【北極海、超絶景の旅】海洋地球研究船「みらい」北極航海45日間一挙放送とは (ホッキョクカイチョウゼッケイノタビカイヨウチキュウケンキュウセンミライホッキョクコウカイヨンジュウゴニチカンイッキョホウソウとは) [単語記事]

【北極海、超絶景の旅】海洋地球研究船「みらい」北極航海45日間一挙放送とは、ニコニコネット超会議2021の企画の一つである。

概要

海洋研究開発機構が保有する海洋地球研究船「みらい」は、レーダーや観測ブイ等の大型観測装置を搭載し、世界的に見ても最大級の大きさを持つ調査船。その「みらい」が、2020年9月19日～11月2日の45日間に航行した様子を、タイムラプス（間隔をあけて撮影された写真を繋ぎ合わせた映像）でお送りする。

この航海は、北極海の物理学的な構造や化学物質、海洋生物の生態系等を調査し、近年急激に進む北極域の環境・気候の観測や将来の予測をするためのデータを取得することを目的として国際的に行われたもので、「みらい」は太平洋側北極海を担当した。

2020年9月19日に日本の清水港を出発し、ベーリング海峡（シベリア・アラスカ間）を通過し、16日にわたって北極観測を実施。その後に再度ベーリング海峡を通過して、11月2日に清水港へ戻ってきた。

この放送の魅力はなんといっても北極海の美しさである。航行当時、日本はまだ秋だったが、寒い北極海には海氷があり、「みらい」がその中を進んでいく様子が楽しめる他、水平線から昇ってまた沈んでいく太陽や海が荒れている様子をみるだけでも、自然の神秘を感じることが出来るだろう。