お客様は神様ですとは、三波春夫でございます氏の遺した名言。
注:お客様≠神様
しかし、その真意を誤解して使用されている事が多い。
実に日本的発想であるが、これは接客の際の心得や普遍原理などではないことに注意しよう。
実際に三波春夫は、
「歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」
→「お客様は神様です」について(三波春夫公式サイトより引用)
と、「演者と聴衆」との関係においてのみこの言葉を用いたのである。
しかし、漫才トリオ「レッツゴー三匹」のネタにされた事で世間に広まると、「お客様は神様だから」とサービスをする店側を下に見るクレーマーに悪用されたり、意図を勘違いしたまま社員教育に使われてしまっているのが実情である。
この言葉の意味については生前の頃から三波春夫もインタビューの際にこれに関する質問を何度も受けていてその度に説明をしていたらしく、現在では三波春夫の公式サイトにて長女よりその説明が掲載される形となっている。[1]
三波春夫といえば『お客様は神様です』というフレーズがすぐに思い浮かぶ方が少なくないようです。印象強くご記憶頂いていることを有り難く存じます。 ですが、このフレーズについては、三波本人の真意とは違う意味に捉えられたり使われたりしていることが多くございますので、ここにちょっとお伝えさせて頂きます。
三波春夫にとっての「お客様」とは、聴衆・オーディエンスのことです。客席にいらっしゃるお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれたフレーズなのです。 三波が言う「お客様」は、商店や飲食店などのお客様のことではないのですし、また、営業先のクライアントのことでもありません。
しかし、このフレーズが真意と離れて使われる時には、例えば買い物客が「お金を払う客なんだからもっと丁寧にしなさいよ。お客様は神様でしょ?」と、いう風になるようです。そして、店員さんは「お客様は神様です、って言うからって、お客は何をしたって良いっていうんですか?」という具合。俗に言う“クレーマー”には恰好の言いわけ、言い分になってしまっているようです。
株式会社三波クリエイツ 代表取締役 三波美夕紀
※三波春夫の長女
繰り返すが、お客様を神様だと思って、である。あくまでお客様をモデルにして神様をイメージしているだけであり、お客様 = 神様そのものというわけではない。
本来この言葉は、買い物客や食事客を対象にしたものではないので、客の側から使うのは誤用といって差し支えが無く、客側が言ってはいけない言葉なのである。
むろん店側も、お客様は神様だが、中には邪神も混じっていることを忘れないように、せねばならない。
「お客様は神様だろうが!とうるさい客を黙らせる一言」選手権の結果を発表します。
- 最優秀賞
「何の罪で人間界に堕とされたのです?」- 金賞
「他の神様に迷惑になりますんで」- 高齢の住職賞
「神対応できる人探しますね」- 特別賞
「神は死んだ」さっそく使ってみましょう!!
言葉として知るに至る経緯は年代によって差があるものと思われる。
このタグが用いられている動画には以下のような傾向がある。
などである。
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最終更新:2025/12/12(金) 03:00
最終更新:2025/12/12(金) 02:00
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