つくもがみ貸します

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つくもがみ貸しますとは、畠中恵の小説である。2018年7月よりTVアニメ放送開始。

概要

2007年KADOKAWAより刊行。続編が発表され、シリーズ累計発行部数は2017年10月の時点で60万部を超えている。

江戸時代の深川で損料理屋・出雲屋を営む姉弟が「つくもがみ」たちの力を借りながら様々な騒動を解決していく物語。
損料理屋は骨董品や美術品などを幾らかで客に貸し出す商売で、お紅（おこう）と清次（せいじ）の姉弟が貸し出す品は、作られてから百年以上が過ぎて魂を宿した一種の妖「つくもがみ」となっていた。また、お紅と清次は実の姉弟ではない。清次は成長するにつれお紅に淡い想いを抱くようになる…。
江戸の町を舞台に「つくもがみ」と人間たちが織り成す悲喜こもごもの人情噺である。

キャストは、明るくきっぷのいい出雲屋の看板娘お紅に小松未可子、優しい人情家で頭の回転も速い清次に榎木淳弥、お紅に好意を寄せる飯田屋の若旦那に櫻井孝宏。
監督はむらた雅彦、キャラクターデザインは谷野美穂と吉沼裕美、美術監督は村本奈津江。
NHK総合テレビで2018年7月から毎週日曜に放送予定。