「荒ぶるダイノガッツ!爆竜戦隊・アバレンジャー!」
爆竜戦隊アバレンジャーとは、2003年から2004年までテレビ朝日系列で放送されたスーパー戦隊シリーズ第27作目の特撮ドラマ番組。
爆竜と心を通わせた人間達の物語である。ダイノガッツ!!
2015年3月17日~21日にかけて、ニコニコ生放送で全話無料上映会(※一部はプレミアム会員のみ視聴可能)が実施された。また、4月29日には全話一挙上映(※一部はプレミアム会員のみ視聴可能)が実施された。
その後、既にハリケンジャー配信済の為にガオレンジャー配信後の2021年10月29日より2022年10月7日にかけて、毎週金曜午後5時30分に東映特撮ニコニコおふぃしゃるにおいて公式配信が行われた。配信から72時間以内(月曜午後5時30分まで)は無料視聴が可能であった。
そして全話配信終了からほどなくして続編Vシネマ「爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ」の制作・公開が発表された。
恐竜戦隊ジュウレンジャー以来約10年ぶりとなる恐竜モチーフの本作は、巨大メカにあたる『爆竜』たちが明確な個性を持ち、アバレンジャーたちと会話をするなどパートナー性を高めているのが特徴である。
東映側のプロデューサーには5年連続起用最後の年となる日笠淳、メインライターには『仮面ライダークウガ』を手掛け、本作が初の同職担当となる荒川稔久をそれぞれ起用。作風としては、かの浦沢義雄が参加していることからもわかるように前半では明るく笑える話が多い。しかし重い設定やシビアな話も見られ、特にアバレキラー/仲代壬琴の登場以後はその傾向が強くなる。負けじとアバレブラック/アスカのエピソードも重厚なものが多い。
余談だが2003年の日曜朝における『アバレンジャー』の仲代壬琴→『ファイズ』の草加雅人→『ナージャ』のローズマリーの流れは、ある種の語り草となっている。
また第28話のBパートにおける回想シーンに、日曜朝としてギリギリな描写で際どい映像(性的な意味で)があることでも知られる。このシーンが無いと『マホロがデズモゾーリャによって孕まされ、産まされた子がリジェ』という悲惨な展開になるので重要な描写である。
『羽田健太郎 with Healthy Wings』として、5名の作曲家が劇伴BGMを担当している。スーパー戦隊シリーズで複数名の作曲家が担当するのは、2014年現在本作だけである。
当時放送されていた、東映アニメーション制作のアニメ版釣りバカ日誌とコラボが行われ、第26話『釣りバカアバレ日誌、どもども』に釣りバカ日誌のハマちゃんと鯉太郎が登場し、逆に釣りバカ日誌第31話『釣りバカ仮面VSアバレンジャーの巻』にアバレンジャーたちがゲスト出演している。
ちなみにタイトルの「アバレンジャー」は、1976年に放送された『ゴワッパー5ゴーダム』、1981年に放送された『黄金戦士ゴールドライタン』という2つのタツノコプロ作品の企画時のタイトル候補になったことがある。
この地球のパラレルワールドとも言えるもう1つの地球ダイノアース。
この星では恐竜が絶滅せずに、人類と共存していた。
(ただし、そのままの恐竜ではなく、ダイノアースにある金属イオンによる空気によってメカとしての性質も備えた爆竜として)
しかし、このダイノアースは邪悪な生命体エヴォリアンによって滅ぼされてしまった。
エヴォリアンの次の目的地はアナザーアース、すなわちこの地球だ。
ダイノアース最後の戦士アスカはエヴォリアンの野望を阻止すべく、6体の爆竜を地球に送り、自らも地球に飛んだ。
しかし、その途中6体の爆竜のうち3体がエヴォリアンの手に落ちてしまった。
洗脳され悪の手先として暴れる3体の爆竜。地球に来る直前、敵の攻撃を受けた時のショックで、ダイノハープが壊れ、変身できなくなったアスカは恐竜が滅びたとはいえ、恐竜と心を通わせる力ダイノガッツを持つ勇者はいるはずだと信じ、テレパシーで呼びかける。
その呼びかけに応え、恐竜好きの老人杉下竜之介と女子高生今中笑里が駆けつけるが、2人はダイノガッツ不足のため変身できない。
絶体絶命の三人の前に機械いじりの好きな樹らんる、
カリスマ整体士三条幸人、そして戦うフリーター伯亜凌駕が現れる。
3人はそれぞれ、アバレイエロー、アバレブルー、アバレッドに変身し、3体の爆竜の洗脳をとくのだった。
ここに爆竜戦隊アバレンジャーが誕生した。
伯亜凌駕(ハクア リョウガ)/アバレッド「元気莫大!アバレッド!!」(演:西興一朗)
この物語の主人公。22歳。嫌いな物が無く、嫌いな人がいない。
どんな生き物とでも仲良くなれる人間としての人格が完璧な男。
事件を追う中でエヴォリアンではなく人間に騙されたことで見せた怒りの姿は必見。
交通事故で死んだ兄夫婦の娘「舞」を引き取って育てている。仲は良好。
ストーリー後半でブルー、イエローのダイノガッツを集中させる事で強化形態「アバレマックス」に変身する。
口癖は「メチャンコ」。アバレマックスに覚醒すると明るく元気な口調はどこへやら、渋い口調で話す。
釣りバカ日誌の浜崎伝助を唯一「ハマちゃんさん」と呼んだ。
三条幸人(サンジョウ ユキト)/アバレブルー「本気爆発!アバレブルー!!」(演:冨田翔)
21歳。年収4億円のカリスマ整体師。中学生の頃、恋仲だった女子との仲を金で裂かれたのが気に食わなくて、
「俺の人生まで金で買えると思うな!」と怒り家を飛び出した。
一見冷徹な人間に見えるが、人間くさい面も兼ね備えており子供の頼みは断れない。
一度凌駕と身体が入れ替わったことがあった。
樹(イツキ)らんる/アバレイエロー「勇気で驀進!アバレイエロー!!」(演:いとうあいこ)
20歳。元アイドル歌手だったが、趣味であるメカ弄りに没頭したくて引退。
普段は標準語だが、感情的になると博多弁になる。
彼女といい、ガオホワイトといい、後のゴーオンイエローといい九州出身がやたら女性戦士に多いのは気のせいだろうか?
嫌いな食べ物は納豆とピーマン。しかし物語の中で両方克服した。
アスカ/アバレブラック「無敵の龍人魂!アバレブラック!!」(演:阿部薫)
ダイノアース人。異世界から来て3人に変身アイテムを渡した。この時、自分の変身アイテムが壊れていた為、
結果的に「一人目なのに四人目の戦士」になってしまった。
脅威の強さを誇るのだが、その分ダイノガッツの消耗が激しく、再び変身できるようになった当初は戦いが終わった後は何日か眠りについてしまう。どのくらい眠ってたかはアスカのあごに無精ヒゲが生えるくらいだった。
仲代壬琴(ナカダイ ミコト)/アバレキラー「ときめきの白眉!アバレキラー!!」(演:田中幸太朗)
14歳で医師免許を取った天才医師。ときめきをこよなく愛し、日常につまらなさを感じていたところに
ダイノアースから降って来たダイノマインダーを手に入れアバレキラーとなる。得意攻撃はゴウライジャーみたいな高速移動攻撃で、凌駕たちが爆竜チェンジしていないにも関わらず躊躇無くこの技を使うこともあった。
アバレンジャー達とは敵対していたが・・・・?
遠藤正明(エンドウ マサアキ)/アバレジャム「スーパー遠藤タイム!アバレジャム!!」
凌駕達とは違う場所でアバレンジャーとして戦っていた謎の中年。
OPで彼の声を聞いた気がするが、多分気のせいだろう。
愛称「スケさん」。喫茶店「恐竜や」のマスターである。爆竜の声を聞き取る事ができた地球人の一人。
一度アバレブルーに変身しかけたが、笑里と同じく変身失敗している。
アバレンジャーに「恐竜や」を秘密基地として提供し、良き心の支えとなっている。
「仮面ライダー」でいうところのおやっさん。
ちなみに彼の経営している恐竜やはこの後のスーパー戦隊に深く関連があり、みんな何かしらの形で関わっている。
今中笑里(イマナカ エミリ)/エミ豚(トン)/アバレピンク「その気で躍進!アバレピンク!!」(演:西島未智)
愛称は「エミぽん」。16歳の少女、凄気なことを夢見ている。スケさんと同じく爆竜の声を聞けた一人。
一度アバレイエローに変身しかけたが、体が耐え切れず変身失敗した。
その後は自主訓練をして、勝手にアバレピンクになろうとしている。
ちなみに、アバレピンクは彼女が勝手になろうとしているだけで彼女が6人目の戦士というわけではない。
一時的トリノイドの「テンサイキック」によって超能力を手に入れ、持っているダイノガッツを合わせて念じアバレピンクに変身するも一応エヴォリアンの力でもあるためか、しばらくブタ(アバレピッグ)に変身してしまったこともあった。自作のアバレスーツ(戦闘耐性0)を作って勝手に変身したこともある。
「海賊戦隊ゴーカイジャー」にも登場するが、なんと幸人の嫁になっていた。こちらにもアバレピンクが登場する。また演じた西島氏は振付師の『幸(みゆき)』名義で「魔進戦隊キラメイジャー」のEDダンス振り付けを担当した。
凌駕が引き取って育てている姪っ子。凌駕を「凌ちゃん」と呼ぶ。
性格は凌駕に似てやさしい子。
謎の少女(演:鈴木かすみ)
リジェにそっくりな謎の少女。時折アスカやリジェの前に現れる。
その正体はリジェのもう一つの人格である、アスカとマホロの間に生まれた子供の竜人の意思。
デズモゾーリャによってリジェの中にある彼女の意思が消える前に身体を保つため、舞の身体に乗り移ったが、リジェがリジュエルに成長したため、憑依なしでも凌駕達と触れ合うことができるようになった。
ダイノアースにて生き残った恐竜が空気中に含まれる金属イオンを取り込んで進化した超生命体の総称。
一部を除いて人間や竜人と同等の高度な知性を持っていて人語を喋り、さらに爆竜同士の合体能力(爆竜合体および爆竜コンバイン)を有している。
他にも劇場版および本編の後半にはいずれも敵が使用するが、カルノタウルスが進化した爆竜カルノリュータスやカスモサウルスが進化した爆竜カスモシールドン、そしてその合体形態であるバクレンオーが登場している。
黎明の使徒(シト)リジェ(演:鈴木かすみ)/ヱヴォリアンの女王リジュエル(演:小川摩起)
小さい子供のような外見だが、邪命神デズモゾーリャの意思を伝える巫女である。デズモゾーリャが乗り移るととたんにジャンヌやヴォッファ達も頭が上がらなくなる。ダイノアースとアナザーアース(地球)を自由に行き来することができ、その能力でエヴォリアンをアナザーアースに送り込む役割を持つ。
途中からアバレキラーこと壬琴にほれてしまい、「鳥人戦隊ジェットマン」の「トラン」のように身体を急成長させ「リジュエル」と名乗る。
その正体はマホロが妊娠中だったアスカの娘が、デズモゾーリャによって急成長させられた姿。
デズモゾーリャが倒されると解放され、赤ん坊の姿へと戻った。
ミコトという名前を与えられるが、その由来は、リジェ時代に彼女が仲代に惚れていたことから。
ダイノアースに伝わる伝説の鎧を纏い、斧を武器とするエヴォリアン幹部。エヴォリアンの先鋒として爆竜を率いてアナザーアースを襲撃するがアバレンジャーの前に爆竜を奪われ、作戦は失敗。自らは逃げ戻ったもののジャンヌにより粛清される。
正体はダイノアース人で、マホロの兄であるミズホ。わずか2話で退場した悲劇の幹部だが、彼とその鎧は作品全体において伏線となっている。
エヴォリアン幹部の女剣士。伝説の鎧を兄であるミズホから奪い、アスカを執拗に狙う。
その正体はアスカの恋人⇒嫁、マホロ。以前はデズモゾーリャに偽のビジョンを見せられて操られていたが、
アスカの命がけの猛攻により優しい心を取り戻した。そして再度リジュエルを探るため、操れないままエヴォリアンに戻った。
余談だが、操られアスカに対する憎しみから、元に戻りアスカを慕う心、そしてアスカの為に自ら敵組織に戻るなど人格をを分けるマホロを演じた役者のすごさが垣間見える。
主にアナザーアース(地球)の3つの物を筆で描いて合成したダジャレの怪獣「トリノイド」を生み出す。
口癖は「~なんだなぁ」なんだなぁ~。ちなみにミケラの中の人は「救急戦隊ゴーゴーファイブ」でも登場してたんだなぁ。
音楽を奏でて巨大なギガノイドを生み出す。「アバレサマー」では究極のギガノイドが完成したが出番が無くなってしまい(同時上映だった)「555(ファイズ)に出してやる~」と嘆いていた。
ヤツデと電話とワニのトリノイド。アバレキラー初登場回で登場し、あっさりアバレキラーに消されて退場した・・・かと思いきや、浦沢脚本回にて復活を果たしドMの変態として大活躍。アバレキラーに捕獲されて別荘の召使にされ、ギャグキャラ化したこともあってエヴォリアン壊滅後も生き残った。VSデカレンジャーでは恐竜やの社長になり、海賊戦隊ゴーカイジャーVSギャバンでも登場するなど初登場時点からは予測もつかないキャラとなった。ちなみに中の人は有名なねこねずみなのデース!
その名の通りエヴォリアンを司る神であり本作の黒幕。実体を持たないため、物語中盤まではリジェ(リジュエル)を依り代としてミケラ達にアナザーアース侵略命令を出していた。終盤になるとリジュエル、ミケラ&ヴォッファ、バクレンオーと次々身体を乗り換えてアバレンジャー達に立ち塞がった。
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最終更新:2025/04/04(金) 03:00
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