ザガロとは、テクモ版キャプテン翼シリーズに登場するキャラクターである。
ブラジルの選手で、ユース時代はサントス、プロ入りしてからはバスコ・ダ・ガマに所属。
外見は日向小次郎の色違い。強引なドリブルと必殺シュート「ダブルイール」を使い、性能まで日向に似通っている。
ブラジル代表としてはコインブラ、カルロスに次ぐ第三のストライカーだが、彼もまた実力十分。
カットインも台詞も無い脇役キャラだが、油断しているとダブルイールで若林を吹き飛ばしてゴールを奪ってくる。
もちろん序盤で戦う時にレナートが止められるはずもなく、彼が宙を舞う姿を頻繁に見せられる事になる。
4までブラジル代表として登場を続けるが、他の多くのテクモ版キャラと同様に5では姿を消す。
やたら変な軌道でぐにゃぐにゃ曲がるシュート。その軌道から、イール(うなぎ)と名付けられている。
複雑な軌道のためキーパーにキャッチされにくい変化球かと思いきや、触ったキーパーを吹き飛ばす異様な破壊力を秘める。
直線的に飛ぶ日向のタイガーショットと軌道は違うが、結局吹き飛ぶ事には変わりがない。
このキーパー殺しとまで言われるダブルイールを紹介する時、ロベルトが口走ったのがテクモ版キャプ翼三大迷言の一つ
「ちなみに イールとは ウナギのことだ カバヤキにすると うまいぞ」である。何を言っているんだこの男は。
2でコインブラを最後まで出場させなかった謎采配、4でブラジル代表選出の基準のおかしさ、オルミーガの情報を全く知らなかった事などロベルトの頭のおかしさはシリーズを通して指摘されるが、その最大の例として挙げられる。
なにしろザガロ本人より「カバヤキにすると うまいぞ。」の記事の方が先に作られていた。
この珍言により「カバヤキ」の愛称で呼ばれているが、喰らって吹き飛ぶレナートにとっては「キーパー殺し」の方がはるかに適切な言葉であろう。
キャプテン翼4では試合の勝敗によってルートが分岐する場面があり、「翼が負けた場合の物語」が存在する。
分岐試合の対戦相手は強敵である事がほとんどで、日向小次郎、ファンベルグらACミランの選手たち、
負けても試合が進む試合も含めるとファン・ディアスと「翼に勝ったとしても不思議では無い強敵」ばかりが並んでいる。
このような分岐試合のひとつにバスコ・ダ・ガマ戦が含まれており、そこで負けると別ルートに分岐する。
つまり負けないと進む事ができないルートがあり、そこではザガロは大空翼に勝った選手だという事になる。
サッカーの試合で一度勝った事があるというだけで話題になるのは現実的には異常な事だが、キャプテン翼の世界では翼が負けた試合は数えるほどしか無く、調べる事すら難しい。小学生時代に一度負けてから全く無いんじゃないだろうか……。
そんな翼を相手に勝った事があると言うのはとんでもない偉業。その意味でザガロは日向、ディアス、ファンベルグらと肩を並べるスーパープレイヤーと言えるのだ。
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最終更新:2025/12/05(金) 20:00
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