「あ… あいつをひき込めば… あいつを差し出せば… ほ…… ほんとに… ぼくの「命」…は… 助けてくれるのか?」
ニタァ~ッ
「ああ~ 約束するよ~~~~~~~~~っ
やつの『養分』と引き換えのギブ アンド テイクだ 呼べよ…早く呼べ!」

___,,,,,..... -一ァ
/ ̄;;;´;;、;;;ヾ;;;, -──--、!
. /'´|;;;;,、;;;;;;;;;;/ ,!
. /:.:.:.レ´:.ヾ;;;;;;i 断 だ ,!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ;i る が .,!
. /:.;.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ ,!
. /レ' ;|:.:.:.:.:.:.:,:ィ:.:.:.:〉 __,.,!
/-、ヽ,:|:.:.:,/ /:.:.://.:,:ィ:.:.:.,!
/'ヽ、ヾi ゙´.: /__;:;:-'"´ ,;|:.:.:.,!
. /ゝ-`';:/ .:〈ニ=-=ニ二 ̄ヽレ',!
/::::;;;;;/ ' ,, ニ`ー-,、__\〉ィ,!
. /;:::::/ ::. ::.,,\_ゞ;'> 〈;,!
/i!:::::iヾ-'、::.. '';~ ,;:'/,!
. /;;;i!fi´l_、,.` .: ,;:' ,!
/;;;;;i' ('ー、ヽ ..: ,;:'' ,!
ヽ、jゝ、`ヾ:、゙、 ,..:'.:'" .: ,!
``ヽ.、_ ¨` ,:' (_r:!
``ヽ.、.. ノr;ソ~,!
``ヾ、 / 7,!
``ヽ,!
この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは
自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ…
荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」41巻(文庫版26巻) 第四部「ダイヤモンドは砕けない」ハイウェイスターその③より引用
岸辺露伴は、敵スタンドの攻撃により体中の『養分』を吸い取られ、生命の危機に瀕していた。そこに、露伴がひどく嫌っていた東方仗助(『あいつ』)が通りかかった所から元ネタのシーンが始まる。
自分が助かるために死にもの狂いになる事は生き物として自然な事である。ましてや、このケースでは身代りになるのが自分の大嫌いな奴なのだ。露伴の自己中心的な性格と、置かれている状況、直前の「ほんとに助けてくれるのか?」という台詞から考えれば、露伴が敵の提案に乗る事は自然な流れのように思える。
しかし露伴は断る。 自分が利を得る事よりも、敵に利を与えない事を選ぶのである。
そのインパクトとカッコ良さがJoJoファンの心を掴み、内輪で良く使われるようになった。その輪が徐々に広がり、今や2chやニコニコだけに限らず、ネット中で(元ネタを知らない人にまでも)使われるようになっている。
相手からの甘い誘いや、受け入れて当然の提案を、スマートかつ冷徹に断る際に用いる。
自身の立場が悪ければ悪いほど、相手から提案が魅力的であればあるほど効果的であり、一度自分自身でその事を認めたうえで断るとより一層に引き立つ。
他には、常識的にいえば最も合理的な正論である話に対し、「それは理解している。だが認めない。」「あなたの言っている事は正しい。だが私は従わない。」と言う意味であえて突っぱねるために使用することもできる。
この言葉か浸透してからは、「やってく・れ・る・わ・よ・ね?(はぁと」 のように、お約束として断れない頼みも、(お約束の流れをぶち壊す事無く)断れるようになった。
「だが」は逆接の接続詞である。承諾されるであろう提案を断るからこそ「だが断る」なのだ。自分の方が優位な立場に居たり、相手の提案が魅力的でなければ断るのが自然なのだから、それは「だが断る」ではなくただの「断る」である。しかしながら、この言葉があまりにも広まってしまったため、そういった用例も良く見られる。いわゆる「にわか」扱いされたくなければ、そのような使い方は避けた方が賢明である。
用例2や3を見て分かる通り、使用に適する場面で断った後の状況は危機的になる。
何らかの打開手段を用意していないのなら、それ相応の覚悟の元で用いること。
岸辺露伴及びこの台詞はジョジョの奇妙な冒険第四部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するが、第四部はアニメ化やゲーム化はされていないため、ニコニコ動画においては二次使用でよくみられる。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/12(金) 01:00
最終更新:2025/12/12(金) 01:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。