ゆうやけこやけ

ゆうやけこやけ　とは
　テーブルトークロールプレイングゲーム　の　一つ。
　童謡「夕焼小焼」　とは別である。

概要

ゆうやけこやけ　は
　サンセットゲームズ　が　2006年に発売した
　テーブルトークロールプレイングゲーム（TRPG）。

ゲームデザインは　神谷涼 (ゲームデザイナー)。
表紙や基本ルールブックのイラストレーターは　いけ　さん。

「ほのぼのあったかろーるぷれいんぐげーむ」という
　　ジャンルを確立している。

主な特徴として

• 基本、戦闘などの殺伐としたシーンが一切発生しない。
• 絵本のようなやさしい世界観

TRPG内での略称は「ゆうこや」。

なお、いけ　さんの連載作品『ねこむすめ道草日記』の背景世界は、
このゲームの背景世界とほぼ同じ雰囲気を持つ。

2015年3月でサンセットゲームズの出版権がなくなるために
販売停止になるとの事。

ゲームシステム概要

プレイヤー（ＰＬ）はキャラクター（PC）として
　人に化けることが出来る
　「変化（へんげ）」と呼ばれる力を持つ動物になり、
　困っている人を助けるのが主な目的になる。
　（イメージとしては、『ごんぎつね』などの日本昔話が
　良い例と言える。）

一般的なTRPGでは、進行役としてゲームマスター(GM)と
　呼ばれていることが多いが、このシステムのセッションでは
　”語り手”と呼ばれる。

プレイヤーは
　「狐」「狸」「猫」「犬」「兎」「鳥」
　の6種の「正体」から一つだけ
　キャラクターを選ぶ事が出来る。
　(後で述べるが、世間一般的な”鳥獣”としての
　イメージと違っていても構わない。)

PCの能力は「能力値」「基本能力」「弱点」「追加能力」によって表現される。
　このうち「能力値」と「弱点」はプレイヤーによって任意に決定され、
　「基本能力」は「正体」、「追加能力」は「弱点」に対応して得られる。

ゲームの舞台となる場所は
　現代日本の郊外都市が基本となっているが、
　語り手が「ほのぼの」したストーリーさえ作ることが出来るので
　あれば国や時代は問わない。

ルールブックには「一名町」というサンプルの都市が
　設定されている。

ゲームの進行にサイコロ(ダイス)やカードなどの
　ランダム要素を”一切”使わないという珍しいTRPGである。
全てがロールプレイング（キャラクターとしての演技）のみ
　によってセッションが進行する。

”夢”
　語り手がキャラクターに
　一定の条件で与えられるモノ。
　キャラクターが別のキャラクターに対して
　”夢”を与える事も出来る。
”つながり”
　ノンプレイヤーキャラクター(ＮＰＣ)や
　別のキャラクターに対して
　持っている”夢”を使って
　”つながり”を創ることが出来る。
　街との”つながり”もある。

詳細は　ゆうやけこやけ(ウィキペディア)　へ。

関連動画

関連商品

東方ゆうやけこやけ
　　　
　　　つぎはぎ本舗の関連会社の
　　　オンライン販売ページでの表記による。
　　　スタッフとしてクレジットされている
　　　サークル「つぎはぎ本舗」による
　　　同人の二次創作サプリメント。
　　　製品ではなく、また非公式。
　　　リプレイとデータにより、
　　　東方Ｐｒｏｊｅｃｔのキャラクターを表現できる。

関連コミュニティ

関連項目

• テーブルトークＲＰＧ
• ゆうやけこやけ
• ウィッチクエストＲＰＧ
• サンセットゲームス
• こかげ書店
• つぎはぎ本舗
• いけ(イラストレーター)
• っ夢
• ねこむすめ道草日記
• 東方Project