仕事をしたことにならない例とは、0J(ゼロジュール)である。
中学校の理科の教科書に載っているイラストの1つ。啓林館が発行する、中学校3年生の理科の教科書「未来へひろがるサイエンス3」の2015年度検定以降の版に掲載されている[1]。ここでの仕事は物理学の用語であり、日常生活における仕事(職業や労働)を指しているわけではない。
右側から大きな岩を懸命に押す男の子がいるが、岩は動いていない。下の説明では
岩は動かないので,仕事をしたことにならない。仕事を求める式で書くと,次のようになる。
※太字強調は引用者によるもの
と書かれており、力の向きへの岩の移動距離が0mであるために仕事の大きさも0Jとなることが説明されている。仕事を求める式は、中学校理科では「仕事の大きさ〔J〕= 力〔N〕× 距離〔m〕」とされている。
これ以外の「仕事をしたことにならない例」はこの教科書では挙げられていないが、他社である教育開発出版の解説書では「物体を持ち上げたままじっとしているとき」や「力の向きに対して垂直な方向に動かしたとき」も仕事をしたことにならないと記述されている。
ちなみに仕事(物理)については、ゆとり教育の時に中学校の学習内容から外れたり「発展的内容」として扱われたりした時期がある(参考)ので、中学で学習しなかった人もいるかもしれない。
インターネット上では、自分の仕事が進まない時の自虐的な投稿としてこの画像が使われる場合がある。
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最終更新:2025/07/27(日) 21:00
最終更新:2025/07/27(日) 20:00
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