とある戦符の決闘魔物

とある戦符の決闘魔物とは、緋雨氏による『とある魔術の禁書目録』と『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を題材にした二次創作外伝作品である。

あらすじ

ここは東京西部に位置する完全独立教育機関『学園都市』。最先端の技術・研究の成果により『超能力者』の開発に成功した都市。そんな学園都市の居住区、第7学区に位置するとある古びた学生寮の一室でのこと・・・

概要

2010年1月30日に第一作が投稿された。
現在、第二部『戦神符祭編』が連載中。第7話より待望のOPも付いた。

いわゆる〈クロスオーバー〉に分類される作品であり、禁書世界と遊戯王世界が同一世界の同時代に存在する。
デュエルは遊戯王を反映してLP(ライフポイント)4000制で行われるが、その他ルールは遊戯王OCGに準拠する。
遊戯王という作品が持つ魔術的な要素を禁書世界における魔術と上手く絡めて新しい解釈をする等、それぞれの作品の設定や持ち味を崩さずに世界観を巧みに融合させている。 
作中では現実世界で多用される定番カードが登場しない事が多々ある。製作者曰く「折角動画創ってるんだから、他に見ないようなものを創らないと面白くない」とこと。
よって作中のデッキを現実世界で使用すると事故りやすくなったりする。ご利用は計画的に。

主な登場人物

科学サイド

※各キャラの詳しい設定については『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』をご覧ください。
　またデッキなど若干のネタバレを含みます。予めご了承ください。

• 上条当麻　『その幻想(カードの効果)をぶち壊す！』
  主人公。ここでも不幸体質とフラグ体質を発揮する、貧乏男子高校生。
  使用デッキは【ローレベルシンクロ】　切り札は≪光と闇の竜≫と≪スターダスト・ドラゴン≫
• 御坂美琴
  上条の事ならなんでも分かる短パンを履いているツンデレヒロイン。とある科学の超電磁砲では主人公を務めている。
  第9話時点ではデッキは不明。切り札は≪降雷皇ハモン≫と推測される。
• 白井黒子
  御坂美琴に心酔する自称「お姉様の梅雨払い(主に上条)」。風紀委員(ジャッジメント)に所属している。
  使用デッキは【サイキック族】　切り札は≪メンタルスフィア・デーモン≫　※当然≪緊急テレポート≫も使います。
• 佐天涙子
  美琴や黒子の友人である女子中学生。能力者としてはレベル0だが…？※余談だが、城之内の大ファン
  使用デッキは【トークン】　切り札は≪幻魔皇ラビエル≫
• 初春飾利
  佐天の親友であり、黒子の同僚のジャッジメントでもある。
  使用デッキはもちろん【植物族】
• 土御門元春
  上条当麻のクラスメイトで、「シスコン軍曹」。『闇のゲーム』のことを知っているらしい。
  使用デッキは魔法名と同じく【背中刺す刃】　切り札は《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》 
• 一方通行(アクセラレータ)
  影の主人公にして、学園都市最強の能力者。アクセロリータでもある。
  使用デッキは能力特性に似て【ネフユべル】と正に一方通行　切り札は《ユべル》と恐らく《邪神イレイザー》
• 浜面仕上
  レベル0の無能力者で、負け犬の星で、滝壺理后のヒーロ。
  使用デッキは【凡骨ヒーロ】　切り札は《E・HEROアブソルートZero》
• 滝壺理后
  レベル4・大能力者だが訳あって現在は能力の仕様が困難にある。
  使用デッキは【ジェネクス】　切り札は《レアル・ジェネクス・クロキシアン》と恐らく《邪神ドレッド・ルート》
• 吹寄制理
  上条のクラスメイト。上条フラグを完全回避している為か、ピンポイントでメタを張るなど容赦が無い。
  使用デッキは【苦労フィフティ】　切り札は《神炎皇ウリア》
• ■■
  禁書２大空気ヒロインの一人。
  使用デッキは【アンデット族】　切り札は《邪神アバター》

魔術サイド

• ステイル＝マグヌス
  身長2mを超える、イギリスの魔術師。こう見えて14歳。上条を呼び出してデュエルを申し込んだ。
  使用デッキは【フレムべル】　切り札は《フレムベル・ウルキサス》
• インデックス
  大食いニートシスターにして本作のメインヒロイン？かも。DMは初心者だが完全記憶能力により覚えが早い。
  使用デッキは【エンディミオン】　切り札は≪メガトン魔導キャノン≫　
• ローラ＝スチュアート
  おかしな日本語を話すイギリス清教の最大主教(アークビショップ)。海馬に神のバーゲンセールを告知した。

決闘サイド

• 武藤遊戯
  伝説のデュエリスト。
• 城之内克也
  伝説の凡骨。
  製作者曰く「『強いカードに頼らずに勝ち抜いたデュエリスト』が自分の目指す決闘者像」であるとのこと。
• 海馬瀬人
  伝説の社長。
• インセクター羽蛾
  伝説のかませ犬(虫)。

時間軸について

禁書は原作15～16巻まで、遊戯王はDM本編終了後、つまりもう一人の遊戯が冥界へと還った少し後となる。
この時点では本来ならばシンクロ召喚は未登場であり現に遊戯達もその存在を知らなかった。が、禁書側のデュエリストは普通に使用している。作中では学園都市ではカード技術が数十年先を行っているとの説明がなされているが、これは学園都市自体が「世間からある程度隔絶され科学技術の発達により文明レベルが外界の数十年は進んでいる場所」であることに由来すると思われる。
 また、この作品において『光のピラミッド』『遊☆戯☆王R』『超融合！時空を越えた絆』での出来事を示唆する描写がなされている。

関連動画

最新話	第一話

公開マイリスト

関連項目

• 架空デュエル
• 決闘サイド
• とある魔術の禁書目録
• 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
• ハルヒ×遊戯王(涼宮ハルヒの決闘)　※製作者がお世話になっている動画

外部リンク

幻想氷月（製作者ブログ）