みんなで早押しクイズ 単語


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ミンハヤ

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みんなで早押しクイズとは、早押しクイズアプリである。通称「みんはや」

概要

 2015年10月にリリースされた、Android/iOS向けアプリ。

 シンプルなデザインを特徴とし、クイズアプリとしてはQMAなどもしのぐといって過言ではないほど、多くのユーザー数を抱えているゲームでもある。

 アプリ名の表す通り、ユーザーは出されたクイズに解答し、ランダムマッチの場合は70点先取、フリーマッチの場合は部屋主の決めた得点に届く(もしくはセットした問題が尽きる)まで他のプレイヤーと得点を競い続ける。

 クイズゲームというと、難しいイメージを持たれる方もいるかもしれないが、難易度はきちんと調整されており、最初は比較的常識的な難易度であるCランクからはじまり、勝ち進んでいくと問題の難易度があがるという方式になっている。

ルール・基本的な仕様

ランダムマッチ

 このゲームの基本形。レートもこのモードの戦績で決定される。

 概要にも記した通り、70点先取することが目的である。一般的なソシャゲやオンラインゲームのランダム戦と同じく、SABCに区分けされたレート帯と同じランクに属するユーザーからランダムで選出された3人(プレイヤー含めて4人)と対戦する。また、2人で対戦するモードもあり、この場合は同様に1人と対戦し、この場合は50点先取で勝利となる。

 ゲームはクイズ番組で行われる早押しクイズと同じく、一文字ずつ問題文が表示され、分かった時点で問題文下に表示される早押しボタンを押し、解答する。入力は出題者が設定したひらがな・カタカナ、数字などの4文字を正解と思う文字を一文字ずつ書いていく方式になっている。当然、クイズゲームなので、ミスリードやひっかけを狙った選択肢も用意され、醍醐味の一つである。

 (例)

 Q 2006年12月より、株式会社ドワンゴがサービスを開始した動画共有サイトはなんでしょう? 

 → ニコニコ動画(この場合はニコニコどうがの7文字をタップしていけば正解となる。また、出題者によってはニコニコの4文字で正解とすることもある)

 見事正解できれば、最初に正答すれば20点、2番目以降ならば10点が付与される。

 注意点としては、最初にボタンを押してかつ、正答した場合に20点をとれるということで、最初に正答しただけでは10点扱いということである。

 また、4人のうち3人が早押しボタンを押して解答にはいると、残りの1人はその問題の解答権を失うため知識の他に素早さも要求される。不正解の場合は10点を失い(最初にボタンを押して不正解の場合は20点を失う)、5回間違えると失格となって以降は解答不可となる。

 サドンデスモードも用意されており、これは70点をとったプレイヤーが二人以上いた場合、そのプレイヤー同士のみで早押しをするモードで、正解するまで問題を解き続けるものである。

 70点(早押しの得点によっては80点)先取したプレイヤーが出ると、ゲームは終了し、1番から4番の順位が与えられる。基本的には得点の多寡で順位が決まるが、同点の場合は間違えた回数(ライフと呼ばれる)の多寡で順位が決まる。例えば1位70点で、次点が60点のプレイヤーが2人いた場合において、一人は2回、もう一人は4回間違えた場合は、前者が2位、後者が3位となる。

 レートは上位2人(ライフ、得点共に同点の場合は3人や4人になることもあるが例外とする)が上昇し、下位2人が下降する。値については対戦者のレートによって変動するためまちまちである。

レート・問題難易度について

 問題難易度は正答率によって大別され、プレイヤーのレート帯(ランク)によって割り当てられる問題は異なる。(ランクの所感は記事作成者の独断と偏見によるものです)

  • Cランク アプリをインストールしたら最初にあたるランク。常識的な問題が多く、恐らくクイズ未経験の方々でも答えられるレベルのものが多くを占める。正答率61%以上
  • Bランク 少しだけ難しくなったランク。とはいえ、中学校までに習うレベルのものや、少し分け入った内容、捻った出題のものが多く、標準的な内容といえる。正答率41%から60%
  • Aランク かなり難しくなったランク。専門的な内容、高等学校で習うレベルの内容が多く、クイズ熟練者や特定の科目が得意でないと解答が困難なものが多数である。正答率40%以下

 大体プレイヤーのランクが上記の問題のランクと同じになるが、AランクだとABC全て、Sランクだと正答率49%以下の問題のみがあたるといわれている。ただ、厳密に運用されているとはいえず、あくまで目安程度。

 また(ユーザー視点の)ABCランクはさらに100ごとに+、無印、-でさらに三段階分けられている。Sランク以降は100ごとにワンランク上昇しSS1S2S3……とあがっていく。

 正直なところ、クイズが元々得意もしくはクイズで出題されやすい文系科目(歴史や国語など)に腕に覚えがあれば、A+までは軽々といけるが、著者含め、Sランクに入った途端、猛者に直面して叩き落され無限に行き来するという事例が多くある。これを克服するためにはひたすら問題を拾い、数をこなすしか無く、S1以降に上がれるのはごく限られた人である。

フリーマッチ

 ランダムマッチとは異なり、名のごとくフリーなモード。

 ユーザー個人が部屋を建て、参加したいと思った人が入室して解いていくモード。

 みんはや公式が用意した問題(上記のABCランク)の問題プールからランダムに解いていく部屋も開けるが、メインとしてはこのアプリのもう一つの醍醐味である、ユーザー個人の作成した問題を解いていく部屋が多数。

 ジャンルはなんでもよく、歴史や漢字、化学、数学などのお硬いジャンルから、アニメやゲーム、漫画に関するサブカルチャーコンテンツまで様々な部屋が日夜開かれている。ユーザーの知識量や作問力がダイレクトに現れるじつにクイズアプリらしいモードといえるだろう。(一昨年秋から冬にかけて鬼滅の刃が大流行した際は、画面全部が鬼滅部屋で埋め尽くされていたりもしていた)

 ルール設定は幅広く、得点の設定から得失のポイント量などが一定の範囲内で自由に設定できる。

 但し、いわゆる下ネタ関連については、出会い関連の防止のためか、未成年者も使うためからか規制が厳しく、直接的な単語が出た時点で運営により部屋が消されることが多いので注意を要する。

作問について

 古くは解答一覧から遷移する形式だったが、2021年2月のアップデートでトップ画面より作問できるようになった。

 問題文、解答、選択肢という構成になっており、全てを埋めることで問題を作成することが出来る。

 選択肢についてはランダムマッチでも触れた通りだが、解答を入力すると自動的に選択肢付きで文字が生成される便利な機能がついている。古いバージョンでは表記ゆれの誘発が多く、微妙な傾向にあったが、最近では誤答を誘発しやすいーなどが誤選択肢に出現しなくなるようになるなど、多少は使いやすくなっている。

 とはいえ、やはり完全に表記ゆれによる誤答を防げるほど精度が高いわけではないので、作問するときには、少々手間はかかるがすべての文字をチェックしよう。

 また、この作問機能から投稿することによってレート戦に出題されるランダムマッチ用の問題が作れる。その場合には投稿前にガイドラインを熟読することをお勧めする。あまりにマニアックな問題だったり、テンプレート(ですます調など)に沿っていないとせっかくの問題が採用されないからである。

 このアプリはGoogleやTwitterなどのアカウント連携に対応している為、ユーザーの情報と一緒に作問情報を端末に移行できるようになっている。但し、2022年4月1日現在では外部出力には未対応の為、アプリの外に作問データを持ち出したい場合は、Excelやスプレッドシートなどで別途入力する必要がある。

FAQ

課金要素はあるの?

 クイズの解答、ランダムマッチ・フリーマッチの参加、作問機能といった基本的なモードは一切の課金が不要であり、無料で遊ぶことが可能である。クイズ自体は何時間遊ぼうと、何問答えようと、指が内出血起こすほど早押しボタンを連打し続けようと、1円もとられることはない。

 では課金要素がないのかといえばそういうことではない。まずソシャゲではもはやあって当たり前といえる広告があるが、まずこれの削除に360円が必要である。但し、そもそもこのゲームの広告はソシャゲ(スマホゲー)にしてはかなり良心的で、対戦が終わった時に数回に一度程度と常時上下に枠があるくらいであまり気にはならない。削除している人も広告が邪魔だからというよりは、手軽なお布施として課金している人も多い。

 またこのゲームにはダイヤがある。これは他のゲームと同じようなものと考えてもらって結構だが、ランダムマッチやフリーマッチのおまかせモード(ABCのプールから出題)を使った後、履歴から自分が見た問題を見返すことができる機能がある。その履歴は当初10件なのだが、500ダイヤを消費することで10件ずつ増やすことができる。履歴は規定数を超えると見れなくなってしまうが、自分が間違えた問題や気に入った問題などはお気に入りとして別途保存できる機能もある。これは当初5件までで、500ダイヤ消費することで5件ずつ増やせる。

 ダイヤの使い道は他にもあり、出題画面の下に出てくる早押しボタンや、ゲーム中、リザルト画面で打てるスタンプを購入する際にもダイヤが必要である。また、フリーマッチの全員招待機能にもダイヤが必要。

 ただ、ダイヤはそもそもランク到達や一定回数以上の勝利などを要件とする、デイリークエストやシーズンクエストをクリアすることで無料で手に入るものなので、それで事足りてしまう人も少なくない。

 以上の点からみんはやは課金要素がかなり少ない部類のゲームといえよう。クイズというゲーム本来の機能を堪能する分には全く課金は必要ない。

 とはいえ、後述の大型アップデートでこの点は大きく変更されるおそれもあるため、注意を要する。

クイズに勝てないんだけど……

 まずどのランクで勝てないかで回答が分かれる。

 A+以下のランクでずっと足踏みしてしまっている場合は、基本的な知識が不足しているか、単に回数が足りていないだけなので数日も張り付いていれば恐らくはA+くらいまでは上がれるように成る。その際は履歴機能も活用しながらどういう問題でミスるかを検討するとなお良いだろう。

 S以上の場合はこれは解決の難易度が一気に上がる。

 というのもSランク以上のマッチングは、それ以上のランクが全部ひとまとめにされており、Sに入れたばかりの比較的初心者からランキング上位のS8とかS9などまでマッチングであたる可能性があるからである。いわば一般的な大学受験生から東大トップレベルのガチ天才までが一緒くたに同じ試験を受けてるようなものだ。

 この場合何が起こるかというと、問題文の一行目が終わる頃、ひどい場合には最初の数文字で早押しボタンの音が3つ鳴り響き、何が何だかわからないまま押し負けて、敗北するという事が起きてしまうのだ。

 とはいえ、じゃあどうしようもなくね? と諦めてしまうのはまだ早い。それだけマッチングする層が幅広いということは、まだ問題を覚えることで対処でき、勝利できる目もあるからだ。アプリの履歴を見返すのが一番手っ取り早い方法ではあるが、大量のダイヤを必要とするため、Twitterや外部サイトで問題を集積しているところが多くあるのでそこを見て対策していくのが定石といえよう。

 また、フリーマッチで常時開かれるといって過言ではない、おまかせで問題を回している部屋に参加する、もしくは自分でたて、ずっと周回し続けるのも手である。

 しかし、どの手段を取るにしても、S1以上に上がるには相当の時間と手間がかかるのは確実である。いっそのことランダムマッチで勝ち上がるのは諦めて、フリーマッチで自作問を作るなり、もしくはフリーの問題部屋をひたすら歩き回るなりして自分の得意分野や趣味の分野などを深めていくのも一つの道である。

コミュニティ機能は?

 古くからあるフレンド機能と、比較的最近追加されたフォロー機能がある。

 フレンド機能は、1対1対戦に誘うことや、メッセージを送ることもできる機能で、フォロー機能はフォローした人が部屋を建てたときに、その人が通知を送ることで部屋を建てた事がしれる機能である。

 フレンド機能はその人と仲良くしたいとき、フォロー機能はその人の部屋にまた参加したいときに使うのが一般的である。また、Twitterなどのフォロー機能と勘違いして無差別に送るのは迷惑行為なのでやめましょう。

 他のソシャゲにはよく見られる、ギルドやクルーなどの機能はなく、コミュニティ機能は限定されている方のゲームといえよう。

 みんはやのプレイヤーの中にはTwitterを使っている人も多くいるので、もしアカウントを持っているならばフォローしてみるのもいいかもしれない。その中にはみんはや○○部と自称して、サークルや部活のようにふるまっていることもあるが、あくまで内輪的なコミュニティで、公式とは関係がないことは留意しておこう。

大型アップデート(予定)

 2022年3月30日に突如としてみんはやの公式Twitterアカウントが作られ、今夏の大型アップデートが告知された。

 某クイズゲーを真似たかのようなCVつきのキャラクターが出現するなど、これまでのシンプル路線からの転換がはかられようとしており、これからの動向に気を配る必要があるかもしれない。

関連リンク

みんなで早押しクイズ(Playストア)

みんなで早押しクイズ(Appleストア)

みんなで早押しクイズ公式Twitter

関連項目

  • クイズ

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