これはもうだめかもわからんねとは、先行きがもう無い、絶望的状況に陥るときに用いられる言葉である。
語源は1985年(昭和60年)に発生した日航機墜落事故での機長が発した台詞。
後部圧力隔壁が破損し垂直尾翼と油圧系が機能しないという最悪の状況下でも約30分の飛行を
懸命に続けたが墜落が近づいた際に発せられた台詞がボイスレコーダに残っており、これが報道されたことで
有名な言葉となった。
飛行機はこの台詞の後、御巣鷹山に接触、空中分解し墜落。4名が奇跡的に生存したが、他の乗客乗員は
犠牲となった。詳細は日本航空JAL123便墜落事故の項目を参照。
類似的な言葉には逮捕寸前に書きこまれ、そのインパクトから名言のひとつとなった「もうだめぽ」があり
同じ軽い雰囲気で使用するものも居るが、語源の絶望感・悲壮度は相当乖離するもので、語源的に
安易に使うべき台詞ではないと考えられる。
軽い内容で使用するネットユーザーはそもそもこの語源を知らない年齢層と思われ、これを機にこの言葉は
軽いものではないことを認識してほしい。
なお、その他「どーんといこうや」という言葉などもボイスレコーダに記録されているが当然ながら山腹にどーんと
墜落することを指しているのではなくスロットルを空けろという意味であった、が当時はその意味を理解しない
報道各社などに「山腹にどーん」という意味で扱われ機長・クルーやその家族に相当の非難が向けられたという。
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最終更新:2025/12/06(土) 16:00
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