神州丸(艦これ)とは (シンシュウマルとは) [単語記事]

あーる……いえ。神州丸を、お呼びでありますか。

神州丸（しんしゅうまる）とは、大日本帝国陸軍の陸軍特種船（揚陸艦）「神州丸」（秘匿名"G.L.","R1"等）をモチーフとする艦隊これくしょん～艦これ～の艦娘である。

概要

神州丸(艦これ)は、2019年 11月29日～30日アップデートで実装された期間限定海【進撃！第二次作戦「南方作戦」】第4海域（前段最終海域）突破報酬として実装された揚陸艦である。2013年 12月に大型艦建造で実装された「あきつ丸」「まるゆ」に続く、3人目の帝国陸軍艦娘（陸軍船舶兵）である。

艦名の「神州」とは日本そのものを指す語であり、前述の「あきつ」(あきつ丸や秋津洲）、「扶桑」や「大和」「瑞穂」と言わば同源の語を冠した、陸軍最初の船、すなわちRikugun 1→R1、なのである。もう1つの秘匿名であるG.L.とは、本人も放置ボイスで触れている通り、God Land(神の島(洲))から採られている。

CVに関して運営により実装前から言及される珍しいケースであり、担当される豊口めぐみ氏は艦これ初参加になる。今後の新キャラにも大いに期待したい。

陸軍がその存在を秘密にしていた虎の子の秘密兵器故か、フードをかぶっている。その割に隠す気ないよね？　胸部装甲とか胸部装甲とか…
また、味方の誤射により一度沈没したからか目のハイライトが…最上ェ…。（時報で言及あり）
一人称は基本的に"本艦"であり、とある時以外崩れることがない

それ故か性格はあきつ丸と比べてやや控えめ。といっても自己主張が無い訳ではなく、本格的な強襲揚陸艦としての自負はむしろ大いにあり秘書艦にしてもその辺りはしっかり応えている。

戦闘においても「みんな、頼むぞ」と大型艦のような自らが前面に推し出るスタンスではなく、指揮統制を行う旗艦らしい佇まいを執っている(強襲揚陸艦が後方からの戦線支援なのでむしろ当然と云えば当然とも)

また、史実では近代化改修で不要となった日向から偽装用に煙突を譲り受けている。このことからも時報で日向にも言及がある。（関連静画参照）

戦史概略

この節は書きかけです。全面改訂を含め、情報の更新をお願いします。
なお、艦これwikiの当該項目は非常に詳しく当船の情報が掲載されております。そちらを参照されるのもよろしいかと存じます。

陸軍が計画した上陸作戦用の船として播磨造船所で1933年 4月から建造が開始された。1935年 2月に「神州丸」と命名され同年末竣工し、細かい改装や訓練を行っていた。

1937年 7月、盧溝橋事件が勃発。これが神州丸の初陣となる。（が、この時改修工事を舞鶴海軍工廠が引き受けていたため、建造中の朝潮型「霰」が割りを食い、結果「霞」の”妹”になった。）以後、1940年の仏印進駐作戦等、様々な揚陸作戦に従事した。

1941年 12月、ついに大東亜戦争が勃発。神州丸はマレー作戦（山下泰文中将以下陸軍第25軍）、ついで蘭印作戦（今村均中将以下陸軍第16軍）に従事した。

1942年 2月27日、スラバヤ沖海戦が勃発。翌28日、スラバヤ沖海戦で取り逃がした米重巡「ヒューストン」豪軽巡「パース」ら(前述のABDA艦2隻は今回のイベントにて同時実装)との間でバタビア沖海戦が勃発した。この時、ABDA艦隊に対して最上が発射した魚雷が何と神州丸ら陸軍揚陸部隊各船に命中、沈没してしまったのである。（なお、この作戦中、徴用船に「神州丸」がいたため、こちらの神州丸は一時的に「龍城丸」を名乗っていた。最上の誤射を受け沈没・サルベージを受けた際に本来の「神州丸」に名前を戻している。）

その後約1年の浮揚修理を経て1943年 5月に本土に帰還。7月～10月にかけて、生まれ故郷の播磨造船所で修繕・調整工事を受けた。

復帰後は各地への輸送作戦に従事した（海防艦択捉が旗艦のヒ57・58船団や海防艦淡路(未実装の御蔵型3番艦)が撃沈されたヒ65船団、あきつ丸や神鷹を失ったヒ81船団など）。

最期は1945年 1月3日、マタ40船団の一員としてフィリピン・サンフェルナンドを出港し台湾・高雄への航海中、バルゼー台風(米海軍バルゼー中将の第38任務部隊による航空攻撃)を回避するため中国大陸に針路を向けたところを発見され、約50機の編隊による空爆を受け航行不能となり放棄された。なお、マタ40船団の残りの船は高雄へ向かうことができた。

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