はぐメタブートキャンプとは、PeerCast配信者ひろくんが2008年4月に行った拷問配信である。
概要
ひろくんがPS2版『ドラゴンクエストV』で、はぐれメタルを仲間にするための配信。
はぐれメタルは仲間になりにくいのでかなりの時間を要し、拷問となった。
2008年4月12日から1日3~12時間プレイし、2008年4月20日午前9時28分、討伐数944匹目で仲間になった。
(ただし、途中でフリーズによるリセットがあったため、実際に狩った数はそれより十数匹ほど多い)
なお、1匹ずつ狩ると仮定すると、943匹まで連続で仲間にならない確率は(255/256)^(943)=0.025
パーセントに直すと2.5%である。
つまりはぐれメタルを仲間にしようとした人が100人居たとすると、ひろくんはビリから3番目くらいの運の悪さとなる。
主な登場人物
- しょうこ
8日間、ひろくんと共に常に最前線で戦い続けた真のブートキャンプラー。幼少の頃にグランバニアの洞窟に叩き込まれ、はぐれメタルを追い続けた結果、ほとんど太陽の光を浴びぬまま白寿(カンスト)を迎えるという波乱の人生を送る。
その鬱屈とした気分を魔力に乗せて放つ大技・「イオナズン」は彼女のみが使用可能で、耐性を持つメッサーラを除く全ての雑魚モンスターを粉砕する。
- スラりん
しょうこと同じく、8日間のプログラムを完走したブートキャンプラー。メタりん程の圧倒的なすばやさは備えていないが、ブートキャンプの成果によって終盤に「しゃくねつのほのお」を修得する。これにより、キャンプ開始からひろくんを悩ませ続けてきたメッサーラを開幕で殲滅することが可能になった。
- メタりん
キャンプ前からブオーン単騎撃破などを達成しているじーこ一行のエース。キャンプ中でもその圧倒的なすばやさで存在感を発揮し続けた。一時は定年退職を迎え一線から退いたが、後進の育成が進んでいなかった為、再び現役復帰する。
ちなみに、彼が仲間になる確率もはぐりんと同じく1/256であるが、ひろくんの鬼引きで30匹程度で仲間にしている。この鬼引きがなければ今回のはぐメタブートキャンプは無かったかもしれない。
- しびれん
ホイミンが育つまでプログラムに参加していたしびれくらげ。DQⅤにおいてひろくん程しびれくらげを育て、そして使い続けた者はなかなかいないであろう。
- ホイミン
定年退職寸前のメタりんの後釜を、という事でブートキャンプ中盤にスカウトされたスライム族。加入当初こそ上記の4人(匹?)には及ばなかったが、成長後にはしびれんと入れ替わり、見事にその役目を果たしプログラムを完走した。
ホイミン勧誘に関してはひろくんにしてみれば「息抜きのつもり」だったらしいが、1/32がなかなか引けずに苦戦し、結果的に2時間程度のプチブートキャンプとなってしまい、ひろくんを後悔させた。
余談だが、彼がスカウトされた理由は「ベホマズンが使えるスライムだから」であった。後のストーリー打開(主にボス戦)でこのベホマズンが猛威を振るった為、ひろくんの頑張りは無駄ではなかったと言えるだろう。
- サンチョ
8日間くちぶえをひたすら吹き続けた、本ブートキャンプの影のエース。プログラム終了後の追加拷問(はぐりん育成)にて、ついにまじんのかなづちを装備し表舞台に立ったが・・・・。
- じーこ、ピロ
毒針が装備出来ないという理由で戦闘に一切出してもらえなかった主人公と勇者様。
- メッサーラ
「仲間フラグが存在する」、「イオナズンに耐性がある」、「ふうじんのたてが効かない」という理由から、雑魚モンスターの中で最もひろくんを苦しめたといっても過言でないモンスター。
- ミニデーモン
スレを読んでいるひろくんのスキを見て作戦を変更していくお茶目さん。仲間フラグも存在し、メッサーラ並にひろくんを苦しめた雑魚モンスターである。
- メイジキメラ
仲間フラグ存在しないが、1/16で「キメラのつばさ」を落とし、ひろくんを何度もぬか喜びさせた。流石に終盤にはひろくんも振り回されなくなったが、「しゃくねつのほのお」が効きづらく、最後の最後までその存在感を発揮した。
- ベロゴンロード
耐性も仲間フラグも無く、上記のモンスター達に比べると陰は薄いが、「かしこさのたね」(確率は1/64)をここぞという時に落とし、ひろくんを何度も落胆させたいぶし銀。
- ゲマ
ひろくん曰く、「こんな事になったのもゲマのせい」と、何故か(ブートキャンプが始まった)諸悪の根源とされていた。
8日間のプログラム終了後、ムキムキになったじーことギコギコのコンビに粉砕された。
- はぐりん
本ブートキャンプ、もとい 永井兄弟のドラクエⅤシリーズの事実上のラスボス。「作業ゆき」の異名をも持つひろくんを毎晩「悟りポイント減少⇒発狂⇒解脱」の無限ループに叩き込み、キャンプ終盤では奥義・「パワーゲイザー」の修得にまで到らせた。
関連動画
関連項目