しんぱいごむよう!みねうちでござる!とは、ADKの縦スクロールアクションゲーム「ニンジャコマンドー」にて、プレイヤーキャラの一人リュー・イーグルが発した迷セリフの一つである。
「ニンジャコマンドー」は歴史を改変して未来を戦禍に巻き込み利益を図ろうとする死の商人・マルスコーポレーションの野望を阻止するため、三人のプレイヤーキャラのうち一人を選択してさまざまな時代を移動し戦うゲームだが、同社の他のゲームに負けず劣らずつっこみどころ満載のバカゲーである。
この項目の台詞は日本の戦国時代に移動した時にリュ-・イーグル(ちなみに彼はワールドヒーローズのフウマの子孫という設定がある)が発したもので、ステージ開始時の彼の台詞はこう。
「しかも我がふうまのしゅくてき、のぶながの しろでござる!まおう、うつべし!」
と、いきなり歴史を改変する宣言。 お前らの目的ってなんだったっけ…?(そもそも風魔の宿敵は豊臣及び徳川であって信長ではない)
なお、「SUMOUパワーにはまいったな!」の元ネタはこのステージの中間デモである。
そして、ステージをクリアした時の彼らの会話。
「あれは、ほんとうに のぶなが だったのか?」
「じょせいに てをだしたのは、やりすぎじゃないの!」
「しんぱい ごむよう! みねうちで ござる!」
この台詞、別に忍法ブラックホールで吸い込もうが爆烈究極拳連射で焼き払おうが普通にこう言う。
なお、元ADK社員で現在SNKプレイモア所属の松下佳靖氏(ティンクルスタースプライツやどきどき魔女神判シリーズのプロデューサー)によると、みねうちしたのは周辺の腰元だけで信長ではないらしい。
ちなみにADKワールドでの彼のプロフィールによるとこの台詞は彼の座右の銘らしく、奥義・趣味・好きなものに「みねうち」が入っている。
このセリフの突っ込みどころは、どう見ても「みねうち」に見えない所ではあるが、良く考えて欲しい。
この戦国時代ステージのボスである信長はマルスコーポレーション特製の人造人間であり、つまりはニセモノである。 その直前に登場する腰元は、何も知らされていない非戦闘員である可能性が高い。 そんなか弱い女性達を躊躇なく葬り去ったプレイヤーに対してレイア・ドラゴンは
「じょせいに てをだしたのは、やりすぎじゃないの!」
と、非難の声を上げているのだ。
それに対してリュー・イーグルは
「しんぱい ごむよう! みねうちで ござる!」
と、発言している。
リュー・イーグルは徒手空拳で戦うキャラであり、刀はもちろん手裏剣や火薬の類も一切使用しない。一見派手に見える攻撃も(おそらくは)気孔や拳圧の類で賄われていると見て良いだろう。
確かにみねうちもへったくれもないが、徒手空拳ならば自在に威力の調整も可能なはずであり、爆烈究極拳で戦車を粉々に吹き飛ばしながら、周囲にいる歩兵を無傷で気絶させるという芸当も不可能ではないはずだ。
忍法ブラックホールに吸い込まれた相手も単に戦場から除外されただけであり、吸い込まれた時点で死亡していると考えるのは早計である。つまり、みねうち=不殺と考えれば何もおかしい所はない。
現にリュー・イーグルに倒された人型の敵はダウンした後に消滅するが、レイア・ドラゴンが使う火矢にトドメをさされた人型の敵は全身を焼き尽くされ消し炭も残らず焼死してしまう。もちろん腰元だろうとお構いなしである。
よって、これらのやり取りの一番の突っ込みどころは「じょせいに てをだしたのは~」と発言したレイア・ドラゴンが何の躊躇もなく、か弱い女性達を焼殺している所である。
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最終更新:2025/12/14(日) 12:00
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