まろに☆えーるとは (マロニエールとは) [単語記事]

まろに☆えーるとは、栃木発祥のアイドルキャラクターユニットである。

概要

栃木の地元テレビ局・とちぎテレビ（略称：GYT、とちテレ）が自局で放送するアニメの宣伝、県内アニメ製作会社や各種イベントの告知等のため、栃木県在住のイラストレーター・一葵さやかにキャラクター作成を依頼。2013年6月初旬にキャラクター完成。7月、県内で開かれたアニメフェスタにて一般にお披露目。

お披露目とほぼ同時に公式サイトを立ち上げ、コミック、ボイスコミック、フリートーク等を展開。当初フリートークは「キャラが喋る」仕様で展開されていたが、10月25日更新分より声優陣のWebラジオに衣替えされた。

公開間もない頃は便宜上「とちテレアニメ３人娘」と呼ばれていたが、ユニット名を公募した結果、栃木県内のみならず日本全国は元より海外からも応募があり、厳正な抽選の結果最終的に残った３候補の中から8月20日、「まろに☆えーる」に決定した。

ユニット名の由来は栃木県の県木であるトチノキの近縁種「セイヨウトチノキ」のフランス語読み「マロニエ」＋「エール」。

公共性が高く、かつ地元に即したテレビ局が率先してこういうことをやるというのは、全力を出す方向が間違っているように思えるのだが・・・いいぞ、もっとやれｗ

2015年12月18日より、一葵さやかによる姉妹作品である『ススメ！とちぎ部』がファミ通コミックスクリアにて連載開始。まろに☆えーるが「餃子・いちご・かんぴょう」なのに対し、「餃子・ゆば」のヒロイン。餃子がかぶっており、名前も堤咲喜と名字が同じで宇都宮餃子屋の娘のようだが、姉妹ではなく従姉妹とのこと。まぁ、胸の大きさが違いすｇ（ここから先は小麦粉まみれで見えない）

メンバー

まろに☆えーる　メンバー

あなたにエール！まろに☆えーる！

★がついている声優は、栃木県出身。

春崎野乃花（はるさき・ののか）（CV:野水伊織）

イチゴと甘いものが大好きな高校２年生。O型。
真岡市在住（以前は住所地は決まっていなかったが、公式同人誌で明言されたため確定）。

おやつに食べようとしたイチゴ（とちおとめ）が精霊・ベリリンになり、「とちおとめの魅力を広めて欲しい」と懇願される。可愛い衣装を着て、とちおとめをアピールできるなんて願ったり適ったり！とやる気満々でアイドル活動に精を出し、ユニットのリーダーも務める。だが、彼女自身歌は上手いのだが、運動が苦手なため、アイドルとして必須条件とも言えるダンスが踊れない（本人は踊っているつもりだが踊れていない）。極度のいちご欠乏になったり、酒が入ったり（甘酒や粕汁は勿論、栃木の郷土料理である「しもつかれ」でもアウト）、ショックを受けるとダークベリーサイドと呼ばれる2つ目の人格があらわれる。この間の記憶はないため、野乃花本人は知らない。

幽霊や妖怪といったオカルトの類は平気だが、カエルが苦手。

地元サイクルロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」公認サポーター。後述の愛美同様、コラボ企画のオリジナルデザインのハンドタオルが製造・販売中。
また、2017年8月29日付で居住しているとされる真岡市から応援キャラクター（もおかいちごチアリーダー）認定を受け、特別住民票の交付や真岡鐵道でのラッピング列車の運行などが開始された。

なお、真岡から学校がある宇都宮までは電車通学していると公式同人誌で明言されたが、電車通学よりバス通学した方が速いように思うのは気のせいだろうか。

堤愛美（つつみ・まなみ）（CV：設楽麻美）

餃子屋の看板娘をしている高校２年生。O型。宇都宮市在住。

実家が経営する餃子屋で出た賄いの餃子が精霊（ぷくたん）になり、「宇都宮の餃子消費量日本一を奪還したいから手伝って」と頼まれる。どうしたものかと思案していたところに、同じ境遇の野乃花から誘われてユニットを組む。

運動神経に長けているため、ダンスの力量は３人で一番上。ただ、逆に歌はそれほど上手くない。

余談ではあるが、３人の中では一番の幼児体型。故にスタイル抜群の瑠梨や、そこそこ出るとこは出て引っ込むところは引っ込んでいる野乃花を羨んでいたが、コミック５話においてぷくたんの力で一時的に巨乳になった際、「胸の大きな人にしか分からない苦労」を身を以て知り、「胸は大きくなくていい」と思うようになる。

地元サッカークラブである栃木ＳＣの「公認サポーター」であり、コラボ企画としてオリジナルデザインのハンドタオルが製造・販売されている。また、協同組合宇都宮餃子会公認のキャラクターでもある。

堤咲喜は従妹。

瓜田瑠梨（うりた・るり）（ＣＶ：小林元子^★）

かんぴょう屋の娘。1月10日生まれの高校２年生。Ａ型。宇都宮市の南隣・下野市の夕顔1丁目（架空の住所）在住。（誕生日と住所は平成27年1月8日付の下野新聞の記事による）。なお、1月10日は下野市が平成の大合併により誕生し、「かんぴょうの日」とされている日でもある。

愛称は「瓜ちゃん」。当人は「瑠梨と呼んで！」と懇願しているが、この呼び方でほぼ定着してしまったので諦めろ。

店に置いてあったかんぴょうが精霊（かぴょーん）に。「栃木のかんぴょうを広めて欲しい」と頼まれるも、最初は完全無視＆夢幻と思って相手にしていなかった。

かんぴょうは嫌いだと表向き言っているものの、実際は大好きな典型的ツンデレ。実家の裏手に広大なかんぴょう瓜の畑を所有し、かんぴょう瓜の皮むき技術も熟練の職人級。料理好きで、夏場のかんぴょう収穫前は食卓がかんぴょうだらけになることもある。天然ボケ＆おっとりなメンバーに対しての突っ込み役も務める。

余談ではあるが、３人の中で一番の巨乳であり、その大きさはかんぴょう瓜サイズ。「好きでこんなに胸が大きくなった訳じゃない」とは本人の弁で、恵まれすぎているプロポーション故に泳ぐのは勿論、水着姿になること自体も苦手だった模様。泳ぐことはコミック25話において克服したようだが、夏場の体育の授業どうしてるんだろうね？

また、彼女は下野市から特別住民票が交付されている。住民票の登録日は2015年1月10日。これにあわせ、交付式が1月11日、「道の駅しもつけ」にて行われた。さらに2016年12月25日には下野市観光大使に選ばれた。（下野市が市をあげて瑠梨を激推ししており、ほかのメンバーが羨ましがっている）

その他の登場キャラクター

下野命（しもつけの・みこと）（CV：緑川光^★）

栃木県を守護する神である栃神様。本人は気軽に栃神様と呼んでほしいらしい。栃木の八百万の神の中のリーダーで、まろに☆えーる結成の当本人。日光にある中禅寺湖を見て海を我慢し、宇都宮タワーを東京タワー風にした。CVのせいかゲーマーで人間の姿となってゲームを怪異にくことも。ちなみに、栃神様なので栃木県から出れないらしく、スカイツリーは東武ワールドスクエアーのを堪能している。余談だが、名前が漢字で見ると「下野命」で、中の人が「しものいのちではない」など、たびたび「しものいのち」ネタが使われる。

大平命（おおひらの・みこと）（CV：古川登志夫^★）

栃神様の先代。現在は引退して太平山に住んでおり、すでに栃神様ではないため、栃木県から出られるため、全国・世界各地に旅行へいっているらしい。CVのせいか女好き。

足利命（あしかがの・みこと）（CV：阿部敦^★）

栃神様の次期候補。現在は現栃神様の下野命の部下として、まろに☆えーるグッズの買いっパシリさせられたりと散々な模様。足利尊氏の生まれ変わりで、足利に強い郷土愛がある模様で、焼きそばにジャガイモが入っていないと焼きそばと認めないらしい。

中禅寺晃（ちゅうぜんじ・あきら）（CV：なし）

『ススメ！栃木部』のヒロインで、栃木魅力向上部の部長。とちてれアニメフェスタ2015の「まろにパスポート」の書き下ろしにて初出。自宅が日光でゆば屋を営む。ゆばむすびというおこわをゆばで包んだおにぎりよく持っている。ゆばだけに淡白な性格らしく、ぼーっとしていて天然。口癖は「解せぬ」。

堤咲喜（つつみ・さき）（CV：なし）

『ススメ！栃木部』のヒロインで、名字からもわかるように、愛美の親戚。従妹の高校1年生で宇都宮在住。自宅は堤のギョウザ2号店で、某3秒クッキングの影響を受けて、機械を発明してしまう発明家。晃とはクラスメイト。メガネっ娘で、かぴょーんが「るりたんとどっちが大きいか」と悩むほどの巨乳。

イベント

まろに☆えーるが参加したイベント一覧

毎年ゴールデンウィークにとちてれ☆アニメフェスタ、そして不定期で単独イベントのまろに祭に参加している。

開催日	イベント名	備考
2014/01/19	tvkアニメまつり2014
2014/05/06	第3回　とちてれ☆アニメフェスタ2014
2015/01/11	瓜田瑠梨特別住民票交付式＆小林元子トークショー	小林元子のみ
2015/05/5-6	第4回　とちてれ☆アニメフェスタ2015	緑川光も出演
2016/01/17	まろに祭　～日光の陣～	初オンリーイベント・緑川光も出演
2016/05/04-05	第5回　とちてれ☆アニメフェスタ2016	緑川光・古川登志夫も出演
2016/12/25	まろに祭　～クリスマスの陣～	古川登志夫・阿部敦も出演

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