さらば真選組篇とは (サラバシンセングミヘンとは) [単語記事]

さらば真選組篇とは、漫画『銀魂』における長編エピソードの名称である。

概要

『銀魂』は基本的にギャグメインで1～3話完結の短編が中心の漫画だが、時折シリアスな長編が描かれる。
その長編の1つが、原作の第五百二十五訓から第五百五十一訓までに亘って描かれた、この「さらば真選組篇」である。
また、全二十七訓とそれら長編の中では現在では最長のエピソードである。

「将軍暗殺篇」のラストで将軍・徳川茂茂が暗殺され、徳川（一橋）喜喜が将軍になった。
警察庁（元）長官・松平片栗虎、真選組局長・近藤勲は徳川茂茂暗殺を阻止できなかった罪で見廻組に拘束され、監獄の島・黒縄島へ幽閉される。
真選組局長不在およびそれをとりしきる警察庁（元）長官は失脚のため、事実上真選組は解体。
見廻組局長・佐々木異三郎が警察庁長官となった。

真選組屯所は封鎖され、隊士はバラバラになってしまう。
そんな中、土方十四郎は同心・小銭形平次、ハジらのもとで岡っ引をしていた。
一方、一連の事件に関わったとして万事屋銀ちゃんも封鎖され、万事屋もバラバラに。
土方はキャバクラ・スマイルで坂田銀時と再会したものの、そこへ徳川喜喜と見廻組が現れ、もめごとを起こしてしまう。
しかし、桂小太郎の登場およびおとりによって土方と銀時、小銭形、ハジらはその場から逃げることができた。
桂小太郎はその場で逮捕され、黒縄島へ幽閉を装って潜入し、松平と近藤の脱獄の手助けをする。