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第1期13話・第2期13話の計26話が放送された。
制作はOLMとAIC(1期)、AIC A.S.T.A(2期)の共同制作。
主役ロボットのパイロットが「年の差カップルの新婚夫婦」という斬新な設定に加え、1970年代のスーパーロボットアニメを彷彿とさせる(宙明節全開の)テーマソングや熱いノリなど、新しい中にも懐かしさを感じさせる作品。
また、ロボットアニメとしてのスタンスを守りつつ、様々な形の『恋愛』を描いていることも特徴であり、中には義兄妹同士や同性同士の恋愛をテーマにした異色のエピソードもある。
ちなみに、タイトルは「新婚合体ゴオ旦那」という駄洒落でもあるが、それと同時に意外な意味も帯びている。
放映時期が近く、同じく2部構成のロボットアニメ『超重神グラヴィオン』とは作風や女性キャラの割合が高いことなどの共通点が見られ、共に「燃えて萌えるロボットアニメ」として比較されることもある(女性比率が高い両作品だが、グラヴィオンはメインパイロットに女性がいるものの、どちらかと言えばサポートに徹していたというイメージがあるのに対し、本作品はサポートとメインの両方に女性が存在するという点で、ヒロイン達の立ち位置が異なっている)。
登場キャラクターを演じる声優の多くを、リアルロボット系とスーパーロボット系両方のアニメで活躍する面々(石丸博也、檜山修之、石川英郎など)や、ゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』のヘビープレイヤーとしても知られる面々(緑川光、渡辺明乃など)が占めている。
なお、登場キャラクターの約9割が胸ゆれをする。ロボットですら胸ゆれする。公式同人○○漫画も存在する。
本作の主人公の一人。奥さん。17歳の高校生で、明るく元気なスポーツ少女。ネオオクサー、ゴーオクサーのパイロット。
芽花園学園高校二年生で、ロボット部のエース。ロボット部の男子から「勝ったら付き合ってもらう」と毎日挑戦されており、毎日勝利している。
母親譲りの抜群なスタイル(B84W53H83)で、忍を含む周囲の男子からの憧れの的となっている。ただしガードは非常にカタい。
努力家であり、ほかのパイロット(特にミラ)に負けないために必死で戦っていった。
また、とても優しい面を持ち、記憶を失ったミラと友達になろうとしたり、親を亡くしたルウに対しても娘のように可愛がっていた。
五年前の「巨神戦争」の際にゴオに助け出され、以来彼に惚れる。
結婚可能になってすぐにゴオとの結婚を決断、そして挙式の際に襲ってきた擬態獣に苦戦するゴオを助ける為、墓所に封印してあったネオオクサーに乗り戦った。
以降、一人前のパイロットとなりゴオを助ける為、また人々を守る為、友人に内緒でロボットパイロットの訓練を受ける。
そしてネオオクサーのパイロットとなり、ダンナーベースの一員として、妻としてゴオを支えるようになる。
ゴオとミラの関係を知った後、時々自分の居場所に不安を感じるようになっていく。
そして第12話にて静流が戦死した際、ゴオが戦えなくなっていたことに気づけず、またミラを抱いて号泣するゴオを見て、自分の居場所を失ったと思いベースを出奔した。
擬態獣出現の際に戻ろうとするも、復活したミラがネオオクサーを自在に操る姿を見て、ゴーダンナーの真の力を見て絶望してしまう。
しばらく放浪同然の生活を送った後、幼い頃の友人・ヒデ坊と出会い、告白される。
その後のデートの際、彼が話した昔話の中で、自分が小さな頃からパイロットを夢見ていたことを知る。
そして、「居場所を失くした」のではなく、「夢を捨てようとしていた」ことに気づいた彼女は、蘇生した静流に連れられてベースへと帰還。ゴーオクサーに乗り再び戦場へ赴いた。
以降はベース内で記憶を取り戻したミラと修羅場に――なるでもなく、非常に気まずくも平穏に暮らしていたが、終盤にインサニアウイルスの影響でゴオが戦えなくなった際は、ゴオの分まで頑張るべく奮戦する。
そして超擬態獣との決戦では、擬態獣に乗っ取られたゴオを巡り、ミラと「女の戦い」を繰り広げた。
七年後もダンナーベースのエースとして、ミラとともに「杏奈ミラーズ」を結成、第一線で戦っていた。
ゴオ復活後は再度結婚式を挙げ、擬態獣との最終決戦に向かった。
余談だが、「訓練なしに初めて乗ったロボで戦う」「一人前になるために訓練をする」「後継機に乗り換える」など、主人公のお約束の大半をこなしている。
「信じてるけど……待ってるような女じゃないの!」
「この、バカチンがあーっ!! それでも男か! 泣き言言うな! そのロボットは何のためだ!? 大事なものを守るためじゃないのか! 名前も知らない街の人達は、大事じゃないのかああ!!」
「うん……あたし、死なないよ! おばあちゃんになっても、ずっとゴオちんと一緒!」
「ゴオちんの、バカァーッ!!」
「お前は猿渡ゴオじゃない、猿渡ブーじゃああああ!!」
「恐くなんかないから……恐れることなんてないから……ここにいるのは、ゴオちんと私だけだよ……だから……」
「好きだよ、ゴオちん」
本作のもう一人の主人公。旦那。29歳。ゴーダンナーのパイロット。
なかなかの巨漢で、光司ほどではないが熱血漢。また友情にも篤く、モウカク暴走の際には説得の為に出撃したこともある。
また、ルウのような娘を子供に持ちたいという願望がある。
甲斐性のないように見えて杏奈に指輪を贈るなど意外ときっちりしているが、ミラとの関係に悩むあたりやはり甲斐性なし。
五年前の巨神戦争の英雄の一人で、擬態獣を倒した張本人である。しかしその戦いで恋人のミラと親友のマックスを失っており、以来五年間ほとんど出撃したことがない(大雪の際に交通整理の為出動したことはある)。
そのため周囲からはあまり評価がよくなかったが、クラブマリナーに寄生した擬態獣12号にGガンナーが苦戦した為に、杏奈との挙式の最中久しぶりに出撃し奮戦した。
その際杏奈の乗ったネオオクサーに助けられたが、杏奈がパイロットになるのには反対していた。
しかし、擬態獣を倒す為必死になる杏奈を見て、そして見事に生き延びた杏奈を見て、過去に自分がすべきだったこと、これからすべきことを理解する。そして杏奈をパイロットとして認め、共に多くの擬態獣を倒していった。
第11話にてブレイドガイナーと戦闘した際、圧倒的な敗北を喫してしまい、それがトラウマとなって操縦桿を握れなくなってしまう。
それを悟った静流が単身擬態獣と戦う姿を見て自信を取り戻すものの、直後に静流が死んでしまう。
ミラを抱えて号泣する姿を杏奈に見られてしまい、彼女を出奔させてしまった。
それでも杏奈が戻ると信じながら、ミラと共にしばらくの間戦い続けた。
杏奈が復帰した後は、杏奈とミラとの板ばさみの状態で滝のように汗を流しながら過ごしていた。
インサニアウイルスの真相が明らかになった際に出撃が禁じられるも、それを破り何度か出撃。対ブレイドガイナー戦の後に発症一歩手前までいってしまう。
超擬態獣との決戦時に、負傷した静流の代わりに搭乗。ついにラビッドシンドロームを発症してしまった。
ゴーダンナーを擬態獣に乗っ取られ、自我のほとんどを奪われるも、仲間の力で駆けつけた杏奈により一時的に自分を取り戻す。
そして杏奈、ルウと共に超擬態獣をトリプルドライブで撃破するが、そこで力尽き最期は繭のような姿となった。
七年後、森本夫婦の第三子・森本ゴオの遺伝子を用いた治療により復活。杏奈と最初から始め直すために結婚式を挙げる。
そして久しぶりにゴーダンナーに搭乗し、決戦の地へと赴いた。
「兄としてこれだけは忠告しておく。一生! 土下座だけはするな!」
「ひとつだけ約束しろ。いいか! どんなことがあろうと、俺より先に死ぬな。生きることを絶対に諦めるな!」
「俺ってヤツは……俺ってヤツは……杏奈ァーッ!!」
(見てるか杏奈! どこかで俺を見ていたら、早く帰って来い! 俺は……俺は待っている!!)
「飯食うだけでロシアまで行けるかよ」
「お前がいれば……俺は戦える!」
杏奈をヒロインとした場合、もう一人のヒロインと言える女性。28歳。作中では度々女神のような人と呼ばれる、いい性格のお姉さん。
かなりスレンダーな身体つきに見えるが、B80W51H81と十分デカい。ネオオクサーのパイロット。
五年前の巨神戦争の際、ゴオと街の人々を救うためにファイナルイグニッションを発動、自爆して死亡したと思われていた。
しかし、マックスが助けたのかは不明だが、寄生されたクラブマリナーの中で生存していた。
第1話で擬態獣12号が撃破された際に排出され、ダンナーベースでマックスともども密かに救出されていた。
第5話の最後で意識が覚醒、第6話にてその生存をゴオ達が知ることとなった。しかし、すべての記憶を喪失しており、赤子も同然の状態となってしまっていた。
杏奈達と接することで日に日に言葉を覚えていき、精神が成長していった。とはいえまだまだ子供同然であり、大声で喧嘩するゴオ達の前で泣き出すこともあった。
何故かルウの服を気に入っており、それを無理に着て基地を動き回っては多くの人の視線を奪ったりもした。
第12話で静流が死亡した後、彼女の亡骸に口付けをした際に急速に自我が覚醒。すべての記憶を取り戻す。
そして出奔した杏奈の代わりにネオオクサーに乗り、ブランクを感じさせない戦闘を披露した。
しかし、セカンドシーズン初期は突如として意識を失うことが多発し、ついに戦闘中に気絶したこともあった。
その後は意識の喪失はなくなり、第19話・20話、23話以降で出撃している。
実生活では、ゴオや杏奈との三角関係についてはほとんど自ら触れることはなかった。
しかし胸に秘めた想いは日に日に強くなっていたらしく、杏奈の決意を聞いた第22話ではついに涙を流すほどとなる。
その想いが爆発したのが第25話で、ラビッドシンドロームを発症し擬態獣に寄生されたゴオと共に死ぬことを選択した。
しかし、杏奈の説得とそれまでの三人の思い出に心を動かされ、ゴオを杏奈に託し倒れた。
七年後は杏奈と「杏奈ミラーズ」というコンビを結成し、擬態獣討伐の任務に就いていた。
その後、彼女の特殊な体質を利用したラビッドシンドロームへの予防法構築の為、コミッショナーズへと出向。ゴオ達の結婚式には参加しなかった。
余談だが戦闘スーツはダンナーベース一過激なデザイン。スーツの前後が大きく開いており、臀部に到っては割れ目が見えている。誰がデザインしたんだ。
「ふ・た・ま・た、ふ・た・ま・た」
「キツイの……キツイの……何かヘンなの……」
「どうして……どうして私は生き返ったの? どうして……どうしてあのまま死なせてくれなかったの!?」
「正しい答えなんていらない! 私が欲しいのは……私を、私だけを愛してくれるゴオよ!!」
「ゴオのこと……頼んだわね」
「これからは世界中の男が私を待ってるかと思うと、苦にならないけどね」
銃撃戦を得意とする、ダンナーベースのパイロット。体型・仕草・台詞、どれをとってもエロい人。B87W53H88と破格なスペックを持つ。28歳。
光司や杏奈達にとっては様々な意味での憧れであるお姉さま。Gガンナーのサブパイロット、コアガンナー・ゴーダンナーのパイロット。一度だけコスモダイバーにも乗った。
ゴオとは若い時からの仲で、密かに恋心を抱いていた。しかしそれを伝えることのないままゴオはミラと恋仲となってしまった。
ベース随一の射撃の腕前だが、それはゴオに教えてもらった「秘訣」をずっと守っていたからである。
第一期第1話では光司のサポートとしてGガンナーに乗り込み出撃。しかしクラブマリナーの能力を使う擬態獣12号の前に機体を大破させてしまう。
以降コアガンナーが修復される第4話まで出撃できず、それをもどかしく感じていた。
(ちなみに普段あまり怒ることのない彼女だが、この第4話でのみゴオにケガをさせた杏奈に対して凄い表情でビンタを放っている)。
第12話にて、ブレイドガイナーに敗れロボットに乗れなくなっていたゴオを奮起させるべく単身、擬態獣討伐に出撃。
なんとか撃破に成功するも、直後に現れた大量の擬態獣との戦いで致命傷を負う。
飛んできたゴオに連れられダンナーベースに帰還するも、時すでに遅く、ベースのみんなに看取られながら息を引き取った。
しかし、第13話にて蘇生していることが確認され、第14話の最後に覚醒した。
第15話では車椅子に乗っていたが、ゴーオクサーの起動試験をする為に車椅子を降りた。
しばらく出撃の機会が来なかったが、その間も杏奈や忍の訓練にリハビリがてら付き合っていた。
インサニアウイルスの為に乗れなくなったゴオの代わりに、第21話からはゴーダンナーのパイロットになる。二度目の出撃の際にはミラとの合体もこなした。
第24話からの決戦時には負傷してしまい、ゴオにゴーダンナーを託してダンナーベースで忍のサポートをした。
蘇生後の静流はどこかおかしいと評されていたが、それはマックスの異形の姿を目の当たりにしたことからの恐怖が根底にあった。
しかしラビッドシンドロームが女性には発症しないことを知ってゴオの前で内心喜んでしまい、そんな自分を許せなくなった故に進んで戦いに出るようになったのだった。
七年後、ダンナーベースの総司令となってベースの指揮を執っている。また、最終決戦ではGゼロガンナーのサブパイロットとして出撃した。
忍と光司、両方からのアタックを大人らしくあしらっている。
「私を誰だと思ってるの?」
「自分で脱いだのよ!」
「これ以上いると、恋が芽生えちゃうでしょ?」
「女を……泣かすのだけは……変わらない、のね……」
「戸惑ってると見透かされるわよ。自信を持って攻めて!」
「おかげで肌の手入れが大変なの。女って面倒だわ」
ダンナーベース一の熱血漢。Gガンナー・Gゼロガンナーのメインパイロット。24歳。
どこでもかしこでも「オッケー!」を連発するアツい男。静流のパートナーを自称するが、静流本人にはあまり相手にされていない。
ちなみに名前は「マジンガーZ」「グレートマジンガー」の主人公・兜甲児と剣鉄也から取られている。戦闘スーツも彼らによく似たものになっている。
第一期第1話で擬態獣12号と交戦、Gガンナーのアーマーを大破させられ重傷を負う。静流「死んだわ」光司「死んでません……」
第2話では病院でほぼ全身包帯巻きになった姿で登場、静流から渡された「愛のメモリー」の内容に驚愕していた。
第一期の出番はそこまでで、次に登場したのはセカンドシーズン第14話。ケガから治った彼は不甲斐なさ全開のゴオを殴り飛ばし、強くなる為に旅に出る。
そして終盤、新たなロボット・Gゼロガンナーに乗り込みダンナーベースの救援に駆けつけた。
奇跡的なことにインサニアウイルスがほとんど発症しない体質だった為、最後まで戦い続けることができた。
超擬態獣との決戦時、何度となく死んだかと思われるようなシーンに遭遇するも、最終的に生き延びた。
影丸「くそぉ! 光司は無駄死にか!」光司「死んでません……」
七年後はパイロットになった影丸に代わりダンナーベースの隊長となっていた。
最終決戦では静流とともにGゼロガンナーで出撃している。
「全然オッケー! 年上大好き!」
「あんた何やってんだよ、全然オッケーじゃねえよ! あんた仲間一人、嫁さん一人守ってやれねえのかよ! それでも男かチクショオォ!!」
「明日もいい天気だぜ!」
「勝負だ……猿渡ゴオオォォォッ!!」
「教えてやるぜぇ! ヒーローには、一つだけ条件があるッ! 最後までぇ! 死なないことさあああああああ!!」
「!? 年下ッスよ年下ぁ! 何考えてるんスか静流さぁん!?」
五年前の巨神戦争で戦死したと思われていた男。クラブマリナーのパイロット。
圧倒的な力を持つ擬態獣の前に戦闘不能に陥ったが、ミラがファイナルイグニッションで自爆した際に覚醒している。
その後は擬態獣に取り込まれ、五年後に擬態獣12号(クラブマリナー)として出現した。
第1話では描写されなかった(写真が登場した)が、第6話にてミラと同時に救出されていたことが判明した。
休眠状態であったがミラの口付けにより覚醒。ミラへの愛とゴオへの憎しみから暴走し、コアガンナーを強奪する。
内部からベースを破壊し基地外に逃亡するも、追撃に出たゴオと交戦。
途中で現れた杏奈の言葉に一瞬のスキを見せるも、ミラが自身より杏奈達の方を求めたため憎しみがさらに広がる。
結果、インサニアウイルスによるラビッドシンドローム(この時点では原因不明であった)を発症し異形の姿となった。
ルウが乗るコスモダイバーの攻撃もあり暴走は止まったが、ゴオに「お前もいつかこうなる」という言葉を遺し、
搬送先の病院でラビッドシンドロームを再発し死亡した。
杏奈に対し、ゴオとミラの関係を暴露した張本人である。また、ラビッドシンドロームの名が決まるまでは彼の名前から「マックスシンドローム」と呼ばれていた。
通称「メナージュ・ゼロの男」。経歴、素性が一切不明。ブレイドガイナーのパイロット。
五年前の巨神戦争で妻のローザとセレブレイダーを失っており、彼女の仇である擬態獣を追って彷徨い続けていた。
自分の目的を果たすためには周囲がどうなろうと構わないため、本来戦闘禁止区域であったコーカサス1を壊滅状態に追い込んだこともある。
結果としてコミッショナーズから「メナージュ・ゼロ」を発令され、ほかのロボット乗りから狙われるようになった。
第10話で日本・ダンナーベース付近に墜落、たまたま居合わせたルウによる看護を受ける。
そして彼女にロボットの操縦訓練を施し、一人前のパイロットに仕立て上げた。
第11話にてゴーダンナーと交戦するも、合体すらしていない状態にもかかわらず圧倒的なパワーでこれを撃破。
その光景を目の当たりにしたルウと共に流離の旅へと向かった(ルウは厳密には勝手に付いて行った)。
第13話での大量の擬態獣出現時、五年前の悪夢を思い出しつつも戦った。
その後はしばらく本格的な活躍をせず、セカンドシーズン第20話では中国に潜んでいた。
第21話で目的の擬態獣と遭遇。ルウの援護もあり、第22話にてついにセレブレイダーを救出することに成功した。
しかし、インサニアウイルスの影響で暴走、ブレイドガイナー ツインドライブモードをもってゴーダンナーと対決する。
以前より技術も絆も遥かに強くなったゴオと杏奈の前に敗れ去るも、その表情は満足のいくものであった。
第24話最終盤でラビッドシンドロームを発症した状態で登場、25話で超擬態獣の弱点をゴオ達に見せつつ散っていった。
その際、「これがお前達の未来だ。果てなく戦い続けた者の」という言葉をルウに遺した。
「お前じゃない……!」
「悪夢だ……五年前の、悪夢だ」
「すべてを終えたとき、今までの俺は死ぬだろう。その後のことは分からん。他の生き方を知らないから」
「そうだ! 我が刃で貫けぬものは、我が身のみッ!!」
「コレガ……復讐ニ生キタ人間ノ……末路ダアァァァッ!!」
剣の妻。セレブレイダーのパイロット。五年前の巨神戦争にて擬態獣に機体ごと取り込まれ、行方不明となった。
剣に生きてもらうべく自ら犠牲となった姿は、ゴオに対してのミラの行動によく似ていた。
第22話にてセレブレイダーが救出された際、コクピットには誰も乗っておらず、最後まで行方は分からなかった。
本作のロリ担当。コスモダイバー、セレブレイダーのパイロット。12歳。
衛星軌道上に存在するコスモベースの所長ロウ・ルーの一人娘で、母親はすでに他界している。
初登場は第1話。幼いながらベースの仕事をこなしており、オペレーターを務めていた。
第5話でコスモベースが擬態獣の襲撃を受けた際、ロウと共にコスモダイバーで出撃。しかし、ロウの判断で子機を分離され、
そのまま大気圏に突入。杏奈の学校付近に墜落した。
同話でゴオと共にコスモダイバーでロウを助けに向かうも、既にロウは死亡していた。このことから擬態獣に対し強い憎しみを抱くようになる。
戦えるようになりたいがために様々な人にロボットの操縦を教えてもらおうとアプローチするも、ほとんど相手にされなかった。
第10話で剣を助けたことから彼との因縁が始まり、彼に操縦技術を教わる。そして同話終盤に現れた擬態獣(ロウを殺したものと同族)に対し勝手に出撃し、挙句ピンチになったことから第11話でダンナーベースに監禁されてしまう。
しかし、たまたま通りかかったミラのおかげで脱出に成功。剣のブレイドガイナーがゴオ達のゴーダンナーに勝利したことから、剣とともに歩む道を選択、そのままベースから離脱してしまった。
第13話では剣とともに大量の擬態獣と戦っている。
セカンドシーズンでは剣とともに中国に潜伏。剣がどこからか持ってきた食料の出所に不安を感じていた。
また、料理をどこかで勉強しており、剣にほめられていた。
第22話で剣の目的の擬態獣を発見、先に攻撃に出ていたダンナーチームを妨害する。
そして剣が見つけ出したセレブレイダーに乗り換え、ブレイドガイナー ツインドライブモードになって擬態獣、ゴーダンナーと戦った。
ダンナーには敗北したものの、彼女はそれでも剣に付いて行くことを決めた。
超擬態獣との決戦時、ラビッドシンドロームに侵された剣の最期を見届けた後、超擬態獣に取り込まれる。
そして最後の最後で内部から現れゴーダンナーを救出、トリプルドライブで超擬態獣に致命傷を与えた。
七年後の世界では、「メナージュ・ゼロの女」を名乗る。
擬態獣への復讐と、剣の遺した言葉が真実かどうか確かめるべく、独り戦っていた。
ゴウと杏奈の結婚式を影から見守った後、最終決戦に挑んだ。
残念なことにプロポーションは身長以外さほど変化しなかった。
「お父さん……嫌だよ、もう独りにしないで! いっしょにいてよ! どうして? どうして私だけ置いてったの? 教えてくれるって、言ったのに……私、今ダイバーにいるよ……?」
「こちらコスモエンジェル。第二ターゲットに動きあり」
「着たいの? 私の服……」
「剣は死なないよ! それに……止めても聞かないでしょ?」
「剣は、他の人とは違う……。剣は、剣だよ。だから、いかないで! 独りにしないで!!」
「ゴオ、私を握って!!」
英国・ユニオンベース所属の兄妹。共に爆撃ロボ・ドラグライナーのパイロットである。
ナイトはモウカクからは「タンポポ野郎」、エカテリーナからは「種馬野郎」と呼ばれるほどのプレイボーイで、第8話でダンナーベースに不時着した際はベース職員の女性をところ構わず口説きまくり、杏奈達に呆れられていた。
ミラの持つ不思議な雰囲気に惑わされ、あわや口付けしそうになったところでゴオに殴り飛ばされている。
エリスはスタイル抜群の女の子で、ナイトのスケコマシ振りに手を焼いている。
実はお互い近親愛者で、ナイトはそれを紛らわせる為にプレイボーイを演じていた。
第21話のモウカク暴走時にはゴッドダイナーを止めるために戦う。ドラグファイターで出撃したエリスを救出する為、ナイトはやむなくドラグライナー ビーストモードでゴッドダイナーを破壊、モウカクを倒した。
超擬態獣との決戦にも参戦し、数多の擬態獣を撃破するも、超擬態獣の時空振動波を受けドラグライナーが撃墜される。
生き延びた二人は、そこでやっとお互いの気持ちを通じ合わせることが出来た。
七年後の世界でも二人で現役のパイロットを務めていた。ナイトはシュクユウに対しモウカクのことを「一生命を懸けて償う」と謝罪した。
ロシア・ベガベース所属のコンビ。それぞれヴァルスピナー、スレイブウィングのパイロット。
女王様気質のエカテリーナと、彼女に全てをささげるククラチョフの絶妙なコンビネーションを誇る。
ちなみにククラチョフはエカテリーナの執事の一人でもある。
第18話にて二人の話が展開された。
お互いに愛情表現が非常に不器用であり、それ故に一度はエカテリーナがククラチョフを拒絶してしまう。
しかし、それでも彼女を愛するククラチョフは単身擬態獣の群れに戦いを挑み、その姿で彼女への愛を見せる。
彼のそんな面に心打たれたエカテリーナはヴァルスピナーで出撃、ククラチョフと共に敵を撃破するのだった。
第19話でのジェネシスターらとの共同作戦では擬態獣に操られたジェネシスター相手に苦戦する。
「残酷な女」を自称するエカテリーナは、ルナとシャドウの恵まれぬ愛を生かす為にジェネシスターを破壊せずに
擬態獣を撃破した。
超擬態獣との決戦にも参戦し、ゴーオクサー、ドラグライナーと共に擬態獣の群れを撃破する。
しかし、超擬態獣の時空振動波によりヴァルスピナーが大破してしまう。
その際、重傷を負ったエカテリーナはククラチョフに抱えられ、ついに素直になることが出来たのだった。
七年後の世界でも共にパイロットを続けている。インサニアウイルスの検査のせいで「人柄が丸くなった」と言われて
いるらしく、エカテリーナは嘆いていた。
ゴウたちの結婚式にも参加、ククラチョフは神父を務めた。その後、最終決戦に参加している。
北米・シリコンベース所属の女性コンビ。作中に登場したチームでは(ダンナーチームとオペレタイガーを除き)唯一同性のコンビである。
男装の麗人・シャドウの乗るジェネシャドウと、調査・解析能力に秀でたルナの乗るルナシスターが合体するロボ・ジェネシスターで戦う。
二人ともお互いを愛している同性愛者だが、お互いそれを隠したまま生きていた。
第19話にてヴァルスピナーたちとともに擬態獣殲滅作戦に参加。作戦前夜にルナはシャドウに告白するも、シャドウは自身の身体に起きていた変化と、女性である自分がルナを愛することへの葛藤から、ルナと距離を取るために彼女を作戦拠点のベースへ異動させようとする。
これがルナを傷心させてしまい、作戦当日にジェネシスターへの合体を失敗させてしまう。救助に向かうシャドウだが、そこを擬態獣に狙われジェネシスターを乗っ取られてしまった。
そしてシャドウの体内のインサニアウイルスが活性化、発症はしなかったものの身体が変貌してしまう。
しかし、暴走するジェネシスターの中で、ルナとシャドウはついにお互いの想いを通じ合うことに成功した。
その後エカテリーナにより救出されるが、ルナは重傷を負い、シャドウはインサニアウイルスの検査のために戦線を離脱。
この戦いでジェネシスターも大破した為、超擬態獣との決戦には参加できなかった。
しかし、シャドウがラビッドシンドローム発症手前で済んだことが、発症の原因究明の切っ掛けとなった。
七年後には無事に戦線に復帰したが、ウイルス検査の場で、かつて一人女性で発症しかけたシャドウは若干落ち込んでいた。
ゴウたちの結婚式に参加した後、ジェネシスターで最終決戦に臨んだ。
中国・ダイノベース所属のパイロット。怪力の巨漢モウカクが乗るゴッドホーンと、彼を戦闘面でも生活面でも指揮するシュクユウが乗るゴッドソニック
が合体することで、世界トップクラスのパワーを誇るロボ・ゴッドダイナーが完成する。
モウカクは舎弟と認めた者にパンを買いに行かせる癖がある。またシュクユウは前述の通り、暴れん坊なモウカクを調教師のごとくおとなしくさせることができる。
下記のロウを除く他国のロボット乗りでは唯一、一般的な恋愛関係であった。
第12話で擬態獣の巨大な巣を発見した。直後大量の擬態獣が世界各地に出現した際、五年前の悪夢が繰り返されるのかと危惧するも、
結局その時だけで終わったことにモウカクは不満を抱いていた。
第20話にてモウカクがシュクユウに告白。ベース一同からの祝福を受け結婚を決める。戦友のゴオを結婚式に招待しようとするも、
直後の戦いでモウカクのインサニアウイルスが活性化、ラビッドシンドロームを発症してしまう。
そのまま暴走を始めたゴッドダイナーの中で必死に説得するシュクユウだが、もはやモウカク自身にも止められなくなっていた。
同じ作戦に参加していたドラグライナーにも猛攻を加え、ドラグファイターで出撃したエリスを危機に陥れてしまう。
妹を救うためナイトが放ったドラゴンハートにより、ゴッドダイナーは完全に破壊された。
直前に最後の意志でシュクユウを脱出させたものの、モウカクはこの攻撃で死亡した。
そしてシュクユウは、生前にモウカクが頼んでいた「死んだときに歌って欲しい」歌を悲しくも歌うのだった。
七年後の世界ではシュクユウはコミッショナーズに勤務。
新しいロボットにモウカクの戦闘パターンをインプットし、彼の生きた証を残す仕事をしていた。
ゴオ達の結婚式には参加せず、ミラ達とともにコミッショナーズ本部にいた。
コスモベースの司令官であり、唯一の宇宙戦闘用ロボであるコスモダイバー(親機)のパイロット。
一人娘のルウと共にコスモベースで各地のベースに情報伝達や要請を行っていた。
第5話でベースが擬態獣に襲撃された際に、他のスタッフを脱出させた後ルウとともにコスモダイバーで脱出しようとする。
しかし擬態獣が間近に出現した為、娘を守る為出撃後に彼女の乗る子機を分離、単独で擬態獣と戦った。
そしてベースを守る為、擬態獣と刺し違え死亡した。
地上に降りたときにはルウにダイビングやロボットの操縦を教える約束をしていた。
余談だが、影丸を除くダンナーベース職員は苗字が植物関係に由来している。
ダンナーベース総司令で、ゴーダンナーなどの開発者。そして杏奈の母親である。35歳と若く、杏奈は17・8歳の頃に産んだ計算となるが、若い頃が描かれた最終話ではすでにその時点でゴッド計画(後のゴーダンナーの開発計画)に着手しており、どうも設定に違和感がある。
ダンナーベース一のナイスバディの持ち主でもある。
姉御肌な性格だが、静流が犠牲になり、また杏奈が出奔した際には弱さを見せていた。
ヘビースモーカーだが若い頃は煙草嫌いで、竜也が煙草を吸ってる時は「今時煙草を吸うなんて信じられない」と言っていた。
ちなみに若い頃は杏奈にそっくり。
七年後は総司令を辞め、キャリアを活かしてインサニアウイルスの研究に取り組んでいた。
病院では森本夫妻の娘二人にその巨乳を弄ばれていた。
ダンナーベースの戦闘チームの隊長。渋くカッコイイオジサンだが、霧子に叶わぬ想いを寄せている(当初は霧子が既婚者だと知らなかった)。
基本戦闘指揮を行っている為現場に赴くことはないが、自身もパイロットであり最終話ではラボディフェンダーというロボットに乗っていた。
竜也登場以降は若干影が薄くなる。しかし霧子を様々な面で支えてくれたことを竜也から感謝された。
超擬態獣との決戦では戦闘補佐の他、Zミサイルの発射という重要な役目を果たした。
七年後も前線に立っており、擬態獣との最終決戦では竜也からダンナーベース、ひいては人類の未来を任された。
ともにダンナーベースのオペレーター。数多の競争相手を蹴落として着任しただけあって非常に優秀である。
小波はギャル系で、桃園より年上なのだが子供っぽい部分が目立つ。
トロイの木馬戦で銃を使って小型擬態獣を倒した際、「ちょっとイイかも」と言っていた。
桃園は通称「モモチー」。誰にでも基本的に敬語を使う。少しおっとりしたタイプ。
しかし若干腹黒い部分もある。目の前で森本と林にバカップル振りを見せ付けられた際は(迷惑だよ……家でやれよ……)と心の中でツッコんでいた。
七年後は後輩のひなとけいにオペレーターを譲り、オペレタイガーのパイロットとなっていた。
しかし名乗り口上が影丸の癇に障ったらしく、怒られていた。
また、ゴオ達の結婚式に参加した後は最終決戦に出撃、擬態獣を見事撃破している。
霧子の夫で杏奈の父親。また真のダンナーベース総司令とも言える男。竜也として登場したのは第23話からだが、それまでも様々なコスプレで影から杏奈を見守っていた。
なお、杏奈には父親らしいことを何一つしてやれなかったことを謝罪している。
超擬態獣との決戦に際しダンナーベースに帰還、戦闘の指揮を執る。彼もまた熱い血の流れている男であり、擬態獣の攻撃で重傷を負った静流に涙する光司を叱咤、また皆の戦意を鼓舞する言葉を次々と発した。
ちなみに擬態獣対策に人型ロボットを推奨した本人であり、その理念を体現したゴーダンナーに感嘆していた。
七年後は霧子とともにインサニアウイルスの研究を行っていた。ゴオの復活を見届けたあと「夫婦とはいいものだな」と言ってその場を去った。
そして最終決戦時、影丸に「天に星、地に花、人に愛」の言葉を託して消えようとするも、霧子に見つかってしまうのだった。
兜甲児のオマージュキャラであり、声優も同じ。若い頃は甲児ほぼそのまんまである。この時は煙草を吸っていたが、作中の時期には吸っている描写がない。
メカニックチーフ。部下からは「おやっさん」と呼ばれるが本人は好んでいない。妻に先立たれ、小学5年生の息子を男手一つで育てている。
いかにも「おやっさん」というキャラを体現しており、ゴオ達パイロットからの信頼も厚い。
ラーメンを作るのが得意で、整備班の中ではとても人気があった。
第17話では子供が学校をズル休みしたことを知り、霧子に「息子のことを全部分かっているつもりだった」と話していた。
七年後は現役を引退しトン子とラーメン屋を経営。しかし擬態獣との最終決戦の際に職場に復帰している。
サブチーフ。愛妻家で、妻のアニータ(発音はアッニィータ)のことをいつも気にかけている。
芝草の片腕として整備班を先導し、(妻のこと以外は)部下から慕われている。
徹夜が続きアニータと会えなくなることを辛く感じている。第8話ではその為ドラグライナーの修理を拒否すべく、ストライキを呼びかけたこともあった。
七年後は引退した芝草に代わりメカニックチーフとなる。さくらからおやっさんと呼ばれるが、杉山曰く「その呼び方は永久欠番」。
整備班の一員。「ッス」を語尾につけるメンバー1号。林と付き合っているが色々な要因が重なり告白に失敗し続けている(自身の心の問題もある)。
静流が死んだ後の第13話では「自分が死ぬのも林がいなくなるのも嫌だ」と告白しようとするも、「後一歩の勇気」が足りなかった。
第20話では林と生命保険の受け取り手をどちらにするかで揉めていたが、この時点でもまだ告白していなかった。
トロイの木馬との戦闘で致命傷を負うも、林のキスにより命を救われる。そして病室のベッドの上でついに告白に成功した。
そして超擬態獣との決戦後に結婚。七年の間に二人の子を授かった。
ダンナーベース復旧までの間ロボット企業に勤めていたが、花盛りのロボット企業に結局腰を落ち着けていた。
しかし、最終決戦時には妻と共にベースに戻っている。
整備班の一員。「ッス」を語尾につけるメンバー2号(パイロットや目上の人には「ッス」を付けるが、ルウやトン子等には付けない)。
森本の彼女だが、彼が他の女に現を抜かしていると「ブッ殺す!」とブン殴る。そばかすとポニーテールがチャームポイント。
ちなみに芝草をおやっさんと最初に呼んだのは彼女である。
森本以外では親友のトン子といっしょに行動することが多い。
第2話で森本に誘われて倉庫裏に来た際に、クラブマリナーに取り付いていた擬態獣12号が活動を再開。体内に取り込まれてしまう。
第3話で杏奈により救出されたが、この体験で作中最重要人物の一人となる。
第23話では瀕死の森本をキスで救い、24話でようやくの告白を受ける。そして戦後ゴールインした。
最終話では森本との娘二人(ミナとアミ)と一緒に、三人目を身ごもった状態で登場。芝草のラーメン屋にやって来ていた。
そこで擬態獣の警報を聞いた直後産気づき、病院で三人目の子供(森本ゴオ)を産む。彼の遺伝子により、ゴオは復活するのだった。
そして擬態獣との最終決戦時に森本とともにベースに復帰した。
ちなみに娘二人も「ッス」と語尾につける。
整備班の一員。「ッス」を語尾につけるメンバー3号(頻度は他の二人ほどではない)。通称は「トン子」で、ショートヘアのドジッ子。
メンテの際、ハッチを開けっ放しにしたままにする癖があり、よく芝草に怒られていた。
しかし第7話ではそれがコアガンナーに侵入する手段として活かされている。
第17話では田舎の父親から退職・結婚を迫られており、見合い写真を送りつけられていた。しかし見合いの場所が擬態獣に踏み潰されていた為、結局退職も結婚もしなかった。
本人は芝草に惹かれており、トロイの木馬との戦闘時には彼にガレキから庇われた際に頬を染めていた。
七年後はベースを退職、芝草が経営するラーメン屋で働いていた。最終決戦で芝草とともにベースに復帰している。
整備班の一員。外見が暗い。惚れっぽい性格で、特に眼鏡っ娘が大好きである。
劇中では楢原(CV:南里侑香)というスタッフに告白するもフラれてしまい、ハートブレイカー状態となった。
しかしコンタクトを落としてしまったモモチーが眼鏡で来た際、彼女に一目惚れしている。
基本目立たないキャラだが、要所要所で重要な役割を果たしている。とくに第8話では彼の発言からジェットボーイの改修が決まった。
七年後も整備班に勤務。ネオダイバーの頭部に居座っていたぴんぴんをさくらに預けた。
その後最終決戦でさくらに眼鏡を渡し告白するも、即座にごめんなさいされてしまった。
ゴオの弟で、唯一の肉親。ゴオとは12歳も年が離れており、また彼と違ってイケメンである。杏奈とは同級生。
女の子からはよくモテるが、本人は杏奈以外に興味はない(ただし杏奈からはそういう面では興味を持たれていない)。
バイクを持っており、作中では度々杏奈に使われた。
自分の好きな人と結婚したゴオには色々複雑な気持ちを抱えていたようで、杏奈を泣かせたゴオの上に巨大なガレキを落としたこともある。
また、杏奈が出奔しヒデ坊(杏奈の幼馴染)に告白されている所を目撃した際は、ミラと話していたゴオを「エロオヤジ」と罵っていた。
ただ、パイロットとしての彼は尊敬していたようで、インサニアウイルスによりゴオが乗れなくなった際は代わりに自分が戦おうとした。
勿論ロボットの訓練などはしていないので無理だったが、その意志を見た静流によりロボット操縦の手ほどきを受けた(この頃から静流に惹かれ始めた)。
戦いでは何も出来ない自分が悔しいという思いもあり(第3話で既にその気持ちがあった)、超擬態獣との決戦時に一人疎開させられた時は「自分にやれること」を求め勝手にベースに戻った。
そしてケガをした静流を助けながらベースでの砲撃で戦った。この直前、静流の真意を聞いている。
七年後はダンナーベースの正規パイロットとなった。愛機はネオダイバー。ちなみにスーツはゴオのものとほぼ同じデザインで、色が赤くなっている。
杏奈達の結婚式の際、ようやく杏奈を「義姉さん」と呼んだ。そして静流に寄り添おうとするも、同じく静流に惚れている光司に阻止されている。
その後は最終決戦に参加した。「兄さんと(一緒に)戦うのが夢」だったらしい。
杏奈のペットの猫。茶虎模様で、猫には見えない面白い顔をしている。幼い頃に杏奈がヒデ坊から譲り受けた。
第1話では妊娠しており、13話で産気づく。その後15話では4匹の仔猫を出産していた。
杏奈が放浪している最中も共に暮らしており、それが原因でボロアパートから追い出されたりけいの母親から煙たがれたりした。
七年後もすっかり老化したものの生きており(作中の時間経過から考えると相当年寄りである)、ネオダイバーの頭部に居座っていた。
杏奈の親友三人娘の一人。帰宅部。両親は海外出張をしており、第16話では豪華なマンションに一人で暮らしていた。
放浪同然の生活をしていた杏奈にとって最も気楽な居候場所となった。
ちなみに忍に思いを寄せている。
七年後の世界ではダンナーベースに就職、整備班の新入りとして働いていた。出撃できずに憤っていた忍を陰から見守っていたが、杉山にドヤされている。
最終決戦時に柳沢から眼鏡を渡されるも、即座に断った。
杏奈の親友の一人。バレー部。「杏奈に挑戦して勝ったら付き合える」とロボット部の男子に嘯いたのは彼女である。
放浪生活をしていた杏奈にアルバイトを紹介したが、ドジを連発した杏奈はすぐにクビとなった(スカートの丈を巡って上司を殴った所為だが)。
七年後はダンナーベースの新米オペレーターとして登場。声が小さいと静流に怒られていた。
杏奈の親友の一人。陸上部。ボロアパートを追い出された杏奈が最初に身を寄せた。しかしぴんぴんの子供が庭の花壇をトイレにしてしまい、母親からそのことで怒られてしまう。
七年後はひな同様にオペレーターとなり、ダンナーベースの顔として活躍した。
掲示板
42 ななしのよっしん
2022/08/10(水) 09:22:52 ID: ewlADBqVmy
今更見たけど結構面白かったな
勝手に下ネタ満載アニメだと思ってたが、意外に殆どなかった
43 ななしのよっしん
2023/05/07(日) 00:27:29 ID: wR3l6HC4P2
今見終わって面白かったけどスッキリしないのが擬態獣は人類の敵なんだから剣とルゥも普通に足並み揃えれば良いのに勝手して迷惑ふりまいてるのはどうかと思った
当時ってこの二人人気あったのかな?見た目やら機体が良いけどマイナスの方が多い感じ
44 ななしのよっしん
2023/08/11(金) 12:32:04 ID: S4w5skQRY1
>43
個人の解釈だけど剣は人類の敵と戦いたいんじゃなくて大切な人(と機体)を奪った仇を討ちたい復讐者で、そのついでで結果的に他の擬態獣も倒してるだけ。
ルゥは父や仲間を失ったことによる憎しみをストレートに擬態獣にぶつけたいのに年齢や様々なルールで縛られてるのがストレスで、剣の直情的な行動に魅かれて、戻れない道を進んでいった。
公よりも私を選んだキャラ達だからそういうマイナス感情がある程度出るのも普通じゃないかな。
その上で創作物としてはそういう生き方に一定の人気があるものだし。
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最終更新:2025/04/14(月) 18:00
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