この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーッ!!とは、岸辺露伴のマンガを描く信条である。
ジョジョの奇妙な冒険Part4「ダイヤモンドは砕けない」に登場する岸辺露伴の台詞。
杜王町に住む人気漫画家・岸辺露伴の家にサインをもらいに訪れた広瀬康一と間田敏和だったが、岸辺露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」の術中にかかり、『本』にされてしまう。
岸辺露伴は「おもしろいマンガを描く」ために常にリアリティを追求し、そのために康一と間田を『本』にして、マンガのネタにするために人生や体験を読もうとしていた。
リアリティの追及のためなら、クモを切開して味もみてみるなどの奇人ではあるが、20歳で立派な家を建てるほどの人気漫画家が、他人のプライバシーに踏み入ってまでリアリティの追及のために人の記憶を読む理由を康一は聞いたが、岸辺露伴は一喝する。
この岸辺露伴が金やちやほやされるために
マンガを描いてると思っていたのかァーーーーーッ!!ぼくは『読んでもらうため』にマンガを描いている!
『読んでもらうため』ただそれだけのためだ
単純なただひとつの理由だがそれ以外はどうでもいいのだ!
岸辺露伴は『読んでもらうため』に毎日毎日リアリティののある題材を追求し続けている。『読んでもらうため』なら金や名声も一切気にせず、他人の迷惑も自分の不利益もいとわない、善悪を超えた究極の芸術家気質を象徴した台詞だろう。
作者である荒木飛呂彦は、よく作者本人が岸辺露伴のモデルだと思われて、エキセントリックな性格であると初めて会う人に身構えられるようだが、岸辺露伴を「自分にとっての漫画家の理想像」として描いている。
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最終更新:2025/12/11(木) 07:00
最終更新:2025/12/11(木) 06:00
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