェ所属のキーパー。通称「イタリアの森崎」。
森崎・レナートにすら劣るゴールキーパー。
- シニョーリ
- パルマ所属。ブラジル代表。ジョアン監督に鍛え上げられた天才児で前作最強チームのミランも圧倒。
個人技に偏ったプレースタイルだったが、後にチームプレーの大切さを悟る。
テクモ版のその他の人物
- 片桐陽子
- 日本サッカー協会片桐宗正の妹で、チームのマネージャーとしてたびたび参加する。
ミューラーのパンチに匹敵するビンタが必殺技。
- ジョアン監督
- カンピオーネの監督。新田やアルシオンらを育てて全日本最後の敵として立ちはだかる。
『Rise of New Champions』の人物
- ライアン・オルティス
- アメリカジュニアユースの真のキャプテン。
アメリカルート及び本作のシナリオ全体のラスボス的存在である「フィールドの専制君主」。
- ジョージ・カージナル
- 世界的IT企業の創業者で「ジュニアユース・ワールドチャレンジ」のメインスポンサーの一人。
自身のサッカースクールに人材を集め、国際大会の裏では何かを企むなど怪しい様子を見せるが「アメリカサッカーを世界一に」という熱意は本物。
本作におけるよくあるツッコミ
キャプ翼@ニコ動
関連チャンネル
公式チャンネルは、テレビアニメ第2作「キャプテン翼J」(1994年)、第4作「キャプテン翼」(2018年)がある。
関連動画
関連項目
登場人物
必殺技
台詞
楽曲
用語
テクモ版関連
テクモ版の登場人物
1から登場
2から登場
3から登場
4から登場
5から登場
テクモ版その他
つくろうドリームチーム
RISE OF NEW CHAMPIONS
その他
外部リンク