MSV-R(Mobile Suit Variation - R)とは、雑誌「ガンダムエース」にて2009年~2013年まで連載されたメカニックデザイン企画のことである。
かつてガンダムエースでは「原典継承」という大河原邦男によるイラスト企画が連載されていたが、原典継承の画集化の際に新たに4機の新MSが描き起こされた。この4機を基点としてガンダム30周年にMSVを継承する形で始まった新たなバリエーション企画がMSV-Rとなる。
RにはReturn(帰還)、reverse(復活)、reborn(再生)、rally(再集合・手続き)、respect(敬意)、retro(懐古)、record(記録)、report(報告)、research(調査・研究)、reveal(明確)、racket(話題)、request(要望)など様々な意味が込められている。
開始から半年後、Ark Performanceの漫画『機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還』の連載が始動。ジオン軍のエース、真紅の稲妻「ジョニー・ライデン」とMSV-R本企画の調査背景にスポットを当てた作品で、MSV-Rの副読本的な内容にもなっている。
2012年から虎哉孝征による漫画『機動戦士ガンダムMSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』の連載が開始され、MSVを代表する2人のエースパイロットの詳細が描かれることに。
上記2作品と比べると影は薄いが、電撃ホビーマガジン主導の『機動戦士ガンダムMSV-R ザ・トラブルメーカーズ』というフォトストーリー企画も連載。MSV-Rの立体化も積極的に取り組まれていた。
ちなみに起点となった「元祖MSV-R」の4機とは、陸戦高機動型ザク(ザクⅡG型)、フルアーマーガンダムTYPE-B、ジム・キャノン空間突撃仕様、ドム寒冷地仕様のこと。もっとも、厳密にはザクⅡG型は新デザインではなく、MSVで設定文のみあったG型をSDガシャポン用に描き起こし、それをリアル体型に描き直したものである。
基本的に連邦編、ザク編、ジオン編、アクショングラフィック編の4つがMSV-R本企画の単行本となるが、単行本化の際に殆どが短縮化・再構成されている。特に写真のキャプションなどは不完全な短縮版…そもそも未収録の機体すら多かった。
連邦編、ザク編、ジオン編にはそれぞれジョニー・ライデンの帰還、虹霓のシン・マツナガ、アクショングラフィックの書き下ろし漫画が収録されている。
さらにガンダムエース付録として「MJ誌」のような形のMSV-R系ムックが存在する。旧MSVフリークなら誰でも分かるようなアレである。付録なのに単行本にも本誌にもない設定が載っているので必見。
U.C.0089、地球連邦軍とジオン公国との間で繰り広げられた戦い「一年戦争」から10年……。
地球連邦軍が戦後10年をひと区切りとして、記念となる本を刊行すべく過去の資料や文献の調査を連邦軍広報部、そしてFSS(federation survey service)社に依頼した。
FSS社が過去の資料を調査・検分するにつれ、これまで未確認であったMS等の開発・運用情報が発見されていく…。
MSV-Rモデリングコンテストの最優秀賞とArk Performance賞に輝いた読者デザインの模型オリジナル機が漫画(ジョニー・ライデンの帰還)に登場している。
結果 | 機体 | 製作 |
---|---|---|
最優秀賞 | MIP社水中用試作MS | チアキ・バチスタ!! |
Ark Performance賞 | MS-09M ドム・マーメイド | た |
長くなるので1巻のみ。
掲示板
提供: JOY
提供: えいたん
提供: unkosan
提供: Well.Mk-Ⅱ
提供: ネオ・オオミヤ(仮)
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最終更新:2025/03/23(日) 03:00
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