果ての二十日とは、12月20日である。
「果ての」というのは「最後の」という意味であり、1年の最後の12月を「果ての月」とも呼ぶことがある。その20日にあたるため「果ての二十日」と呼ばれている。
この日は厄日・忌み日とされ、外出を控えたほうが良い日とされてきた。さらには大掃除や正月の準備などの家事も控え、静かに過ごすべき日であるともされている。
特に民話や昔話でこの日に山に入ってしまうのは、「一本だたら」などの妖怪や事故などの災難に遭遇するフラグになることが多く、実際に山に入るのは避けるべきとする言い伝えもあった。普段は無害な妖怪が、この日だけは害をなすとも言われている。
由来は不明だが、京都の鴨川などで行われる、近畿地方における罪人の処刑の日がこの日であったためという説がある。
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最終更新:2025/03/03(月) 03:00
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