「小平」という名前が指し示すようにあまり起伏がない、武蔵野台地の西側に位置する市。
青梅街道や五日市街道に沿って新田開発が行われた小平は、東西に走る街道に対して直角に、南北に細長い地割が特徴的で、「短冊型農地」や「短冊状農地」と呼ばれている。宅地化の進んだ現在でもこのような土地の形が色濃く残る。
玉川上水緑道から大けやき道を望むと、広い畑の先に屋敷森が見え、都市化以前の小平の風景を偲ぶことができる。
古くは野菜の栽培や養蚕業が盛んな地だった。昭和の時代から住宅地が増え、農地は減少したが、今もウドや日本梨などが栽培されている。また、日本におけるブルーベリーの経済栽培発祥の地で、代表的な名産品であるほか、「ぶるべー」という、ブルーベリーをモチーフとしたマスコットキャラクターがいる。朝食の食パンにブルーベリーのジャムを塗る人も多い。
使用可能な古い丸型ポストが都内の自治体では最も多く残っている。これを町おこしに利用しようと、「丸いポストのまち こだいら」を名乗り、市内にある丸型ポストの場所を示す地図が作成されるなどしている。ルネこだいら(小平市民文化会館)の前に設置された日本一大きい、高さ2.8mの丸型ポスト[3]は一見の価値あり。
「小平市ふれあい下水道館」では、日本で唯一稼働中の下水道管に入ることが可能。
有名企業ではブリヂストンの本社があることで知られる。無料で楽しめるゴムとタイヤの企業博物館「ブリヂストンTODAY」や世界最大級のタイヤを展示する「Bridgestone Innovation Gallery」、グローバルに新たなイノベーションの探索を行なうための施設「ブリヂストン イノベーション パーク」など、車好きは必見の施設が目白押し。
学校法人創価学園が設置・運営する東京創価小学校と創価中学校・高等学校がある。
「クロコダイラ」という、小平市非公認のマスコットキャラクターがいる。作ったのはお笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当だった入江慎也。ゆるキャラブームが起こった際、それに便乗して120万円ほどかけて生を受けさせられた。非公認の理由は色々推測されるが、それにも関わらず商品化され、Twitterのフォロワー数は2000人を超えるなど、一定の知名度と人気はある模様。
掲示板
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最終更新:2025/03/27(木) 03:00
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