ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃~1707)とは、バッハ以前のドイツを代表するオルガン曲が中心の作曲家である(そのせいでちょっと扱いが不遇だったりもする)。
デンマーク領ホルシュタイン(現ドイツ領)の出身。そのため最初期はデンマークで活動するが、1668年にトゥンダーの後を継いで聖マリア教会のオルガニストになる。彼が主催した「夕べの音楽」によって北ドイツにおけるオルガン音楽の構成を築き、ヘンデルやバッハへと導いていく存在である。
19世紀のバッハ研究の進展によってようやく思い出された存在であるものの、多数のオルガン曲やコラールは現在の古楽の定番的な存在となっている。
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
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