かとぅでとぅＰ

かとぅでとぅＰとは、VOCALOIDシリーズを用いて楽曲を発表しているP(プロデューサー)の一人である。

概要

VOCALOID KAITOを使用したカバー曲を投稿している。また、KAITOを使用しない打ち込みによる耳コピカバーも数件投稿している。

最新作は2010年3月28日　「【KAITO】　アルビノ　【カバー】」 。右は公開マイリスト。 

命名の由来

P名の由来は「全部KAITOで「ニコニコ動画流星群」（未完）」の動画内で、

（KAITOの滑舌に関して）いろいろ工夫してますが、まだまだかとぅでとぅの域を出られず

と語っていることと思われる。

「【まさかの】ゼﾉﾚダの伝説　時のオカリナＥＤ【歌わせてみた】」のマイリストコメントに「Ｐ名って憧れる」と書き込んだ（現在、マイリストコメントは変更されている）のを切欠に、P名の候補が3つほどタグにつけられた。
その中から、P自身が『いつか「滑舌Ｐ」と呼ばれる日を願って』と「かとぅでとぅＰ」を選択した。

作風

初投稿は2009年6月25日投稿「【KAITO】消失する勢いで「始音ｶｲﾄの消失　LONG ver」を（ｒｙ」。

カバー専門のPであるが、全編本人の耳コピによる「全部KAITO」に定評がある。
選曲はゲーム音楽、ボカロオリジナル、ネタ曲まで幅が広く、P自身も「ギャップに突っ込んじゃ負け」とコメントしている。

ニコスクリプトを利用したコメント装飾に定評がある。
「全部KAITOでファミマ入店音」では動画の進行とともにコメントの色が変わったりコメントが逆走したりし、「裏表エラーズ feat.KAITO」では@コメントマスクによってKAITOの声が入っている間だけコメントがエラーウィンドウの裏を通っているように見える。

同じKAITO使いPであるyoshian氏と交流があり、「KAITOお誕生会2010」用動画としてコラボ動画「【KAITO】隠してたオタがばれる時【替え歌カバー】」を投稿している。
何故誕生日なのによりによってこの曲なのか、という点に於いてはP曰く

歌詞をこれとアナザーのどちらにしようか悩んだあげく
１０円玉のコイントスをした結果こっちになりました。

とのことであり、また

誕生日なら何でも許されるような気がしたんです。

ともコメントしている。

関連動画

 
 

歴史

初期のころは突出した伸びこそなかったものの、「【KAITO】消失する勢いで「始音ｶｲﾄの消失　LONG ver」が【2009】KAITOランキング【6月号】でピックアップ、その後「おまけという名の試作版　（タイトルが思いつかないorz）」がKAITO新曲ランキング#78のOP曲に使用されるなど、早い段階から注目を集めていたPであった。

Pにとってひとつの転機となった作品は、「【KAITO】 裏表ラバーズ 【カバー】」。
現実逃避Pの同曲のカバーであるこの作品は、KAITO（というか初代VOCALOID）には苦手と言われている早口を見事に使いこなし、高い評価を得る。
後に音量・音質を再調整した修正版を投稿し、こちらはKAITO新曲ランキング#105で1位を獲得する。

だが、この流れは後に起こる一大事の伏線に過ぎなかった。（多分）

時はラバーズウィルスの感染者がニコニコ動画上に大量発生していた頃。
このウィルスにPも感染してしまったのか、2010年2月7日に「裏表エラーズ feat.KAITO」を投稿。
「裏表ラバーズ」の音MADである「【PC効果音】裏表エラーズ」をKAITOに歌わせたこの作品は、ラバーズ病感染者の例に漏れない高い中毒性と神調教の無駄遣いにより、極めて高い評価を得る。
その結果、2010年2月13日の殿堂入りカテゴリデイリー総合ランキングで1位を獲得、後にVOCALOID殿堂入りを果たし、更には週刊VOCALOIDランキング　#124で2位にランクインするという大事態となった。

この事態に対してP自身は

何でこんなことに…。「ありがとうございます」というより「ごめんなさい」と言いたい気持ちでいっぱいです。

とコメントしている。

余談だが、殿堂入りした時期は「KAITOお誕生会2010」の真っ最中であり、「誕生日なのに終了のお知らせかよｗｗｗ」と突っ込まれていたことを記しておく。

近年は「【KAITO】KAITO de NIGHT【全部カイト】」や「【オリジナル曲】春風【ボカロ大人組】」など、合唱系のコラボへの参加も精力的に行っている。

関連項目・関連リンク

• 作成物など。: 公開マイリスト
• KAITO
• VOCALOID
• 全部KAITO
• ラバーズ病感染者リンク
• VOCALOIDのプロデューサーの一覧