スティーヴン・スピルバーグ 単語

77件

スティーヴンスピルバーグ

2.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

スティーヴン・アラン・スピルバーグ (Steven Allan Spielberg) とは、アメリカ合衆国・オハイオシンシナティロシアユダヤ人映画監督である。

解説

監督としては、世界的なヒットメーカーの一人として挙げられる。
恐らくは史上最も成功した映画監督。 

においてリハーサルを行わないなど、凄まじい撮りで有名。大作『プライベート・ライアン』は2ヶで撮を終えたという。
製作費をできるだけ安く抑えることでも知られる。
機材に精通している。また、現在映画界(特に邦画)では多くの監督デジタルで撮を行っているが、彼は今でもフィルムを使用している。デジタルで撮することも検討したらしいが、フィルムが好きだと語っている。

映画業界のブラックジョークとして、「スピルバーグは3テイクと7テイクをよく使う」とあるが、実際に彼は、俳優がいい演技をするのはそのあたりだと語っている。

リメイク・続編を連発する現在ハリウッドには非常に批判的であり、新しいもの・新なものを作ろうという意気込みは『トランスフォーマー』などに表れている。
人気の出た映画は続編を製作して稼ぐ」という、現在では鉄板の戦術の走りとなった『ジョーズ』についても、彼本人は2作以降には断じて手を付けておらず、収益を上げた『E.T.』も続編を制作会社に要されながら拒否した。
ジュラシック・パーク』は2作やる気が失せ、3作では監督せずプロデュースにまわった。
が、『インディ・ジョーンズ』の4作クリスタルスカルの王』を作ったときには、その信条に反するのではないかと各方面から批判が飛んだ。スピルバーグはインタビューで「作るべきときに作っただけ」と語っている。

以前は「私はアカデミー賞を獲れないだろう」と常々発言していたが、『プライベート・ライアン』で監督賞を受賞したときには、「どうしても欲しかった」と、とうとう本音を漏らす事になった。
確かにもともとアカデミー賞をはじめとする映画賞には縁遠く、アカデミー賞監督賞を受賞した『プライベート・ライアン』『シンドラーリスト』ではゴールデングローブ賞なども獲得しているが、それ以外はさっぱりである。『未知との遭遇』と『レイダース/失われたアーク』で監督賞、『E.T.』で監督賞と作品賞にノミネートされたが、いずれも受賞は出来ず、『カラーパープル』に至っては10部門にノミネートされながらも全て受賞を逃すという苦い思いを味わった。

80年代は娯楽路線からシリアス路線へと移行した時期だが、『ジュラシック・パーク』をヒットさせた年に『シンドラーリスト』でアカデミー監督・作品賞を受賞しており、この作品を露オスカー狙いとする向きも強い。前述の『カラーパープル』もやはりその時期の作品であり、余りにあざとすぎたがために受賞を逃したとさえ言われる。

逸話

主な作品

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/03/22(土) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2025/03/22(土) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。